DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

カエルを捕食するニホンイタチ

この日は谷津田の調査ミッション。お昼前、斜面林によじのぼって圃場を見下ろしていると、現地スタッフのUさんが「イタチがいるよ」と指さします。なるほど、十数メートル下の土水路に渡したフタの上にイタチがいて、カエルを食べていました。

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(20180416 千葉県)

なかなか立派なイタチです。あとでこのイタチがいた場所を計測したところ、頭胴長は30cmを越えていました。イタチはどうもこちらに気づいているようですが、上から下に見下ろす格好になっているせいか、逃げようともせずにせっせとカエルを食べています。カエルはシュレーゲルアオガエルのようです。この日は多数の個体が近隣の水路に出てきていました。温かくなり、繁殖のために這い出してきたところを襲われたものでしょう。動画でどうぞ。



この動画でもクリーム色のものを食べずに残しているのが見えますが、これはカエルの胎内の卵塊。結局、最後まで食べずに放置してありました。

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(20180416 千葉県)

あとで見に行くとそっくりそのまま残っていました。そういえばイタチがカエルの卵塊を食べているところはあまり見ません。「食べたくない」と思う何かがあるのでしょう。

この谷津田では、日頃、イタチの足跡や糞などはよく見かけますし、直接出くわすこともあります。しかし、こうして日中にまとまった時間、その姿を観察することができる機会は貴重なものです。カエルを食べ終えたイタチはひょいとフタの下にもぐりこみ、水路づたいに去ってゆきました。

▽ニホンイタチに関する過去の記事
夜間、水辺に現れたニホンイタチ 2016.3.29
ニホンイタチの轢死体 2012.7.13
ニホンイタチの足跡 2012.6.11
ニホンイタチ 2010.12.21
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[ 2018/04/16 22:28 ] 哺乳類 | TB(-) | CM(0)

フジハムシ

まだ3月だというのに既にサクラは満開、GWくらい暑かったこの日。フジハムシに出会いました。

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(20180329 千葉県)

体長は5、6mmほど。赤と黒の姿、丸っこい体型など、テントウムシっぽいハムシです。名前の通り、食草はマメ科のフジです。新成虫が出現するのは5月くらいのはずですので、この写真のは越冬していたのが暖かくて出てきてしまったものでしょうか。林縁で、茎の先端にじーっととまっていました。

[ 2018/03/30 18:35 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

ハシブトガラスの水浴び

この日は夫婦で千葉市動物公園に行ったのですが、飼育されている動物も可愛いけれどやっぱり野鳥も気になる私。池で水浴びをしているハシブトガラスを撮ってみました。


(20180315 千葉県)

「烏の行水」なんて言いますが、実際のカラスはけっこう時間をかけて水浴びをします。その羽は決して黒一色ではなく、紫や藍色が混じった微妙な色合いなことが濡れているとよくわかりますね。

このカラス、よく見ると上嘴がちょっと欠けています。何か固いものでも突ついたのでしょうか。生活に影響がなければいいのですが。

▽ハシブトガラスの関する過去の記事
アカエイの死骸をつつくハシブトガラスの群れ 2016.4.2
スズキの死体をあさるハシブトガラスたち 2015.9.15
ハシブトガラスの集団水浴び 2015.3.24
ハシブトガラスの採餌 2012.9.23
ハシブトガラス 2009.6.24

[ 2018/03/17 11:35 ] 鳥類 | TB(-) | CM(0)

越冬中のマルカメムシ

枯れて切られたマツの切株の樹皮を少し剥いでみると、マルカメムシが越冬していました。落葉の下などで越冬すると思っていましたが、こんな場所でも冬越しするのですね。

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(20180228 千葉県)

マルカメムシといえば集団越冬。あたりを探してみると、集団というほどではないものの数頭が見つかりました。甲虫みたいな外見ではあるものの、けっこうくさいカメムシです。ご自宅の物陰などで越冬しているのを見つけてしまっても、手でつまんで捨てたりはしない方が無難でしょう。下広がりの体形などけっこうかわいいのですけれど。

▽マルカメムシに関する過去の記事
マルカメムシ 2010.2.8

[ 2018/03/02 18:14 ] 昆虫類・カメムシ目 | TB(-) | CM(0)

越冬中のコアシダカグモ

谷津の奥の方に転がっていた、今は使われていないニホンミツバチの巣箱をひっくり返してみたら、コアシダカグモがひそんでいました。ここで越冬していたようです。

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(20180228 千葉県)

アシダカグモよりは小さいとは言え、なかなかの大きさです。しかも縞模様が濃いので、見た感じきわめて立派なクモという印象を受けます。

屋内に住みつくアシダカグモとは異なり、こちらは森林や岩場、洞窟などに生息するクモ。この日は同じ谷津のスギの木の樹皮の下でも見つけました。今日などは暖かいですから、夜になるとそろそろ動き回ったりするのでしょうか。

▽コアシダカグモに関する過去の記事
コアシダカグモ 2014.7.24

[ 2018/03/01 21:02 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)