クチキコオロギ

2017.11.05(Sun)

クチキコオロギは、エンマコオロギよりさらに大きい巨大なコオロギです。しかしながら比較的近年になってコオロギ科でなくマツムシ科に含められるようになりましたので、あんまりコオロギコオロギ言うのは厳密にはちょっと気が引けるという感じもあります。

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(20171103 千葉県)

翅が短いのは幼虫だからではなく、これで成虫です。名前の通り森林に棲み、朽木や樹皮の下などで暮らしています。この写真のような雌は成虫で越冬し、来年の春には卵を産むはずです。

※クチキコオロギ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


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Category: 昆虫類・バッタ目

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ショウリョウバッタモドキ

2017.09.07(Thu)

名前に「もどき」なんてついていますと、ニセモノみたいでなんだか気の毒ですね。今回紹介するのはショウリョウバッタモドキです。名前からしてバッタもん、という感じになっちゃってますね。きちんとした独立種なのですが・・・

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(20170824 袖ヶ浦市)

「元ネタ」のショウリョウバッタより一回り小さく、後脚が短く、触角の感じや全体のプロポーションなどもけっこう違います。草地でイネ科植植物を食べて暮らしており、どちらかと言うとショウリョウバッタより湿度の高い環境を好むようです。この写真の個体は、谷津田の斜面林の林縁にいました。ショウリョウバッタモドキは、従来千葉県のレッドデータブックに「D(一般保護生物)」として記載されていましたが、2011年の改訂版では、造成地を中心に記録が多いということから削除されています。とは言え、どこででも観察できるという虫ではなく、その生息域は限られている印象です。そうした生息地では、成虫の姿は10月頃まで見ることができます。

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ツマグロバッタ

2017.07.22(Sat)

ツマグロバッタ、ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキなどいろいろな名前があるこのバッタ。肢の関節部分と翅の先端に黒い部分があるのが「褄黒」の名の由来です。

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(20170720 千葉市緑区)

この写真のは雄で、雌はもっとくすんだ褐色をしています。体のサイズも雌の方が一回り大きくなり、ツチイナゴに少し似た姿をしています。

湿度の高い草むらによく生息しています。この写真の個体は耕作放棄されて久しい、ジャングル化した谷津田のあとで撮影しました。

近年、農地の荒廃が各地で進み、こうしたジャングル化した休耕田は非常に増えました。もはや人が足を踏み入れることもなくなったそのような藪の中で、こうしたバッタたちはひっそりと繁殖しているのでしょう。

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11:46 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ササキリ

2016.10.14(Fri)

林縁でよく見られるササキリは、なかなか美しいキリギリスです。

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(20161014 千葉市緑区)

2cmくらいの大きさです。名前の通り、ササやその近縁のイネ科植物をよくかじり、また動物質のものも食べます。この写真の個体は、長い産卵管が雌であることを示していますね。卵で越冬し、翌年の梅雨の季節に孵化、夏の終りには成虫が現れるという生活史です。もうじきこの虫たちも消えたら、冬の訪れですね。

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21:18 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アシグロツユムシ

2015.10.30(Fri)

キリギリス科のツユムシの仲間で、脚が褐色をしているので脚黒露虫。名は体を表すネーミングですね。

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(20151027 鴨川市)

お尻の先端の鎌のような産卵管が、雌であることを示しています。関東地方以南では夏と秋の年二回、成虫が発生し、卵の状態で越冬します。人家の周りよりも丘陵地や山地に多い虫です。この写真を撮ったのは、渓流の脇の砂地でした。

▽アシグロツユムシに関する過去の記事
アシグロツユムシの幼虫 2011.8.1

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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