フナムシ

2015.07.10(Fri)

梅雨ですね。この日(7月8日)はしとしとと雨が降る中、近所の海岸に行ってみました。

うぎゃっ。

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(20150708 千葉市美浜区)

うぎゃぎゃぎゃっ。

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(20150708 千葉市美浜区)

磯をびっしりと埋め尽くしてフナムシだらけでありました。晴れた日はそれほど目立たないフナムシ、雨の日になると俄然、打って出てきます。海からかなり離れた道路でも這い回っているのが散見されました。

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(20150708 千葉市美浜区)

大きいものだと体長は5cmほどにまで達します。やたらたくさんいる上にシャカシャカとした動きが気持ち悪がられるフナムシですが、動物の死骸から様々な堆積物まで幅広く食べ、海辺の掃除屋さんの役割を果たしています。毒もないので、人間にとっては別段、害になる生き物ではありません。カメラを向けるどころか視線を向けただけで凄いスピードで走って逃げる姿を見ると、その身体能力には尊敬の念さえ抱きます。

▽フナムシ
千葉市RDB・C(要保護生物)


ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ 2015-06-17
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Category: 等脚類

22:40 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ミズムシ

2012.02.15(Wed)

ミズムシといっても、おとうさんの足にできるあれのことではありません。また、カメムシ目に属する水生昆虫にも同名のものがいますが、今回取り上げるのはこれです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20120214 袖ヶ浦市)


見ての通り、ワラジムシの仲間です。淡水に棲むワラジムシは、国内ではこれだけです。体長は1cm程度。


水質汚染に極端に強く、見るからにドブみたいなところで大発生することがあります。「汚い水」の指標生物ともされますが、だからといって綺麗なところにはいないかというとそんなことはなく、さまざまな水環境で見ることができます。止水や、流れの淀んだ場所の水底の落葉などをすくうと出てきます。そういうところで、腐敗しつつある堆積物やなんかを食べているのです。



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Category: 等脚類

17:46 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

タイノエ

2010.01.19(Tue)

※本日の記事は、足がいっぱいある系の生き物、甲殻類が苦手な方は閲覧にご注意ください。


さて、寒い日はやはり鍋です。ちょっと贅沢にタイを投入!10cmくらいの大きさだけどね。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100118 千葉市若葉区)


んでですね。このなんだかフナみたいなタイをはふはふと食べていると、妙なものが出てきました。長さは1cm程度でしょうか。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100118 千葉市若葉区)


タイノエです!


ダンゴムシやワラジムシなどと同じ等脚類で、タイの口の中に住みつき、タイの食べるもののおこぼれにあずかって生活しているという、なんともグロテスクな生活をしている生き物なのです。雌雄一対で同じ口の中に住み着いている場合もあり、大きいほうが雌なんですって。断っておきますが、掌に乗せているこの写真、無論生きてはいません。何しろ煮ちゃってあるのですから。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100118 千葉市若葉区)


ワラジムシやフナムシに尾ひれをつけたような格好ですね。裏から見るとこう。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100118 千葉市若葉区)


このタイノエが寄生した魚を食べても100パーセント、人体に何ら悪影響はないということなので、ご安心ください(あったら困る!このタイみんな食べちゃったんだから)。ついでに、このタイノエ自体も食べられないものでもないそうです。私はちょっと箸が進まないので、どなたか勇気のある方は、料理中などに見つけた際に是非、お試しください。<他人に回すな



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Category: 等脚類

11:34 | Comment(10) | Trackback(-) | EDIT

ワラジムシ

2009.09.03(Thu)

幼稚園児だった頃、ダンゴムシ を丸めるのが病的に好きでした。


とにかく見つければ片っ端から掌に乗せ、指で丸めて遊んでいました。ところが、どうしても丸まらない奴がいるのです。そいつらは他の連中よりすばしっこくて捕まえるのもたいへんで、形もスマートでした。今にして思えば、それは私が実践によって生き物の形態の違いを発見した初めての事例でありました。そしてある日ついに私は思い余って誰か大人に尋ね、それはワラジムシといってダンゴムシとは違う種類であることを知ったのです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090901 千葉市若葉区)


湿った暗がりや物陰を好む生活シーンも、雑食性の食性もダンゴムシと似ています。幼かった私が感じた通り、ダンゴムシよりも高速でシャカシャカと歩き、横から見るとダンゴムシよりずっと平べったい姿をしています。


実のところ、ダンゴムシとワラジムシは共にワラジムシ目ワラジムシ亜目に属しています。ワラジムシ目のひとびとは陸地・淡水・海水と様々な舞台で繁栄を遂げていて、中にはメキシコ湾などの海底に棲むダイオウグソクムシのように、体長50cmに達するとてつもないのもいます。なんとネコ並みの大きさというわけで、いっぺん生きている実物を見てみたいものですね。

Category: 等脚類

21:27 | Comment(10) | Trackback(-) | EDIT

オカダンゴムシ

2008.05.04(Sun)

はい、ダンゴムシです。丸めて遊ぶと楽しいダンゴムシです。


   

(20080428 千葉市若葉区)


本当は丸まってるところを写真に撮りたいのですが、このブログは「触らず見るだけ」をモットーとしておりますので、控えさせていただきました・・・というのは建て前で、実はこのひと、こうして歩き出す前は犬のウ○コをせわしなくがつがつ食べていたので、あんまり触りたくなかっただけです。


一応付け加えておくと、ウン○のようなものを専門的に食べているわけではなく、広範囲的な雑食性なのです。落ち葉や腐葉土を食べて分解し、良質の土を生産するので益虫扱いされることもあれば、野菜等の苗や芽を食害して農業害虫として扱われることもあります。もちろん虫や動物の死骸も食べます。雌雄異体で、色が濃くてモノトーンなのが雄、背中に模様が入っているのが雌です。するってえと模様のいっぱいある方が美人さんだったりするのかも知れず、このひとなどは非常に美しいとされているのかもわかりません。



 

(20080429 千葉市若葉区)


実はなんと、このオカダンゴムシもヨーロッパ原産の帰化動物で、日本には明治以降になってから入ってきたのだそうです。元々日本にも在来種のセグロコシビロダンゴムシ等がいますが、こちらは山地に行かないとなかなか見られません。オカダンゴムシは簡単に飼えるので学校で教材に使われたりもしますが、そういうときには子供たちに一言、そういうことも教えてあげるべきだと個人的には思います。教えてどうする、ということではなく、そのことを知識として知った十人の子供のうち、そのことについてちょっとでも考える子供がひとりでもいれば、それこそが教育というものではないでしょうか・・・などとなぜか偉そうに語りつつ今回はオシマイ。

Category: 等脚類

22:48 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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