DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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ホソミオツネントンボの越冬型

暖かかったこの日。林縁にはたくさんのホソミオツネントンボが飛び交っていました。もう、鮮やかなブルーの個体はいません。みなくすんだ褐色をしています。

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(20171129 千葉県)

ホソミオツネントンボは年に二度、発生します。夏に生まれた個体は成虫のままで越冬し、春が来ると雄は鮮やかなコバルトブルー、雌は水色に変化し、繁殖行動を行なって死にます。そして夏型が誕生し、こちらも秋までに死にますが、その前に越冬型を生み出すというわけです。

この写真の雌も、これから冬を乗り越え、来年、田んぼに水が入る頃に誰かと出会うのでしょうか。ホソミオツネントンボの「オツネン」が、漢字だと「越年」であるゆえんです。生き物たちの冬は、常に春の要素を含んでいます。

▽ホソミオツネントンボに関する過去の記事
ホソミオツネントンボの産卵・2014年 2014.4.23
ホソミオツネントンボの産卵 2013.5.10
越冬明けのホソミオツネントンボ 2013.3.31
ホソミオツネントンボの未成熟個体 2010.7.9
ホソミオツネントンボ 2009.5.7

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[ 2017/12/01 20:38 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

モートンイトトンボ(♂)

谷津の奥にあるこの池では一昨年、昨年と観察してきたモートンイトトンボ。今年は雄を撮影することができました。

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(20170530 袖ヶ浦市)

夕闇が迫る時刻、池の周囲の草むらを飛び交っておりました。体長は3cmほどしかなく非常に細いので、目を切るとすぐに見失ってしまいます。しかし、腹部が橙色をしたその姿は非常に美しいものです。

モートンイトトンボの確実な産地は、県内では10ヶ所程度しか知られていないそうです。この場所では、管理している方の奮闘努力の甲斐あって、この三年間、むしろ増加傾向にある印象です。昨年と同じくその姿を見ることができた、あるいは昨年よりも多くなっているのを確認できた、というのは、継続して調査を行う上で非常に嬉しいものがあります。まして、こうした希少な生物の場合はなおさらです。

※モートンイトトンボ
環境省RDB・NT(準絶滅危惧)
千葉県RDB・B(重要保護生物)


▽モートンイトトンボに関する過去の記事
モートンイトトンボの未成熟♀ 2016.5.18
モートンイトトンボ 2015.6.19

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[ 2017/06/01 17:20 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

ホンサナエ(♂)

水の入ったばかりの田んぼで、おぼれかけているトンボを発見。

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(20170418 千葉市若葉区)

おっと、ホンサナエの雄です。

どうしてこうなったのかはわかりませんが、バタバタともがく翅も弱々しく、もはや風前の灯火という感じ。とりあえずつまみ上げました。

20170418IMG_6586.jpg
(20170418 千葉市若葉区)

尾部がぐっと太くなっているのがこのトンボの雄の証明です。ホンサナエは千葉市内では大変に記録が少なく、私も2013年に雌を1頭見つけたっきりです。ホンサナエは河川で発生するトンボです。2013年の時と今回では水系が異なっているので、千葉市内でもいくつか点在して細々と発生しているのでしょう。とりあえず、杭にとまらせてみました。

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(20170418 千葉市若葉区)

泥で汚れてしまっているけれど、太短い体型、胸部の模様などの特徴が分かるかと思います。元気で寿命を全うしてくれるといいなあと思います。

※ホンサナエ
千葉県RDB・B(重要保護生物)


▽ホンサナエに関する過去の記事
ホンサナエ 2013.5.31

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[ 2017/04/20 19:28 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

コシボソヤンマ

その名も「腰細」ヤンマ。トンボでありながら、まるでハチみたいに腹部がくびれているのが特徴です。

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(20160831 袖ヶ浦市)

千葉県内では房総丘陵を中心に生息しています。早朝や夕暮れ時に飛び回る、いわゆる「黄昏ヤンマ」の仲間で、成虫にはなかなか出会いにくいトンボでもあります。

日本固有種でもあります。この場所では2011年に付近で幼虫を見つけ、その時はブログに「来年の夏、成虫を紹介できれば・・・」なんて書いたのですが、結局5年かかってしまいました。次回は産卵行動を紹介したいものです。

※コシボソヤンマ
千葉県RDB・C(要保護生物)


▽コシボソヤンマに関する過去の記事
コシボソヤンマのヤゴ 2011.10.1

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[ 2016/08/31 21:40 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

オオイトトンボの未成熟個体

モートンイトトンボの未成熟個体と出会ったこの日。少し離れた別の池で、また見慣れないイトトンボと遭遇しました。

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(20160518 袖ヶ浦市)

オオイトトンボの未成熟個体です。成熟すると美しい水色のメタリックに成長するオオイトトンボ。羽化したてはこのような、鶯色のような若草色のようなカラーリングなのです。しかし、複眼の後ろの三角形の大きな「眼後紋」、眼と眼とをつなぐ「後頭条」、その他の特徴はこれがオオイトトンボであることをはっきり示しています。

この池では毎年夏、オオイトトンボが多数観察されます。イトトンボが日光を浴びてきらきらと舞っている姿はたいそう魅力的なもので、私のような人間は、眺めすぎて日射病にならないように注意が必要です。昨年はそれでちょっと危ない思いもしました。皆様も気をつけましょう。

※オオイトトンボ
千葉県RDB・B(重要保護生物)


▽オオイトトンボに関する過去の記事
キクヅキコモリグモ、オオイトトンボを捕食する 2014.7.18
オオイトトンボの連結産卵・2012年 2012.7.26
オオイトトンボの連結産卵 2011.9.2
オオイトトンボ 2011.7.31

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[ 2016/05/19 19:15 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

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