クロベンケイガニ

2016.10.03(Mon)

昨日のエビガラスズメの記事と同じく、旧中浜小学校跡地をご案内頂いている際に、校舎周辺で数頭のクロベンケイガニに出会いました。校舎のあたりは湿地帯になっています。

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(20160927 宮城県亘理郡山元町)

河口域でよく見られるカニで、陸上で暮らしはしますが水からそう遠く離れることはありません。ベンケイガニよりも黒っぽく、アシハラガニと比べると甲羅の側面に切れ込みがありません。色を別にすればアカテガニにやや似ていますが、甲羅の表面がより盛り上がっています。

この地で暮らしていたカニたちは、大津波で一度さらわれたはずです。繁殖のために海と陸とを行き来するこのようなカニたちは、5年半の歳月を経て、校舎の跡地で暮らしています。

※クロベンケイガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


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Category: エビ・カニ類

13:29 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヤマトオサガニのウェービング(求愛行動)

2016.08.04(Thu)

谷津干潟です。大小さまざまなヤマトオサガニが採餌したり歩き回ったりしています。

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(20160803 習志野市)

ハサミの大きい方が雄です。この雄たちは、ハサミを体の前で揃えて上下させるような、不思議な動作を繰り返します。これはウェービングと呼ばれるもので、雌に対する求愛行動です。動画で追ってみました。



・・・つぎつぎと雌の気を引こうとしては逃げられ、追いかけても逃げられ。この動画の雄には若干、悲哀が漂っていますね。

※ヤマトオサガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


▽ヤマトオサガニに関する過去の記事
ヤマトオサガニ 2010.5.20

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Category: エビ・カニ類

11:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

イソガニ

2015.10.15(Thu)

名前の通り、磯やテトラポットの陰のようなところでよく見られるイソガニ。どうしたわけか、真昼間から砂浜を無防備にとことこ歩いているやつがいました。

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(20151015 千葉市美浜区)

甲幅は3cmほど。北海道以南の岩場のある海岸に分布し、小動物、死骸、海藻など何でも食べる雑食性です。複雑な模様のある甲、しましまの脚、紫のドットが入ったハサミなど、よく見るとなかなかおしゃれな姿をしていますね。

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Category: エビ・カニ類

17:40 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

モクズガニ(♀)

2015.07.21(Tue)

この日は谷津田の調査ミッション。前日に水路に仕掛けて頂いていたかご網を引き揚げると、モクズガニが入っていました。

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(20150720 袖ヶ浦市)

ハサミが小さく、「藻屑」部分が少ないので、引っくり返しておなかを見るまでもなく雌であることがわかります。甲幅は6cmほど、脚の先から先までだと20cmくらいはありそうで、なかなかの迫力です。

この場所には毎月かご網を仕掛けて頂いて中身を調べているのですが、2012年の6月にもやはりモクズガニがかかったことがあります。さらに谷津の上部の湧水で子ガニを捕まえたこともありますから、普段は姿を見せないものの、近辺に生息しているのでしょう。モクズガニはこのような淡水で暮らし、成長するとある段階で海へ降りて交尾・繁殖を行い、そこで死にます。生まれた子ガニは成長とともにまた川を遡上してくるという生活史を持っています。誕生から繁殖して死ぬまで、その寿命は数年程度。このカニもやがて、死ぬために、生み出すために、海へと降りてゆくのでしょう。

※モクズガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)
千葉市RDB・A(最重要保護生物)


▽モクズガニに関する過去の記事
ギャラリーいなげのモクズガニ 2011.8.13

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Category: エビ・カニ類

23:22 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ユビナガホンヤドカリ

2015.06.05(Fri)

ヤドカリってほんとに楽しい生き物です。なにしろ貝殻を背負っているのですから。元来別の生き物であった貝殻を背負って身を守るよすがとし、自分の体の成長にあわせてより大きな貝殻に移り住んでいく。一体進化の過程のどこで、このような習性を獲得したのでしょう。ちなみにヤドカリの中でも貝殻に入らないグループもあり、ヤシガニやタラバガニがそうです。

私の家の近所の海岸には、ユビナガホンヤドカリがたくさんいます。

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(20150604 千葉市美浜区)

幅1、2cmの貝に入っていることが多い、小型のヤドカリです。しましまの脚がなかなかかわいらしいですね。この写真の個体は、ちょうど砂の中にはさみを突っ込んでは、何やら食べているところでした。おそらく砂中のデトリタス(有機堆積物)をあさっていたのでしょう。ユビナガホンヤドカリは、国内では北海道の石狩湾から九州まで広く分布しており、東京湾でも全域で姿を見ることができます。

Category: エビ・カニ類

22:03 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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