DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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ベンケイガニ

この日はデンマーク人二名と鋸山に登るということをやっておりました。小雨が降りけむり湿度が極めて高く、大きなカニたちが何匹も道路上を歩き回る姿が見られました。おなじみのアカテガニだけでなく、ベンケイガニにも出会うことができました。

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(20170804 富津市)

「弁慶」の名に恥じず、大きくてゴツゴツした感じの蟹です。アカテガニとは、甲羅のサイド、眼のやや下あたりに「切れ込み」が入っていることで区別できます。また甲羅自体も凹凸が多く、何と言うか筋肉質な感じがします。

河口付近の河川沿いに生息し、一生、水から遠く離れることはありません。房総半島ではその生息数は決して多くなく、県のレッドデータブックでは「B(重要保護生物)」にランクされています。

※千葉県RDB・B(重要保護生物)

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[ 2017/08/09 22:41 ] エビ・カニ類 | TB(-) | CM(0)

クロベンケイガニ

昨日のエビガラスズメの記事と同じく、旧中浜小学校跡地をご案内頂いている際に、校舎周辺で数頭のクロベンケイガニに出会いました。校舎のあたりは湿地帯になっています。

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(20160927 宮城県亘理郡山元町)

河口域でよく見られるカニで、陸上で暮らしはしますが水からそう遠く離れることはありません。ベンケイガニよりも黒っぽく、アシハラガニと比べると甲羅の側面に切れ込みがありません。色を別にすればアカテガニにやや似ていますが、甲羅の表面がより盛り上がっています。

この地で暮らしていたカニたちは、大津波で一度さらわれたはずです。繁殖のために海と陸とを行き来するこのようなカニたちは、5年半の歳月を経て、校舎の跡地で暮らしています。

※クロベンケイガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


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[ 2016/10/03 13:29 ] エビ・カニ類 | TB(-) | CM(0)

ヤマトオサガニのウェービング(求愛行動)

谷津干潟です。大小さまざまなヤマトオサガニが採餌したり歩き回ったりしています。

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(20160803 習志野市)

ハサミの大きい方が雄です。この雄たちは、ハサミを体の前で揃えて上下させるような、不思議な動作を繰り返します。これはウェービングと呼ばれるもので、雌に対する求愛行動です。動画で追ってみました。



・・・つぎつぎと雌の気を引こうとしては逃げられ、追いかけても逃げられ。この動画の雄には若干、悲哀が漂っていますね。

※ヤマトオサガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


▽ヤマトオサガニに関する過去の記事
ヤマトオサガニ 2010.5.20

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[ 2016/08/04 11:00 ] エビ・カニ類 | TB(-) | CM(0)

イソガニ

名前の通り、磯やテトラポットの陰のようなところでよく見られるイソガニ。どうしたわけか、真昼間から砂浜を無防備にとことこ歩いているやつがいました。

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(20151015 千葉市美浜区)

甲幅は3cmほど。北海道以南の岩場のある海岸に分布し、小動物、死骸、海藻など何でも食べる雑食性です。複雑な模様のある甲、しましまの脚、紫のドットが入ったハサミなど、よく見るとなかなかおしゃれな姿をしていますね。

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[ 2015/10/15 17:40 ] エビ・カニ類 | TB(-) | CM(0)

モクズガニ(♀)

この日は谷津田の調査ミッション。前日に水路に仕掛けて頂いていたかご網を引き揚げると、モクズガニが入っていました。

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(20150720 袖ヶ浦市)

ハサミが小さく、「藻屑」部分が少ないので、引っくり返しておなかを見るまでもなく雌であることがわかります。甲幅は6cmほど、脚の先から先までだと20cmくらいはありそうで、なかなかの迫力です。

この場所には毎月かご網を仕掛けて頂いて中身を調べているのですが、2012年の6月にもやはりモクズガニがかかったことがあります。さらに谷津の上部の湧水で子ガニを捕まえたこともありますから、普段は姿を見せないものの、近辺に生息しているのでしょう。モクズガニはこのような淡水で暮らし、成長するとある段階で海へ降りて交尾・繁殖を行い、そこで死にます。生まれた子ガニは成長とともにまた川を遡上してくるという生活史を持っています。誕生から繁殖して死ぬまで、その寿命は数年程度。このカニもやがて、死ぬために、生み出すために、海へと降りてゆくのでしょう。

※モクズガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)
千葉市RDB・A(最重要保護生物)


▽モクズガニに関する過去の記事
ギャラリーいなげのモクズガニ 2011.8.13

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[ 2015/07/21 23:22 ] エビ・カニ類 | TB(-) | CM(0)

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