DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

越冬中のコアシダカグモ

谷津の奥の方に転がっていた、今は使われていないニホンミツバチの巣箱をひっくり返してみたら、コアシダカグモがひそんでいました。ここで越冬していたようです。

20180228IMG_0484.jpg
(20180228 千葉県)

アシダカグモよりは小さいとは言え、なかなかの大きさです。しかも縞模様が濃いので、見た感じきわめて立派なクモという印象を受けます。

屋内に住みつくアシダカグモとは異なり、こちらは森林や岩場、洞窟などに生息するクモ。この日は同じ谷津のスギの木の樹皮の下でも見つけました。今日などは暖かいですから、夜になるとそろそろ動き回ったりするのでしょうか。

▽コアシダカグモに関する過去の記事
コアシダカグモ 2014.7.24

スポンサーサイト
[ 2018/03/01 21:02 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

ビジョオニグモ

「美女」であり、かつ「鬼蜘蛛」。何がどう美女なのかというと、ものの本には「模様が綺麗だから」などと身もふたもないことが書いてあったりします。はあ。

20170728IMG_8338.jpg
(20170728 袖ヶ浦市)

腹部はまるで顔のよう。くの字型の黒い斑紋がまるで「口ひげ」みたいにも見えますね。平地から山地まで生息し、雑木林の周辺などの環境で見られるのですが、それほど出会う機会が多いクモでもなく、房総半島では決してその生息数は多くないように思われます。木の枝や植物の間に垂直円網を張ります。その網は金色がかっていて、実際美しいものです。しげしげと眺めてしまうほど綺麗なのは、クモ本体よりもむしろこの網なのかもしれません。

愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-08-20
売り上げランキング : 144405

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[ 2017/08/01 23:30 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

ヌサオニグモ

里山で出会えるオニグモの仲間はたくさんいますが、その中でもヌサオニグモは小さいけれど美しい種の一つです。

20170628IMG_7942.jpg
(20170628 袖ヶ浦市)

名前のヌサというのは神社とかで注連飾りに使ったりする「幣」のことで、その独特な模様を見立てての命名です。体長はわずかに5~8mmほど。垂直円網を張りますが、植物を折り曲げてこしらえた巣におさまっていることもあります。この写真も、そうした巣から出てきたところを撮影したのでした。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 147640

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[ 2017/07/07 22:41 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

イオウイロハシリグモ、サトキマダラヒカゲを捕食する

この日は谷津田の生き物調査ミッション。林縁をひらひら飛んできたサトキマダラヒカゲが、シダの葉にとまりました。

20170628IMG_7863.jpg
(20170628 袖ヶ浦市)

これを見たのが午前11時過ぎ。午後2時になって同じところをもう一度通りかかると、何が起こっていたかというと・・・



イオウイロハシリグモにつかまっていました!

どうやらあの後すぐ捕えられたようです。網を作らず、植物上などを走り回って獲物を捕食するイオウイロハシリグモ。大量の生き餌を必要とし、かつ農薬に弱いこのようなクモの生息状況は、谷津田の環境が健全に保たれているかどうかの一つの指標ともなります。この谷津田には実にたくさんのこの種のクモが生息していますが、それはまさしく、そのようなことを示しているのでしょう。

▽イオウイロハシリグモに関する過去の記事
卵嚢を運ぶイオウイロハシリグモ 2012.10.15
イオウイロハシリグモ 2010.2.13

▽サトキマダラヒカゲに関する過去の記事
サトキマダラヒカゲ 2009.8.16

愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-12-19
売り上げランキング : 88763

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

[ 2017/06/30 19:50 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

タカサゴキララマダニ

動物調査ミッションからの帰り道。コンビニに寄って車を降りようとすると、ジーンズの腿のところにでっかいマダニが食いついているのに気づきました。

20170530IMG_7488.jpg
(20170530 袖ヶ浦市)

さすがに一瞬、ぎくりとしました。このダニはタカサゴキララマダニといい、東南アジアから関東地方以南にかけて分布する南方系のマダニです。森林や藪などに生息し、幼虫、若虫、成虫の三段階でそれぞれ異なる動物から吸血します。これは立派な成虫ですから、その宿主はイノシシやシカ、あるいは人間のような比較的大型の動物です。この日の午後のどこかで私に取りつこうとして、ジーンズにとりついてしまったのでしょう。

こうしたマダニに咬まれた時、慌てて手で引っ張ったりすると口器だけが体に残ってしまって後がよろしくないことになるのですが、ダニ取り用のピンセットもアルコール綿も持ってませんでしたし、だいいち食い入っているのは私の皮膚ではなく布地なので、慎重に指でつまんで外します。物凄くしっかり咬みついており、そうとう力が要ります。薄くて固い体も独特の触感です。

20170530IMG_7493.jpg 20170530IMG_7494.jpg
(20170530 袖ヶ浦市)

ご覧のように、その体長は7mmに達するほど。ダニというとなんとなく顕微鏡的な大きさの生き物と思っていらっしゃる方も多いことでしょうが、マダニはかなり大きく、このタカサゴキララマダニの場合、十分に吸血すると25mmほどにまでふくれるのです。こんなものに刺されたら、それは虫刺されというよりはもはや怪我のカテゴリーですね。様々な病原菌を媒介することもあるので、その点も注意が必要です。これからの季節、野外を歩く皆様はこういったものと遭遇する確率も高まってまいります。もしも刺されてうまく外せなかったり、外すのが怖かったり、何か症状が出たような場合は迷わず皮膚科に行きましょう。

[ 2017/06/02 22:00 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。