シーボルトミミズ

2015.08.15(Sat)

大分県で出会った生き物の第四弾。今日は青光りする巨大なミミズ、シーボルトミミズの登場です。

20150815.jpg
(20150807 大分県宇佐市)

この種の最大の個体は40cmを越えるようです。この写真の2頭はいずれも20cm台前半程度でしたが、それでも見つけた時は「おおっ」と思いました。大迫力です。動画でご覧ください。



地方によりヤマミミズ、カンタロウミミズなどさまざまな別名を有するこのミミズの名前は、かのフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが日本で採集し、オランダのライデン博物館に持ち帰ったことにちなんでいます。「シーボルト→ライデン博物館」というパターンは、かのニホンオオカミなどと同じですね。シーボルトミミズは日本固有種であり、東海地方あたりを東限とする西日本に分布しています。

私自身、現物に出会ったのは初めてでした。いやはや、このツヤ!

201508151.jpg
(20150807 大分県宇佐市)

ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ 2015-06-17
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Category: 環形動物

15:12 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヤマビル

2011.06.20(Mon)

さて、昨日の記事で取り上げたモリアオガエル を撮影し、ほくほくしていた私。しかしふと左前腕部に痒みを感じ、覗き込むと・・・わっ。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110615 鴨川市)


久々にやられました。これだから、山歩きするときは長袖を着ましょうよって話なんですよ。ある意味自業自得です。気持ち悪いのを我慢してとりあえず撮影しているうちにただ痒いだけでなく痛痒くなってきました。良い子は写真なんか撮ってないですぐはがしましょう。ヤマビルって口の内側が「かえし」のついた吸盤になってましてですね、引っ張っても伸びるだけでなかなかとれないんですよ。下手をすると途中でちぎれて頭だけ残ったりします。しかも、頭としっぽと両方でくっついているんです。ライターであぶったりすれば簡単なのですが、持ってませんでした。結局、慎重に引っ張って外しました。


ヤマビルは通常、落葉の陰や樹上なんかにいて、人を含む大型生物の接近を温度や炭酸ガスによって感知し、とりつきます。おそらくこのひとはモリアオガエルを撮った茂みの中のどこかにいたのでしょう。吸血する際には「ヒルジン」というそのまんまの名前の化学物質を分泌し、獲物に痛みを感じさせず、かつ血液の凝固を妨げます。このため、いつの間にか気がつくと血がだらだら・・・というような事態になるのです。私は早めに気づいて運が良かったです。


これが約8時間後の痕跡。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110615)


大きいほうが頭の、小さいほうが尻尾のくっついた痕です。あまり吸われる前にとれたのでこの程度で済みました。しかし5日経った現在、私の腕にはまだうっすらと痕が残っています。世の中には、つけられてもうれしくないキスマークというものが存在するのです。



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17:58 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ウマビルの動き方

2011.05.31(Tue)

千葉に帰っても、結局、何かと言えば田んぼをのぞく私。この日通りすがった田んぼではウマビルがウニウニと移動しているのに出会いました。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110527 千葉市若葉区)

ウマビルはけっこう大型のヒルですが、「体長は〇cmです」となかなか言い切りにくい生き物です。伸びてる時と縮んでる時で全然違うからです。水中を這うというか伸縮前進するその姿を動画に撮ってみました。



これだと行き当たりばったりというか、心もとない移動の仕方に見えるけれど、その気になればけっこう上手に泳ぎ回ることだってできるのです。以前、年配の女性から「昔はこれ、掌でまるめて遊んだのよ。まんまるになっておもしろいの」というすごい話を聞いたことがあります。いくらウマビルは人の血を吸う種類ではないとわかっていても、さすがの私もそれはちょっと二の足を踏んでしまいます。


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23:06 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ウマビル

2010.05.29(Sat)

田んぼをじーっと覗いてみます。


しばらくして目が慣れると、いろいろな生き物が見えてきます。オタマジャクシ、ヤゴ、小型のゲンゴロウの仲間、いろいろな巻貝。規則的に動くもの、不規則に動くもの。おっ、なんか緑色のものが泳いでいったぞ。


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(20100527 千葉市若葉区)


しかし写真は上の通りいまいち。もっと撮りたいけど、あーあ、行っちゃったよ。他にもいないかな?


いた。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100527 千葉市若葉区)


この鮮やかな色彩はウマビルです。よくチスイビルと混同されますが、これは人の血は吸いません。もっぱら水中の小動物を獲物としています。この個体も今まさに何かにしっかりと抱きついて食事中のご様子。食べているのはどうもモノアラガイのような貝のようです。


それはしっかりと抱きついており、こんなことしても放れません。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100527 千葉市若葉区)


農薬や水の流れ方などいろいろなファクターにより、田んぼというものは、近辺のどこにでも同じ生き物が同じようにいるというわけではありません。ある田んぼには全く生き物の影も形もなく、その隣では豊富な生き物がいる、なんてことはよくあります。このヒルがいた田んぼには生き物が多く、私が腰を上げて歩き、しばらくして振り返るとたくさんのアオサギが集まっていました。



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18:07 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

フトミミズ

2010.01.13(Wed)

さて、あらかじめお断りしておきますが本日はミミズの記事です。画像もいっぱいあります。そういうのが苦手な方は十分にご注意ください。あとで「うっかり食事中に見ちゃったじゃないか!」とかいう怒りのお便りを送ってこられたりしても困ります。


ということで、真冬だというのに、こんなのが足元にニョニョーっと這い出してまいりました。おお!でかいど、でかいど!


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100113 千葉市若葉区)


比べるものがないといまいちピンと来ないと思います。まずは私の手と比べて・・・


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100113 千葉市若葉区)


も、完全に長い!ならば足はどうだ。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100113 千葉市若葉区)


ちょっと縮んでいる状態で、ほぼ互角!ちなみに私の靴は26cmです。つまりこのひと、伸びれば30cm近い長さがあるということなのです。


実は私、カエルやカメを飼っていた時分にはせっせと餌として掘り出していたくせに、ミミズの種別のことはよくわからないので今まで記事にしてこなかったのですが、これはおそらくフトミミズ、釣りをする人が「ドバミミズ」というやつでしょう。もし間違っていたらご指摘ください。いずれにしてもこれを機会に勉強するつもりです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100113 千葉市若葉区)


土を掘る頭部はまるでドリル。光の当たる角度によって青い艶もあり、なんともグロテスクというかサイバーというか、原始的にも妙に先進的にも見えます。言うまでもなく、ミミズは生態系のピラミッドでいうとかなり下のほうに位置し、様々な鳥や動物の餌となり、一方で有機物を分解して土壌を改良したりするという、非常に大切な役割を担っています。これだけ大きければ、食べられる際にはさぞ捕食者の栄養になることでしょう。こんなはさすがに稀にせよ、20cmを越えるようなミミズは千葉市郊外の農耕地周辺ではそれほど珍しいものではなく、年に何匹かはお目にかかります。



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18:13 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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