砂に隠れるアカエイ

2017.12.18(Mon)

東京湾岸では普通に見られるアカエイですが、エイって見れば見るほど実に不思議な形をしています。平べったくて目は体の上側にあり、尾は長く後ろに伸びています。自然の造形物には無意味なことはないわけで、この奇妙な形態も、エイの生活にとっては必然性があるのです。

浅瀬の砂の中にすっぽりはまっているやつを見つけました。

20171218IMG_0031.jpg
(20171218 千葉県)

このうすべったい体でこうしていると、相当大きな図体をしていても、上からはよく目を凝らさないと見えません。動画にも撮ってみました。



この場合はまだしも体が見えていますけれど、本格的にもぐると、目と噴水孔と尾以外は砂に埋まった状態になります。その尾には毒の棘がついていますから、海水浴中にうっかり踏んづけてしまったりすると面倒なことになります。

それにしても、エイってこんな姿でありながらサメの親戚なのですから、進化って本当に面白いものですね。

▽アカエイに関する過去の記事
アカエイ 2016.4.20

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Category: 魚類

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ボラのジャンプ

2016.09.05(Mon)

近所の海岸です。この日もまた、ボラがピョンピョンとよく跳んでいました。



この動画では20秒間で9尾くらい跳んでいます。かなり水面から高いところまで飛び、なかなか豪快です。

ボラは果たしていかなる理由でこうしてジャンプするのでしょう。水面に落下した衝撃で寄生虫を落とすためとよく言われます。しかし、それなら他の魚ももっとピョンピョン跳んだって良さそうなものです。実際、このジャンプには、寄生虫を落とすためという以外にも、水中の酸素欠乏、物音に驚く、など様々な説があるようです。ボラのことは、究極的にはボラにしかわからないというわけですね。

▽ボラに関する過去の記事
ボラ 2016.7.17

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Category: 魚類

11:10 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ボラ

2016.07.17(Sun)

近所の海岸です。水門のところにボラがいくつもの群れをなしていました。

201607181.jpg 20160718.jpg
(20160716 千葉市美浜区)

同じような体のサイズの仲間ごとに群れを作っているようです。中にはかなり大きいのもいます。最大級のものだと7、80cmかそれ以上になることもあります。ボラは出世魚で、そういう大きいのは「トド」と呼びます。

世界中でよく食べられている魚です。河口や汽水域などに多く見られ、かなり汚染が進んだようなところにもいますが、水質の良いところでは美味しく、水質の悪いところでは臭くなる傾向があります。これだけよく知られている魚なのに、実は産卵のための外洋への回遊のメカニズムなど、よくわかっていないことも多いのです。このボラも、身近な謎の魚のひとつです。

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チチブ

2016.05.10(Tue)

近所の海浜公園にある庭園の池に、こういう太短いハゼがたくさんいるのに最近気づきました。

20160510.jpg 201605101.jpg
(20160508 千葉市美浜区)

汽水や内湾、河口域によくいるチチブです。よく似たヌマチチブとは、顔の斑点が小さくて振りかけたように多くあること、背びれの条が常に長く突出していること、胸びれの根元の帯状の模様の中に橙色の部分がないことなどで区別ができます。チチブはこの海浜公園の「海部分」にも生息しているようです。この池にもいつの間にか上がってきて棲みついたのでしょうか。

体長は、大きいもので7、8cmほど。岸辺の石によくくっついているようですが、警戒心が強く、のぞくとすぐさま逃げてしまいます。この写真の個体は、たまたまふわふわと水面近くを泳いでいたものを撮影しました。体色はこうした黒いものから、もっと薄いものまで様々います。ある一定以上大柄なものはほとんど黒いようです。「ゴリ」とか「ダボハゼ」とか呼ばれるのはこのチチブやヌマチチブのたぐい。頭でっかちなプロポーションはなかなかかわいらしいものです。

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Category: 魚類

21:22 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

タモロコ

2016.04.29(Fri)

タモロコもまた、房総半島ではモツゴなどと並んで、十把ひとからげのように「クチボソ」と呼ばれる魚のひとつです。しかし、モツゴよりも顔が丸く、また口ひげがありますので、よく見れば区別できます。

20160429.jpg
(20160428 袖ヶ浦市)

また、池や、河川でも流れの緩い場所を好むモツゴに対し、タモロコは比較的、流れの速いところでもよく見かけます。この個体もわりあい流れの速いところでつかまえました。

千葉県におけるタモロコは、自然分布ではなく戦前・戦中に人為的に放流されたものの子孫であるとされることが多い一方、いやそうではない、それ以前から生息していたのだという説もあり、その素性は謎めいています。いずれにせよ、ご多分に漏れずこの魚も、圃場整備による田んぼと河川との分断、河川改修、汚染その他により減少していることは確かで、我々の少年時代のように、そこらへんの用水路でテキトーに遊んでいれば網にかかるであろう魚ではなくなりつつあります。もっとも、そこらへんの用水路でテキトーに遊んでいる子供自体、ご存知のように今では様々な要因により絶滅しつつあるのですが・・・。

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Category: 魚類

23:07 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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