ナナフシモドキの幼虫

2013.04.24(Wed)

ナナフシモドキは卵で越冬し、春先に幼虫が出現します。成虫になると体長10cmに達するナナフシモドキも、今の季節は1cmちょっとくらいでしかありません。

IMG_7437.jpg
(20130424 千葉市若葉区)

足は斑入り、胴体もツートーンで、全身茶褐色の成虫とはかなりイメージが異なっています。そして、あまり静止せずふらふらと揺れるような独特の動作をし、また歩行自体もかなり素早いものがあります。成虫と同じなのは、触角が短いこと、それにとにかく細いのでピントが合わせにくいことくらいですね。

▽ナナフシモドキに関する過去の記事

ナナフシモドキ 2010.8.30
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Category: 昆虫類・ナナフシ目

20:09 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

トゲナナフシの死体

2012.12.17(Mon)

トゲナナフシは南方系の昆虫で、千葉県は分布の北限ともされています。「千葉県の保護上重要な野生生物 -千葉県レッドデータブック-動物編」2011年改訂版によりますと、県内では君津市、富津市からの記録がある、ということになっています。しかし、私は昨年袖ヶ浦市で成体を撮影していますし、今年に入ってから千葉市内でも撮影しています。そして、これは何も私が大発見をなしたということではなく、他の人もけっこう千葉市内で出会っているようで、ネット上で写真を見ることもできます。千葉市内にも間違いなくいるのです。

この日は農道の路上で、まだ新鮮な死体を見つけました。

IMG_3316.jpg
(20121216 千葉市若葉区)

ほんとうに命を終えたばかりのようです。トゲナナフシはかなり秋遅くまで見られますが、やはり南方系の昆虫。12月の寒さにはさすがに耐えられないようです。この昆虫はほとんど雌しかおらず(近年雄が発見されちょっとした騒ぎになりました)、もっぱら単為生殖で増えます。卵で越冬します。

※トゲナナフシ
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)


▽トゲナナフシに関する過去の記事

トゲナナフシ 2011.11.9

Category: 昆虫類・ナナフシ目

19:05 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

脱皮殻を食べるトビナナフシ

2012.09.09(Sun)

朝早く、路上でトビナナフシを見つけました。何かかじっているようです。

P9098696.jpg P9098698.jpg
(20120909 千葉市若葉区)

よく見れば自分の脱皮殻。

樹上性のトビナナフシが道路で脱皮をするというのも変ですから、きっと食べながらどっかから落っこちてきたのでしょう。普段、広葉樹の葉を食べて生きているトビナナフシが、脱皮すると真っ先に自分の脱皮殻を食べてしまうというのもおもしろい話です。実は、この習性はナナフシの仲間に共通したもので、それがためにナナフシの脱皮殻というのはあまり見つからないのだそうです。

※トビナナフシに関する過去の記事

ニホントビナナフシ 2010.9.29

Category: 昆虫類・ナナフシ目

15:46 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

トゲナナフシ

2011.11.09(Wed)

トゲナナフシは、名前の通りトゲのついた木の枝にそっくりです。体長は6、7cmほど。単為生殖を行い、野外では長らく雌しか知られていなかったという聖母マリア様のような昆虫ですが、近年になって雄も発見されました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20111108 袖ヶ浦市)


この写真の個体は無論雌です。


元来が南方系の昆虫で、千葉県は分布の北限に当たります。アザミ、ヤツデ、バラなど、食草とするのも棘の生えた植物が多いです。動きは非常にゆっくりとしており、身体に生えたトゲも捕食者に刺さるほどの鋭さはありません。もっぱら擬態によって身を守っているのです。


※トゲナナフシ

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 昆虫類・ナナフシ目

11:54 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホントビナナフシ

2010.09.29(Wed)

ニホントビナナフシは、ナナフシでありながら小さな翅があり、飛ぶことができます。体長は5cmほど。水源地の森でたくさん見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100929 千葉市若葉区)


幼虫・成虫ともにシイやカシの葉を食べる、雑木林に生きる虫です。ナナフシモドキ やエダナナフシと比べると動きも少し敏速です。千葉市のレッドデータブックを開いてみますと、ナナフシ目の項には「千葉市からナナフシ目は、ナナフシ(ナナフシモドキ)とエダナナフシの2種が文献に記録されているが・・・」という記述がなされていますが、してみるとこのニホントビナナフシ、市内ではちゃんとした記録に残されていなかったのでしょうか。



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Category: 昆虫類・ナナフシ目

21:43 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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