ヤマトイシノミ

2011.09.05(Mon)

イシノミの仲間は、昆虫の中でも大変に原始的なもので、昆虫が昆虫としての形態を獲得する以前の特徴をいくつも備えています。無変態であり、幼虫と成虫の違いがなく死ぬまで脱皮を繰り返す上、六本の脚以外にも、腹部に退化した脚の痕跡をとどめているのです。無論、翅などありません。かつてはやはり原始的な昆虫であるシミ目のうちに数えられていましたが、現在では独立のイシノミ目とされています。


この写真の個体は多分、ヤマトイシノミ。東日本ではもっとも普通に見られるイシノミです。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110905 千葉市若葉区)


体長は1cmと少々。植物食で、藻類や地衣類などを食べて暮らしています。小さくてすばしっこい上に薄暗いところにいるので、意識していないとなかなか見つからない昆虫ですが、そのあまりぱっとしない姿には、約4億年前から続く、昆虫という生き物の源流が脈々と受け継がれています。



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Category: 昆虫類・イシノミ目

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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