ミズクラゲの動き

2016.07.21(Thu)

私は海から歩いて2、30分ほどのところに住んでいます。ここ数日、ミズクラゲが多数、川を遡上してくる姿が見られます。

水門のところでフポフポとたゆたっているのを動画に撮ってみました。



「くらげなす漂える」というのはこういうことだなあと改めて思います。ミズクラゲ、英名では「Moon Jelly」というカッコいい名前になります。緊張感をなくしたい気持ちの時はこの動画などご覧になって頂くと良いかもしれません。

▽ミズクラゲに関する過去の記事
ミズクラゲ 2015.4.10
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ウメボシイソギンチャク

2016.05.09(Mon)

ウメボシイソギンチャクは、直径3cmほどの、美しい真っ赤なイソギンチャクです。

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(20160507 銚子市)

これのどこが「梅干し」なのかと申しますと、潮が引いて触手をすぼめ、「口が閉じている」状態になるとなるほど梅干しそっくりに見えるからです。この写真を撮影した時はちょうど潮が満ちておりまして、そうした姿は撮れませんでしたので、想像で補ってくださいませ。このようなイソギンチャクの、岩にへばりついて「口をすぼめた」姿を見ると、ひからびて死んでしまうんじゃないかという心配にもとらわれますが、彼らは潮間帯の生活によく適応しており、そう簡単に死ぬことはありません。

ウメボシイソギンチャクは、無性生殖によって自分のクローンを育てて殖えます。

すなわち、雄雌に関わらず体内で子供を養い、それを口から吐き出して増殖するというなかなかすごい性質を持っているのです。なんとなく、『西遊記』で孫悟空が自分の毛を引っこ抜いて分身を作るというのを連想させるものがありますね。

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タテジマイソギンチャクが開くと・・・

2015.05.26(Tue)

ありふれたタテジマイソギンチャクといえども、ブロックの裏などにびっしりくっついているのが引き潮の時に空気にさらされて全部閉じていると、なんだか異世界のような観を呈しています。

20150522.jpg
(20150521 千葉市美浜区)

イソギンチャク基本ルール、潮が満ちてきて水に浸かれば触手が開きます。半分ほど開くとこうで、

201505221.jpg
(20150521 千葉市美浜区)

全開になるとこう。

201505222.jpg
(20150521 千葉市美浜区)

こうして、波に打ち寄せられてくる、捕えられそうな小動物や、有機物のかけらを待ち構えるわけです。やっぱり、イソギンチャクは開いている時の方が絵になりますね。

▽タテジマイソギンチャクに関する過去の記事
タテジマイソギンチャク 2015.2.10

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22:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ミズクラゲ

2015.04.10(Fri)

私事ですが、実は先週、若葉区から美浜区に引っ越しました。美浜区には若葉区のような昔ながらの里山環境がないかわり、海があります。そんなわけで、今後はこのブログにも陸上生物に加えて海辺の生き物が多く登場することと思います。さて、引っ越し第一弾はミズクラゲです。前ふりに反して、いきなり中央区の砂浜で撮影したものですが・・・

20150410.jpg 201504101.jpg
(20150409 千葉市中央区)

生殖器などの内臓が四つ、クローバー型に透けて見えるところから「ヨツメクラゲ」の異名もあるミズクラゲは、日本の海岸でもっとも普通に観察できるクラゲです。こうして砂浜付近に打ち上げられているのを目にしたことのある方もいっぱいいらっしゃることでしょう。手でつまんで持ち上げようとしたりすると簡単に破けてしまいます。なにしろ体の95パーセントが水なのです。様々な水温に適応してしばしば大発生し、発電所の取水口に詰まったり漁網をだめにするというニュースが流れるのもこのクラゲです。直径はだいたい20cmを越えませんけれど、時として30cmにも達する場合もあります。

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ミドリイソギンチャク

2015.02.19(Thu)

山口県の旅は続きます。15日は青海島に立ち寄りました。日本海の荒波により浸食された奇岩が立ち並ぶ、大変に景色の美しい島です。

・・・波打ち際に降り、やっぱり水の中をのぞきます。真ん中あたりが緑色をしたこのイソギンチャクは、ミドリイソギンチャクです。

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(20150215 山口県長門市)

北海道から九州に至るまで、こうした潮だまりでよく見られるイソギンチャクです。触手の色はピンク色など様々なパターンがあるのですが、この写真のは白っぽいですね。姿が美しいので熱帯魚の水槽などによく入れられます。大きいものでは直径7cmほどにまで達します。

前に述べたように強い波がザッパンザッパンと打ち寄せるこの海岸。こうしたイソギンチャクが、それでも流されずに岩や石にくっついていられる決め手は、体の下側の「足盤」というものにあります。ここには放射状に走る「足盤筋」という強い筋肉があってしっかりと物にくっつき、のみならずこれを使って、非常にのろい速度ながら体を移動させることができるのです。つまり、イソギンチャクは、「歩く」ことができるんですね。

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プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
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まで送っていただけると幸いです。

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