クロヤマアリ、アオオサムシの鞘翅を単独で巣に運ぶ

2017.05.20(Sat)

クロヤマアリが、アオオサムシらしきオサムシの鞘翅を大顎でくわえて運んでいます。人間がサーフボードを運んでいるようにも見えますが、このサーフボードは身長の倍以上の長さがあり、重さも相当ありそうです。


(20170515 四街道市)

カメラで追うのが時に困難なほど物凄いスピードで引きずり、時折、垂直面も上ります。体重の5倍くらいのものは持ち運べるというクロヤマアリ。この程度は軽いのかもしれません。

4分5秒くらいで仲間のアリが登場し、「こっちだよ」という感じで明らかに何か言っているようです。その後、鞘翅を運んでいたアリはまっすぐに巣に向かい、無事に搬入し終えるのでした。

▽クロヤマアリに関する過去の記事
クロヤマアリ、ウシアブを巣に運ぶ 2014.9.2

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トガリハチガタハバチ

2017.05.19(Fri)

ムモンホソアシナガバチが、葉の上で何やら双翅目の昆虫を捕えている・・・と思いきや、よく見ると胴体にくびれがなく、模様のパターンや全体の雰囲気も微妙に異なっています。これはハチガタハバチ、いや、触角の先の方が白いので、トガリハチガタハバチです。

20170515IMG_7164.jpg 20170515IMG_7167.jpg
(20170515 四街道市)

ハチガタハバチ、というのはなんだかめちゃくちゃな名前ですが、要するにアシナガバチのような強いハチに擬態しているハバチ、というわけです(ハバチは毒針を持たない)。幼虫は植物の葉を食べるのですが成虫はご覧の通り虫を襲ったりします。体つきもけっこうがっちりしていて、別にアシナガバチのふりをしなくても強そうです。個体数は意外と少ないようで、私自身、県内で出会ったのは初めてでした。

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22:23 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒゲナガハバチ

2017.05.12(Fri)

谷津田の林縁でヒゲナガハバチに出会いました。

20170512IMG_6918.jpg
(20170512 千葉市若葉区)

体長は1.5cmほど。鼈甲色と黒のコントラストが鮮やかな、なかなか美しいハバチです。幼虫はスミレ類の葉を食べて成長します。ハバチの仲間というのは原始的なハチで、毒針も持っていません。国内だけで1000種ほどもいると思われ、未記載の種もまだまだいるようです。ひょっとしたら、皆様にもまだ知られていない種に出会うチャンスがあるかもしれませんね。

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22:11 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

クロオオアリ

2017.04.27(Thu)

ちっちゃなアリの中でも、クロオオアリは体長が7~12mmほどあり、日本で最大の種のひとつです。開けた庭や陽当たりの良い土手など、身近な場所で普通に観察することができます。

20170427IMG_6757.jpg
(20170427 千葉市若葉区)

このような働きアリは、ひとつの巣の中に多ければ1000匹ほどもいます。巣の中には当然、女王アリがおり、これは10年から20年も生き、その間、子供を産み続けます。いっぽう働きアリの寿命は1、2年。地下の巣の中には高度に組織化された社会が広がっています。じっとこちらを見上げていたこの写真のアリは、どのようなものを見、何を感じ、どのように暮らして死んでいくのでしょうか。

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23:15 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

モンスズメバチの巣

2016.10.04(Tue)

さて、舞台は房総半島に戻ります。

谷津田の奥の斜面林にスズメバチの巣がある、ということで案内して頂きました。スギの木の根元の裂け目にあるのは、モンスズメバチの巣でした。



ちょうど小雨が降りけむっており、多数の働きバチが巣の入口で待機状態です。モンスズメバチはこうした樹洞や民家の壁の中など、閉鎖空間的なところに好んで巣をこしらえます。夜間も働きバチが活動するのも特徴で、暗くなってからも飛んでいます。セミをよく狩り、肉食性も強いハチです。巣の中の「育房」は、大きな巣だと4000を越える数になります。

▽モンスズメバチに関する過去の記事
コナラの樹液を吸うモンスズメバチ 2015.9.18

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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