ノスリ

2017.11.21(Tue)

この間までTシャツ一枚で過ごせたのに、もうすっかり冬の陽気です。緑から茶色に変った谷津田をのぞむ電柱に、ノスリがたたずんでいました。

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(20171120 千葉県)

里山の猛禽と言えば、夏はサシバ、冬はこのノスリです。サシバが両生類・爬虫類をよく捕食するのに対し、寒い時期にやってくるノスリはネズミなどの哺乳類をよく捕食するようです。もっとも、アカガエルの産卵の時期には水場に下りてカエルを捕っている模様なども散見されるので、そこらへんは食べられるものを食べているのでしょう。カラスよりちょい大きいくらいのサイズですが、丸っこいがっしりした体つきのノスリは貫禄たっぷりです。春が来るまで、その姿を見ることができるでしょう。でもストレスを与えないように、「近づきすぎ」にはご注意を。

※ノスリ
千葉県RDB・C(要保護生物)


▽ノスリに関する過去の記事
ノスリ 2012.3.1

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Category: 鳥類

12:58 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

イソヒヨドリの若鳥

2017.09.13(Wed)

葉っぱをくわえたイソヒヨドリが、どういうつもりなのかすぐ足もとまでとことこ近寄ってきました。

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(20170913 習志野市)

一見、雌のような羽の具合ですが、おなかにばっちりと臙脂色の部分がありますので、これは若い雄です。葉っぱをくわえたまま私を見上げます。くれる気なのでしょうか。ネズミを持ってきたネコじゃあるまいし。そもそもなんで葉っぱをくわえているのかもよくわかりません。若いやつのすることはわからん、という感じです。

2mばかりの距離で、このまま一分ほどお見合いしておりましたが、この若鳥君はやがてくるりときびすを返し、海の方へ飛んでいきました。

※イソヒヨドリ
千葉県RDB・C(要保護生物)


▽イソヒヨドリに関する過去の記事
イソヒヨドリ(♀) 2015.10.7

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Category: 鳥類

19:09 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

シマアジ

2017.04.07(Fri)

シマアジというと、魚のことを連想する方が多いことと思います。カモ科の鳥でもこの名前のがいるのです。

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(20170405 習志野市)

体の大きさはコガモくらい。写真の個体は雄で、眼の上を通る白いラインが特徴ですね。日本列島には、春と秋の渡りの途中で旅鳥として少数がぽつぽつ立ち寄ります。北海道の一部ではちょっとだけ繁殖し、南西諸島ではやはりちょっとだけが越冬します。せわしなく水面で採餌していたこの個体もこれから、繁殖地となるユーラシア大陸北部のどこかへ飛んでゆくことでしょう。

Category: 鳥類

13:16 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ウミアイサ

2017.03.20(Mon)

ぺにょーんと細長い嘴とボサボサ頭が特徴のウミアイサは、カモの仲間です。房総半島には冬鳥として沿岸部に飛来します。

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(20170319 勝浦市)

体格はカルガモより少し小さいくらい。これは雌で、雄は黒い頭をしています。ここでは岩礁に5羽の群でいましたが、越冬中は群で行動することが多く、潜水をしてこの細長い嘴で魚介類を捕食して暮らしています。

※ウミアイサ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


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Category: 鳥類

20:37 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ミヤコドリ

2017.01.26(Thu)

黒い背中に白い腹。少しだけ上向きに沿った赤い嘴。なんとも変わった姿のミヤコドリは、チドリ目ミヤコドリ科。冬鳥として内房と外房のいくつかの干潟で見られます。

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(20170125 船橋市)

この赤い嘴で、貝類やゴカイなどをほじくって食べているわけです。体のサイズはカラスよりやや小さいといったところ。都鳥というと万葉集や伊勢物語にも登場しますが、その「都鳥」はこれではなく、ユリカモメのことらしいと考えられています。ミヤコドリというとミヤコドリ、都鳥というとユリカモメ。いささかややこしいですね。

※ミヤコドリ
千葉県RDB・A(最重要保護生物)


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23:44 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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