オオヒメゲンゴロウ

2017.01.31(Tue)

谷津の奥の池に網を入れると、越冬中のゲンゴロウの仲間がすくえます。ヒメゲンゴロウに混じって、少しだけ大きくて立派な体格のがいました。

20170130IMG_5942.jpg
(20170130 袖ヶ浦市)

オオヒメゲンゴロウです!

20170130IMG_5952.jpg
(20170130 袖ヶ浦市)

ヒメゲンゴロウに比べて2mmほど大きく、眼の後ろの横紋が長く、全体重々しい感じがします。浅い止水域を好むゲンゴロウで、房総半島ではあまり生息数が多くなく、個人的にも県内で見たのは初めてです。それにしても、オオヒメゲンゴロウって、大きくしたいのか小さくしたいのかよくわからない名前ですね。

※オオヒメゲンゴロウ
千葉県RDB・C(要保護生物)


愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-12-19
売り上げランキング : 179673

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
スポンサーサイト

Category: 昆虫類・甲虫目

15:02 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ハイイロゲンゴロウ

2016.12.22(Thu)

まるで春の訪れのように暖かかった本日。調査のために谷津田の池に仕掛けた網からはハイイロゲンゴロウが出てきました。

20161222IMG_5495.jpg
(20161222 袖ヶ浦市)

成虫越冬のハイイロゲンゴロウは、こうして水中で寒い季節を過ごすのです。ゲンゴロウの仲間の中では普通種に近く、高温や富栄養化にも強いので時には公園の池のようなところでも見かけます。改めて見るとその鞘翅は工芸的で非常に美しいものがあります。

この池ではここ数年、継続的に調査を行っていますが、ハイイロゲンゴロウが捕れたのは初めて。近隣のどこかから引っ越してきたのでしょうか。

▽ハイイロゲンゴロウに関する過去の記事
ハイイロゲンゴロウ 2011.8.3

ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-06-17
売り上げランキング : 163492

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Category: 昆虫類・甲虫目

22:53 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ハラアカコブカミキリ

2016.10.25(Tue)

この虫に出会ったのは、津和野の永明寺。森鴎外のお墓があるところです。

20161025IMG_4735.jpg
(20161018 島根県津和野市)

カミキリムシなのは一目瞭然ですが、鞘翅に黒い毛の生えたコブが一対あり、なんとも変な感じです。これはハラアカコブカミキリといい、もとは日本国内には対馬にしか生息していなかったカミキリなのです。それが近年、シイタケの原木にくっついて九州に上陸、西日本を中心に分布を広げている真っ最中でして、どこでもシイタケのホダ木を食い荒らす害虫として問題になっています。千葉県でも2014年に発生が確認されています。もしかしたら近いうちに房総半島の皆さまもどこかで目撃することになるかもしれません。

愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-10-30
売り上げランキング : 105548

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Category: 昆虫類・甲虫目

16:32 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アオバアリガタハネカクシ

2016.08.24(Wed)

昨夜は明かりに飛来する虫を調べる「灯火観察」ということをやっておりました。そこへ、アオバアリガタハネカクシがやってきました。

20160824.jpg
(20160823 袖ヶ浦市)

ハネカクシというのはこんなアリかハサミムシみたいなかっこうをしていますが甲虫の仲間で、小さいながら体のまんなかあたりにちゃんと鞘翅があります。その中でもこのアオバアリガタハネカクシはあまり虫に詳しくない人でも名前を知っていることがあるはずで、なぜなら毒を有しているからです。

その毒はペデリンというもので、体液に含まれています。つまり、この7mmくらいしかない虫が肌についているのを、うっかり叩き潰したりしてしまうと皮膚に炎症を起こすことになり、腫れや水ぶくれができて痛みを伴います。目に入ったりするとさらに厄介なことになります。体にとまっても慌てて手で叩いたりせず、息で吹いたりしてそうっと払いのけましょう。

成虫は夏の間見られます。比較的水辺に近い環境でよく見られ、このように灯火にもやってきます。雑食性です。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 73352

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Category: 昆虫類・甲虫目

13:45 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオサカアオゴミムシ

2016.06.30(Thu)

この日はネイチャーガイド任務で、子供たちと田んぼの生き物探し。畦道で綺麗なゴミムシ(というのも変な表現ですね)と出会いました。

20160630.jpg
(20160626 鴨川市)

ゴミムシ中屈指の美麗種として知られる、オオサカアオゴミムシです。水の近くで暮らしている湿地性のゴミムシで、その生息域は限られており、個体数も多くありません。美麗種の悲しみというやつで、この虫の名前で検索すると、つかまえようと頑張っているマニアの方のブログなどがどんどん出てきます。できるだけそーっとしておいてあげたいものです。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 148859

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Category: 昆虫類・甲虫目

18:03 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
963位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
91位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑