ツクシ

2008.03.29(Sat)

ツクシというのは、トクサ科の植物であるスギナの胞子茎でございまして。


ツクシは胞子を作る部分、スギナが光合成をする栄養茎の部分をそれぞれ担っております。季節的な順番から言うと、まずツクシが現れ、次にスギナが現れます。ざっと三億年前から基本的な構造を変えずに生き延びている、大変原始的な植物です。すごいですねえ。古いですねえ(淀川長治さん風に)。


   

(20080328 千葉市若葉区)


うららかな春の陽の下、このようにニョキニョキと生えてくる姿は皆様おなじみのことと思います。また、佃煮等にすると渋い味わいがあり美味なこともおなじみでありましょう。


ですがこのツクシ君たち、何分、地下茎の養分を使って育ちますから、薬剤に強いのです。何が言いたいかというと、除草剤をテンコ盛りにしたような地面にも生えてきてしまうということです(写真の場所はそんなんではないですが)。


そういう、大量の薬剤散布の結果ツクシしか生えてないような斜面等で、せっせとツクシをむしって「おうちに帰ったら料理してあげるね」「うん、ママ」などとほほえましくやっている親子連れ等を見ると、真実を教えてあげるべきか迷います。老婆心ながら皆様もお気をつけください。


 

(20080328 千葉市若葉区)


中にはこんなのもあります。誰かに踏まれたのかな?逞しく生きておくれ。

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Category: 山野草

20:32 | Comment(3) | Trackback(-) | EDIT

マルガタゴミムシ

2008.03.25(Tue)

ふと足元を見ると、こんなちっちゃな甲虫が。


 

(20080325 千葉市若葉区)


マルガタゴミムシです。大きさは一センチはありません。

ゴミムシというと腐肉をかじっているようなイメージがありますが、マルガタゴミムシは雑食で、それこそ小動物から畑の野菜まで幅広く食べるようです。ハコベ の花を食べているところとかも見たことがあります。


一見、黒一色みたいですが、実は微妙にグリーンやパープルの光沢があり、足が赤っぽかったり、触覚もツートーンになっていたりして複雑な味わいがあります。


 

(20080325 千葉市若葉区)


それにしても昆虫って、実に機能的な形してますよね。

Category: 昆虫類・甲虫目

21:57 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒメアカホシテントウ

2008.03.23(Sun)

さて、今日は気づいたらなんと一日に六本も記事をアップしてしまったわけですが、最後はこの、ヒメアカホシテントウです。これは鹿島川とは関係なく、帰ってきたら建物の壁にひっついていました。今日最初に紹介したイタドリハムシ と違って、こっちは本物のテントウムシ。


 
(20080322 千葉市若葉区)


ダースベイダー調というかウォーズマン風というか、なかなかSF的な模様です。横や前から見るとこう。


 

(20080322 千葉市若葉区)


・・・あんまり変りませんね。


カイガラムシ類を餌にしている肉食昆虫ですが、何と言ってもその特徴は小さいことで、


 

(20080322 千葉市若葉区)


これ、私の左手の親指の爪。

Category: 昆虫類・甲虫目

22:43 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ハコベ

2008.03.23(Sun)

鹿島川うろうろシリーズ第五弾。


春の七草のひとつ、どこにでも咲いているかわいいハコベも、よくよく見るとなかなかしぶとくシャープな味わいがあります。


 

(20080322 千葉市若葉区)


これ、地面ではなく、刈り取った雑草を積み上げて堆肥を作っている桶の上に群生しているのです。豊かな生命力です。


 

(20080322 千葉市若葉区)


さらによく見ると、上の写真の葉には小さな小さなクモの巣が張っていたりします。一寸の虫にも五分の魂、という言葉をふと思い出します。


 

(20080322 千葉市若葉区)


ハコベは古来から食用の他、漢方薬、さらには歯磨き粉の代用としてなど、さまざまに用いられてきました。それもこの、人里に身近なありふれた植物に秘められたエネルギー故でしょうか。

Category: 山野草

22:28 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

キタテハの求愛

2008.03.23(Sun)

鹿島川うろうろシリーズ第四弾。


空中、地面と場所を変えながら追いかけっこをしているキタテハを見つけました。


 

(20080322 千葉市若葉区)


実はこれ、求愛行動でして、後ろからしきりに突ついてる方が雄なのです。


しばらく見てると、こんなんなって、


 

(20080322 千葉市若葉区)


押しの一手です。一生懸命、雌にがぶり寄りしてます。まるで琴奨菊です。五分ほど見てましたが新たな展開はなく、また追いかけっこしながら飛んでどっかに降りて、をえんえんと繰り返しておりました。彼の恋は果たして実るのか。非常に興味深いところです。

Category: 昆虫類・チョウ目

22:16 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ナミハナアブ

2008.03.23(Sun)

鹿島川うろうろシリーズ第三弾。


そのセイヨウタンポポ に、ナミハナアブが来ていました。


   

(20080322 千葉市若葉区)


この虫はミツバチによく似ています。これは「ベイツ型擬態」と申しまして、ものすごくアバウトに言うと、あんまり強くなく毒もない生き物が、毒があったり危険な生き物の姿に似ることによって、敵に襲われずに済まそうというものです。つまり、このアブは見かけはハチっぽいですが、人を、というよりほとんどの生き物を刺す能力も傷つける能力もありません。

ナミハナアブの場合、大きさや羽音もミツバチそっくりで、しかも菜の花などでミツバチの群れに混じって同じように蜜を集めていたりするので、ボーっとしていると本気で間違えそうになることもなきにしもあらずです。


ムラサキダイコンの花にとまってるところも撮らせてもらいました。


   

(20080322 千葉市若葉区)


放っておくと際限なく増えてゆくこの花もまた、帰化植物です。最初の移入の時期は定かではありませんが、中国原産で、戦前には既に全国に定着していたようです。

Category: 昆虫類・ハエ目

21:56 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

セイヨウタンポポ

2008.03.23(Sun)

鹿島川うろうろシリーズの第二弾は、皆さんご存知のセイヨウタンポポです。


   

(20080322 千葉市若葉区)


元々、房総の野山に自然生育していたのは在来種のカントウタンポポであったはずですが、今となっては、こと平野部で見かけるのは圧倒的にこちらのセイヨウタンポポです。


セイヨウタンポポはヨーロッパ原産ですが、最初に日本に持ち込んだのは、札幌農学校の農学教師だったお雇いアメリカ人、ウィリアム・ブルックス氏で、氏は食用野菜のつもりで栽培していたのですが、それが野生化してしまいあっという間に広まった・・・という説が有力らしいです。


ブルックス氏は、「青年よ大志を抱け」で有名な、かのクラーク氏の後釜として1877年の正月に赴任した人物ですから、セイヨウタンポポには日本において130年くらいの歴史があることになります。


カントウタンポポとの見分け方は簡単で、花の総苞の外片(花を下から支えている緑の部分)が下向きに反り返っているのがセイヨウタンポポ、立っているのがカントウタンポポです。


 

(20080322 千葉市若葉区)


セイヨウタンポポは、カントウタンポポその他の在来種と比べ、種子の数、散布力、発芽率など全てが勝っているそうで、私もいつもちょっぴり注意してタンポポを眺めていますが、カントウタンポポは今日も一本も見つかりませんでした。

Category: 山野草

21:35 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

イタドリハムシ

2008.03.23(Sun)

なんかめちゃくちゃ忙しくてあまり更新できなかった分を取り返すべく、午前中に二時間ほど鹿島川流域をうろうろして、いろんな生き物に「すいません、写真撮らせてくださーい」とお願いしてきました。


まず、第一弾はこの虫です。川沿いの道にいっぱいいました。


   

(20080322 千葉市若葉区)


テントウムシだと思ってた人、多いでしょ。大きさも模様も、シャカシャカ動いてすぐ飛ぶ動きもテントウムシ的ですが、実はハムシの仲間でして、イタドリハムシといいます。


なんでイタドリハムシというかと申しますと、成虫も幼虫も主としてイタドリを食べて生活しているからです。イタドリというのは、茎に竹みたいに節があってポキポキ折れて、山菜料理に使う渋い味のアレですね。


 

(20080322 千葉市若葉区)


オオイヌノフグリの花と比べて大きさがわかると思います。ヒゲが立派なところがテントウムシと違いますね。肉食が多いテントウムシと違い、ハムシの仲間はだいたい草食性です。そのことは、食性がそのまま名前に直結している種が多いことでもわかります。「ウリハムシ」とか「ダイコンハムシ」とか。

Category: 昆虫類・甲虫目

21:05 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アズマヒキガエル

2008.03.19(Wed)

うちの近所に、三メートル×一メートルくらいの、それは小さな人工池がありまして。


魚としては、少数の和金が泳いでいるだけなのですが、そこに毎年、アズマヒキガエルが交尾のためにゾロゾロとやってくるのです。


場所が小さくて観察しやすいので、シーズンになるといつもチェックしているのですが、今年もやってまいりました。アズマヒキガエル。


  

(20080319 千葉市若葉区)


池の管理をしている方から、「どどーんと出てきましたよお」という連絡を受けて昼休みに急行したわけですが、本当にどどーんと。


記録によると昨年、この池にカエルがやってきたのは3月25日のことなので、一週間ほど早い計算になります。


  

(20080319 千葉市若葉区)


目下のところ、数えると都合三匹のカエルがいます。これから徐々に増えてゆくことでしょう。とりあえずまだ全部雄のようです。騒ぎも始まっていません。去年はじっくり見ているうちに個々の見分けがつくようになり、なんとなくその場で「アンディー」「ジェフ」「ビリー」などと名づけた雄たちが「とも子」という雌を奪い合っている・・・という構図が明らかになってきたのですが(命名はテキトウ)、今年はまだほとんど顔しか見ていないので判然としません。肝心のとも子もまだ到着していないようです。


とりあえず、下のこいつ(すごくデカい)が去年、「アンディー」と名づけたカエルのようです。でも違うかも。


  

(20080319 千葉市若葉区)

Category: 両生類

21:14 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

モンシロチョウの交尾

2008.03.15(Sat)

3月も半ばとなり、だんだん暖かくなってきました。


日ごとにいろいろな昆虫が姿を現して参ります。蝶の仲間も各種が見られるようになりました。


その中でも一番ポピュラーというか、最も多くの人になじみが深いと思われるモンシロチョウですが、交尾シーンを目撃してしまいました。


   

(20080315 千葉市若葉区)


いつもひらひらと飛んでいるモンシロチョウですが、この間はカメラを近づけようが、下手したら指で触ろうがその場でモゾモゾしているだけでほぼ不動です。逃げる時もこのままつながって一緒によたよた飛んで逃げます。愛は全てに優先するのです。本当かどうか確かめていませんが、この状態のを無理矢理引き離そうとすると内臓が飛び出して死んだりする・・・と、以前、実際にやってみた人に聞いたことがあります。「嘘だと思うならやってみろ」とかのお方は息巻いていましたが、私、今もってあまり検証する気にはなりません。


   

(20080315 千葉市若葉区)


それはともかく、交尾ってあっという間に終わる種も多いですが、モンシロチョウのは長いです。十分やそこら眺めていても全然終わる気配がありませんので、下手したら急いでる人間よりも長・・・いや、なんでもないです。


いずれこのご夫婦のお子様たちは、野菜畑を舞台に農家の方々との熾烈な抗争に突入してゆくことでありましょう。でも、勝手なこと言うようですけど、個人的には、野菜なんて、虫が食ってるくらいのほうが安心できるという面もあります。「完全無農薬」なんて標榜しながら虫が食った跡ひとつない野菜を見ると、「ウソつくんじゃねえよ」と私などは思ってしまうわけです。農作物なんて、そんなにイージーにできるもんじゃないですよ。

Category: 昆虫類・チョウ目

22:34 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ミシシッピアカミミガメ

2008.03.12(Wed)

都川の川岸はミシシッピアカミミガメだらけです。


 

 


(20080312 千葉市若葉区)


ミシシッピアカミミガメは、言わずと知れたミドリガメの成長した姿です。名前の通り北アメリカ原産です。


成長するとこのように甲羅が黒くなり、雄の中には顔や手足も真っ黒になってしまうのもいます。天文学的な数が流通している上、繁殖力が強くて頑丈で多少の水質悪化なら平気で、しかも他のカメの卵を食べる性質まであるとくれば、これほど増えてしまうのもむべなるかなというところかもしれません。


かく言う私も二十数年前の少年時代、ミドリガメを川に放流したことがあります。「自然に帰した」つもりでした。


言うまでもないことですが、本来その場所に生息していた以外の飼育動物を自然に放つことは、飼い主の責任放棄であり、それどころか、生態系に対してなまなかな犯罪以上の効果を生み出すことになりかねません。


そんなことはたいしたことではないと思われるかもしれません。しかし最終的に、それは農林水産業への被害や住環境の悪化という形で、必ず直接的に人間に跳ね返ってきます。必ずです。


義務教育というものが、子供に対して世界の成り立ちと組成を教え、それに対する個々のビジョンを育てるところであるならば、教えるべきことの中に、そのような事柄も含まれるべきではないでしょうか。


ともあれ、今日見た中で一番大きかったのはこのカメでした。


   

(20080312 千葉市若葉区)


傍らに転がっていた「ロイヤルはちみつレモン」の500mlペットボトルと比べてご覧ください。


しかし、けっこうすごい顔ですね。


 

(20080312 千葉市若葉区)

Category: 爬虫類

21:25 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ニホンミツバチ

2008.03.09(Sun)

先日、セイヨウミツバチ を取り上げましたが今日はニホンミツバチです。


   

(20080309 千葉市若葉区)


現場はこういうところでして、


 

(20080309 千葉市若葉区)


この並びにハチがいっぱい群がっていたのですが、セイヨウミツバチも同時に来ておりました。


 

(20080309 千葉市若葉区)


外見上どこが異なるか、さあ、わかった人から手を挙げて~。


って、腹部の縞のパターンが違うって一目瞭然ですね。


心なしか、ニホンミツバチのほうが写真を撮りにくいです。セイヨウミツバチはカメラを無造作に近づけても逃げませんがニホンミツバチは逃げます。大和撫子はシャイなのであります。働き蜂が撫子かどうかは議論の余地が大いにありますが・・・


この同じ場所にやってくる二種のミツバチがそれぞれどこへ帰ってゆくのか、気になるところです。

Category: 昆虫類・ハチ目

23:36 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオクロバエ+ホソヒラタアブ

2008.03.06(Thu)

オオクロバエです。ダークブルーの光沢のある太ったハエです。全体の雰囲気は熊みたいです。


 

(20080306 千葉市若葉区)


真冬でも時々見かけますが、成虫で越冬するそうなので、こんな顔ですが寒い冬を生き延びて苦労してきたのだと思われます。「ぬくぬくと育った貴様らに俺の気持ちがわかるか」という心の声が背中ににじみ出ています。<そうか?


ちなみに、前にも取り上げたおなじみのホソヒラタアブ も成虫越冬なのですが、


 

(20080306 千葉市若葉区)


今日はこうやって羽根を閉じて休んでるところを見つけました。微妙に珍しい気がします。

Category: 昆虫類・ハエ目

20:58 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

キジバト

2008.03.05(Wed)

今日はちょっとした用向きがありまして、千葉県立中央博物館に行きました。(どんな用向きだったのかは近いうちに明らかに)


青葉の森公園にはキジバトがたくさんいました。ありふれてはいますがいつ見てもしみじみと綺麗な鳥です。瞳が赤いとこなんざ何とも言えませんね。写真は若干撮り損ね風味ですが。


 

(20080305 千葉市中央区)


地上に降りてるときはこんなです。これは1月にうちの近所で撮った写真ですが。


   

(20080126 千葉市若葉区)


私は子供の頃から不思議だったのですが、キジバトの啼き声って、よく「デデーポポオ」なんて表記するじゃないですか。あれ、皆さん本当に「デデーポポオ」って聴こえます?


どう聴いても「クークゥッククー」としか聴こえないのは私の耳の低スペック故なのでしょうか。まあ私の場合、耳以外にもいろんなところが低スペックなのですが。


啼く時の喉を膨らませてる感じが好きなのですが、いつかそういうとこも撮れたら嬉しいなー、と思います。

Category: 鳥類

20:35 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

セイヨウミツバチ

2008.03.03(Mon)

菜の花に、セイヨウミツバチが群がって花粉を集めています。


 


 

(20080303 千葉市若葉区)

梅の花にも来てました。


   

(20080301 千葉市若葉区)


腹部の上のほうにオレンジ色の帯が入ってるので、在来種のニホンミツバチと見分けがつきます。セイヨウミツバチはヨーロッパ原産で、日本には1877年にアメリカ経由で養蜂のために移入されています。


西暦だとピンと来ませんが、1877年というのは明治10年、つまり西南戦争のあった年です。不平士族の最後の蜂起を武力で鎮圧した年なのです。明治初期の日本がどのように進もうとしていたか、おぼろげながら浮き上がってくるような気がします。


130年前の人々は、130年後の現在を目にしたらどう思うでしょう。


絶対不可能なことですが、私は一度、見てみたいと思うのです。130年前の野山を。そこに生きていた生き物を。

Category: 昆虫類・ハチ目

22:45 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ホソヒラタアブ

2008.03.01(Sat)

真冬でも、暖かい日にはどこかから出てきて飛んでいたりするホソヒラタアブですが、2月の後半頃から毎日のように姿を見せるようになりました。


 

(20080220 千葉市若葉区)


 

(20080223 千葉市若葉区)


福寿草の花が大好きなようで、せっせと蜜を集めています。付近にクロッカスやムラサキダイコンも咲いていますが、そちらにはあまり興味がないようです。


 

(20080229 千葉市若葉区)


よく見ると結構凹凸があります。そして、体が薄い!


ちなみに左右の目がくっついてるのが雄、離れてるのが雌だそうです。

Category: 昆虫類・ハエ目

19:24 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオイヌノフグリ+ホトケノザ+ナズナ

2008.03.01(Sat)

この季節、田んぼの畦道や農道脇の土手などに大変目立つのがこの三種類です。


 

(20080301 千葉市若葉区)


場所によってはこのように、ほとんどこの三種しか生えてません。。


 

(20080301 千葉市若葉区)


かわゆいオオイヌノフグリ。でも帰化植物。19世紀の終りにヨーロッパから入ってきたものです。ということで、

時たまテレビの時代劇等で道端に咲いてたりするのは、あれはマチガイ。


続いてホトケノザ。


 

(20080228 千葉市若葉区。この写真だけ別の場所で撮影したものです)

 

(20080301 千葉市若葉区)


言わずものがなのことですが、よく見ると大変複雑で綺麗な花です。ただし、「春の七草」に数えられているホトケノザは、あれはキク科のタビラコという別の植物なんだそうで。


ナズナ。別名ペンペン草。


  

(20080301 千葉市若葉区)


「ペンペン草一本生えない」などと言いますが、この三種の中ではナズナが比較的、薬剤感受性が強いようで、除草剤が多く撒かれている一角ではあまり姿を見ることができません。


除草剤で枯れてゆく草花を見るのは気分の良いものではありません。しかし、今、日本の農業はどんどん高齢化し、先細りの道を歩んでいるのです。人手が足りないのです。労力をふんだんに用いる余裕はないのです。「薬物を使用するな」と言う人間は、多くの場合、代りに草刈りをすることができるわけではないのです。それを思うと、ますます気分が良くなくなります。

Category: 山野草

18:58 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
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まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

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