カラスアゲハ

2009.07.31(Fri)

谷津田のどんづまりの湿地でカラスアゲハを見つけました。



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(20090729 千葉市緑区)


大きな雄のチョウです。雌は後翅の表側にも赤い模様があります。近づいてゆくとひらひらと舞い上がり、植物にとまり、



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(20090729 千葉市緑区)


そして私がじっとしているとまた湿った地面に着地して吸水を始めます。


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(20090729 千葉市緑区)


吸水しつつ、同時にお尻の先端から尿を排泄しているのがわかると思います。以前、クロアゲハの吸水 の際にも書きましたが、こうして水分とミネラルを補給しつつ排泄することで体温を調節し、身体をリフレッシュしているのです。つまりエンジンで言うと水冷式なわけですね。


カラスアゲハの翅は角度によって黒にもメタリックな青にも、あるいは緑にも見え、いつ見ても素晴しく美しいチョウです。幼虫は野生のミカン科の植物を食べて成長します。

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Category: 昆虫類・チョウ目

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シオカラトンボ(♂)の未成熟個体

2009.07.30(Thu)

シオカラトンボというと、その雄はこんなふうに青白い粉で覆われている一方、雌は「ムギワラトンボ」の名で呼ばれるように、茶色っぽい姿をしています。


ですが雄も羽化した時から青白いわけではなく、未成熟な間は雌に似たカラーリングをしているのです。



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(20090728 千葉市若葉区)


このトンボも、地色はまだ雌みたいですが、背中の中央部から少しだけ青白味が出てきていますね。


成虫になってからの寿命は一ヶ月くらいらしいです。その間、小昆虫を捕食して暮らし(これは上のと別のトンボ)、



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(20090727 千葉市若葉区)


なんとか交尾・繁殖にトライすることになります。さて、上の写真の彼にはどんな未来が待っているのでしょうか・・・

Category: 昆虫類・トンボ目

21:29 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

コクワガタ(♀)

2009.07.29(Wed)

先日のノコ に続いて今回はコクワです。また雌だけど。



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(20090727 千葉市若葉区)


多分、日本で一番たくさんいるクワガタでしょう。ノコに比べるとアスファルト上でも歩くスピードはかなり速く、脚さばきもスムーズです。顔に土だか樹皮だかわかんないものがくっついていますが、暑い日中は土の中だの木のうろだのに隠れていることが多いのです。子供の頃はクワガタが欲しくなると朝早く雑木林に行って木を蹴とばすか(運が良ければバラバラ落ちてくる)、早起きがめんどくさければ家の裏のクリの木の根元を掘るかして捕まえていました。先日、友人の息子がクワガタが欲しいというので久々に蹴とばし猟を試してみましたが、最初に選んだの木の一撃めでノコとカブトムシをダブルでゲット!大人の威厳を見せると同時に往年の技術が衰えていないことがわかり嬉しかったです。二本め以降に選んだ木で葉っぱしか落ちてこず、「結局マグレじゃん」と言われたのは秘密ですよ。


・・・っとそんなことはしばし置くとして、クワガタの雌の大顎が雄よりも小さいのは、産卵時に朽木に穴を掘るのに用いるためなのだそうです。何事もちゃんと理由があるものですね。

Category: 昆虫類・甲虫目

19:12 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

シュレーゲルアオガエルの昼寝

2009.07.28(Tue)

シュレーゲルアオガエル は基本的には夜行性ですから、暑い日中はほとんど身動きもせずに、日がな一日同じ場所にへばりついています。



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(20090725 千葉市若葉区)


肌の感じは天気などのコンディションによってかなり違い、濡れているともっとツルツルした感じになります。必ずしも日陰にいるとは限らず、けっこう直射日光が当たるような場所でも寝ています。


この「半眼」状態になるとカメラを数センチまで近づけても不動、というより無反応で、一見怠惰に見えますが、これはこれでエネルギー消費と水分の消耗を抑え、動かないことで天敵からも身を守る、理に叶った行動、というより非行動なのでしょう。

Category: 両生類

18:33 | Comment(5) | Trackback(-) | EDIT

オオカマキリの幼虫、ノシメトンボを捕食する

2009.07.27(Mon)

タイトルの通りです・・・なんと申しますか、弱肉強食。



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(20090725 千葉市若葉区)


初夏の孵化から二ヶ月以上、オオカマキリの幼虫もかなりの大きさに育ってまいりました。既に、コカマキリの成虫を凌ぐサイズです。一方のノシメトンボは、おそらく千葉県北部では最も個体数の多いトンボ。いろいろな生き物の餌となります。同族のシオカラトンボに捕食されている光景などもよく目にします。


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(20090725 千葉市若葉区)


何見てんだよ、と言わんばかりの表情。や、別に横取りしようとは思ってないから。



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(20090725 千葉市若葉区)


頭からボリボリ食べてます。ノシメトンボは、おそらくこの杭の頂点にとまったところを襲われたのでしょう。この前脚は、獲物にとってはまさに死神の鎌。挟まれたら逃げることはちょっと難しいのです。

Category: 昆虫類・カマキリ目

19:31 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ミカンの木のシュレーゲルアオガエル

2009.07.26(Sun)

記録によると、昨年うちの庭に初めてシュレーゲルが現れたのは五月の終りのことでした。それが今年はいっこうに現れず、ちょっぴり心配だったのです。去年までいなかったデカいヤマカガシが庭にいるのを見つけ、「おまえ、食べただろう」なんて問い詰めたりしておりましたが埒が明かず。


しかしこの日、ようやくやってきてくれました。



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(20090724 千葉市若葉区)


まるまると太った立派な個体です。うちは都川と鹿島川支流の平川の間にある台地上にあり、そのどちらとも直線距離にして200m以上離れています。なおかつ都川とうちの間には国道が通っていますから、うちにいるシュレーゲルは、おそらくは平川沿いの田んぼで生まれたものでしょう。そして毎年、繁殖期には田んぼに降り、終了後にまた移動してくるものだと思われます。こんな顔で毎年そんな旅をしてるんだと思うと、なんだかたまらないものがありますね。

Category: 両生類

18:47 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ツチイナゴ

2009.07.25(Sat)

ツチイナゴは、大きなイナゴです。体長は5cmを越えるので、トノサマバッタ のように立派な体格です。


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(20090724 千葉市若葉区)


そして、成虫で越冬するという珍しいバッタでもあります。十月頃成虫となり、そのまま草むらなどで越冬し、六月くらいまで活動を続ける・・・ということですが、なんか七月後半の今になってもまだいるというのは、年寄りのイナゴなのでしょう。


頭から背中に、縦に黄白色の筋がありますが、これはあるのとないのがいます。イナゴではありますが草原に多く生息し、イネ科植物よりもむしろクズの葉などを好んで食べるイナゴです。

Category: 昆虫類・バッタ目

11:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オニヤンマの産卵

2009.07.24(Fri)

日本最大のトンボ、オニヤンマ。黒と黄色の縞模様に緑の目玉。体長は10cmを越え、羽音を轟かせながら悠然と飛ぶ姿はまるで重爆撃機のようです。


皆既日食の日、谷津田の奥の土水路で、産卵しているところに行き会いました。



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(20090722 千葉市若葉区)


暗い上に動きが激しいためブレる・・・シャッタースピードを上げなきゃ・・・どうやるんだっけ。←機能を把握してなかったらしい


ええい、めんどくさい、動画だ!なにげにこのブログ初!



縦にホバリングしつつ、水底の砂泥の中に、ザックザックと尻を突き刺しています。産卵管が刺さるたびに重い音が響きます。凄まじい迫力です。


残念なことに、このような浅い流れの土水路がある田んぼは、確実にだんだん少なくなってきています。オニヤンマが成虫になるまでには、なんと数年もかかるそうです。その間、この谷津田が維持されていることを願ってやみません。


・・・ちなみに、家に帰ってから、取説とにらめっこでシャッタースピード優先モードを練習したのは内緒です。

Category: 昆虫類・トンボ目

19:02 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ノコギリクワガタ(♀)

2009.07.23(Thu)

ノコです、ノコ。雌だけど。



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(20090722 千葉市若葉区)


へたくそな歩き方で、農道をしゃかしゃかと横断していきます。クワガタは平らで硬い地面を歩くのはあんまり得意ではないのです。


ノコギリクワガタの雌は、雄と違って立派な顎を持たず、身体そのもののサイズも半分くらいしかありません。胸部の形などもだいぶ異なっています。ただ、赤褐色の艶があるところは同じです。


おそらく同じようなことをやった経験のある人は日本中に星の数ほどいるでしょうが、私もまた、少年時代にノコの雄を、科学的事実探求のためにしばしば動物実験に用いました。すなわち、カブトムシと戦わせてどっちが強いかを調べたのです。ノコの方がよく勝っていたような気がします。当時、私の同級生たちはわずか十歳前後にして生物学への意識が高く、誰もが様々な種類の動物実験に熱中していました。「どうして男の人ってそういう残酷なことばかりするの!?命の大切さがわからないの!?」とよく僕たちを叱ってくれたA子ちゃん、君の愛と正義に乾杯だ。


そう言えば、このブログは今まで、カブトムシ やクワガタのような夜行性の昆虫をあまり取り上げませんでした。ひとつ今度は、たまには街灯の光の下など調べてみることにしましょうか。

Category: 昆虫類・甲虫目

18:23 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

コガネグモ

2009.07.22(Wed)

かつてはきわめて普通のクモであったコガネグモも、近年、生息環境そのものの消失や農薬の問題などにより減少しているそうで、今では千葉市のレッドリストに「B(重要保護生物)」として記載される事態にまでなっています。


とは言え、いるところにはまだいます。例えば、昆虫の豊富な谷津田の周辺などです。用水路の上に網を張っている、立派なやつを見つけました。



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(20090722 千葉市若葉区)


このように大きいのは雌で、体長2cm以上に達します。雄は遥かに小さく、模様も雌とは違うところはナガコガネグモとかと一緒です。網は円形をしています。


この写真の地域は、農薬の空中散布を数日後に控えています。有人ヘリによる空中散布は、田んぼに生きる小動物にとっては文字通り無差別爆撃みたいなものです。クモなどは農業から見れば益虫なのですが、その影響は甚大です。何とか他に方法はないものでしょうか・・・

Category: 鋏角類

20:28 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

シオヤアブの狩り

2009.07.21(Tue)

マユタテアカネ。



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(20090718 千葉市若葉区)


を、撮っていたら、突然「バチン!」という炸裂音が響き、目の前からフッと消えました。


一瞬、何が起きたのか理解できませんでした。下を見てわかりました。シオヤアブです!


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(20090718 千葉市若葉区)


ハヤブサのように舞い降り、トンボを捕えて落下したのです。シオヤアブの狩りは、獲物の急所に尖った口吻を突き刺して一撃のもとに仕留めるところに極意があり、このトンボもほとんど即死状態。



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(20090718 千葉市若葉区)


見やすいように葉をめくってみると、口吻は首の後ろにしっかりと食い入っています。まったく恐れ入った腕前です。この後、シオヤアブは体重が自分より重そうなこのトンボを抱えたまま、私のようなのに邪魔されない食事場所を求めてか、いずこかへ飛び去ってゆきました。

Category: 昆虫類・ハエ目

19:19 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ブチヒゲカメムシの交尾

2009.07.20(Mon)

セイヨウタンポポの頭で、ブチヒゲカメムシが交尾中です。



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(20090717 千葉市若葉区)


カメムシ類の交尾は、ナガメのときなどにとりあげたように、こうやってお尻とお尻をくっつけあうスタイルです。イネや大豆の害虫として知られ、通常は見つけ次第にぶっ殺されるような扱いのブチヒゲカメムシも、その模様だけを見るとなかなか綺麗ですね。


年に二回発生し、成虫で越冬します。

Category: 昆虫類・カメムシ目

23:11 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ヒメオトギリ

2009.07.19(Sun)

畦道でヒメオトギリを見つけました。湿った地面に群れをなして、直径1cm弱くらいの黄色い可憐な花を咲かせます。その花は午前中だけ咲いて午後にはしぼんでしまうという、朝型人間むきの植物です。



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(20090717 千葉市若葉区)


よく似た同属種のコケオトギリと比べると、こちらの方が大きく、雄しべの数が多いことで区別することができます。本州以西に生育する在来種です。



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(20090717 千葉市若葉区)


漢字で書くと「姫弟切」。ちっちゃなオトギリソウ、というわけですが、ではオトギリソウがなんで「弟切草」と呼ぶかと言うと、それを精製して鷹匠の兄が作成した鷹の傷薬の秘伝を、弟がうっかり他人に喋ってしまったために兄に斬り殺された・・・という悲しい伝説に由来しているのです。かわいそうですね。


ちなみに実際にオトギリソウには切り傷や打撲等に薬効があり、ヒメオトギリもやはり漢方で用いるそうです。

Category: 山野草

21:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンイシガメ@綿打池

2009.07.18(Sat)

そもそも、15日に綿打池に立ち寄ったのは、単なる他用のついででした。それがなんで無理して16日も通うことになったかと申しますと、この池のカメが気になったからです。


ご多分に漏れず、ここにも多数のミシシッピアカミミガメ



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(20090716 千葉市中央区)


それとクサガメ もかなりいます。



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(20090715 千葉市中央区)


ところがその中に一匹、ニホンイシガメが日光浴しておりまして、



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(20090715 千葉市中央区)


それで16日もまた見に来てみた、というわけです。そして池の周りをてくてくと二周ほどするうち、前日とそう遠くない場所に這い上がってきて日光浴を始めた、このカメを発見。



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(20090716 千葉市中央区)


この写真ではわかり辛いですが、甲羅のパターンと傷を比較した結果、昨日のと同一亀であることが判明。甲長は目測で20cmほど。イシガメとしては最大級の大きさなので、年寄りの雌のカメだと思います(イシガメも雌の方が大きくなる)。



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(20090716 千葉市中央区)


うっかり音を立ててしまい、一度はボチャンと水に飛び込んでしまいましたが、しばらく待っているとまた上がってきました。もうこうなったらやるしかない、ということで、茂みにしゃがんでじーっと撮影。ちなみに顔はこうだ!




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(20090716 千葉市中央区)


千葉市内にも野生のイシガメが生息していることは確かです。果たしてこのカメが天然ものなのか、それとも誰かが捨てたものなのかは定かではありませんが、綿打池にはこのカメの他にも、あと何匹かイシガメがいるようでした。綿打池はしばしば増水します。イシガメの行動範囲はかなり広いそうなので、例えば、葭川 ――― 汚いですが ――― などを経由して都川あたりから来たとか、あるいは昔からこのあたりに住まっていたイシガメの生き残りの子孫ということだって、あり得ないとは言えません。



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(20090716 千葉市中央区)


市内に生息していることは確かと書きましたが、その数が減少の一途であることもまたほとんど確かなことです。どうか是非とも、このままでここに暮らし続けて欲しいものです。


今後、何とか時間を作って千葉市内の池をしらみつぶしに回ってみようと計画しています。

Category: 爬虫類

16:05 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ダイサギ@綿打池

2009.07.17(Fri)


千葉公園 は、戦後、旧軍の鉄道連隊の敷地の跡に整備された公園です。



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(20090716 千葉市中央区)


その中に綿打池という、長辺が200m弱ほどの池があり、これは旧軍どころではない、むかーしからある池で、池のほとりにある弁天様の入り口には、その歴史を記した碑が立っております。



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(20090716 千葉市中央区)


ここに出てくる太郎兵衛さんが綿打ちだったので、以来、彼の機転に敬意を表して「綿打池」と名づけられた・・・という、なかなか洒落た由来のある池です。今は大賀ハスが有名で、ボートにも乗れます。15、16日と二日続けて立ち寄ったのですが、池の周囲は木陰が多いので少しは涼しく、女子高生からお年寄りまで、いろんな人がベンチでボーっとしたり、元気な人は池の周りをランニングしたりしていました。


池の中に目をやると、ダイサギ がいました。


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(20090715 千葉市中央区)


わりと人慣れしてるようです。だんだん岸近くに移動してきて、


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(20090715 千葉市中央区)


小魚を捕まえたりしています。クチボソかな?



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(20090715 千葉市中央区)


若葉区の田舎ではダイサギに出会ってもなかなかこんなには近づけません。たまには都市公園もいいものです。

Category: 鳥類

22:15 | Comment(5) | Trackback(-) | EDIT

ムモンホソアシナガバチ

2009.07.16(Thu)

アシナガバチの仲間にも、なかなか美しい姿をしたものがいます。



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(20090714 千葉市若葉区)


ムモンホソアシナガバチは、ほっそりした体と上品な淡い褐色の縞模様を持っています。低木の葉の裏のようなところに巣を作ることが多く、その巣もやはりなんとなく上品な感じで、他のアシナガバチの巣より白っぽく、平らな形に広がっていきます。


ただし、そういうことと、このハチの性格がおとなしいかどうかということはまた別の問題で、むしろ攻撃性が強く、刺されると痛いハチなのだそうです。あんまりちょっかいを出さないほうが良さそうですね。

Category: 昆虫類・ハチ目

21:28 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

キボシカミキリ

2009.07.15(Wed)

ペンキをこぼしたような黄色の斑点が特徴のキボシカミキリは、たいへん触角が長いカミキリムシでもあります。ご覧の通り、体長の倍にも達します。



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(20090711 千葉市若葉区)


その体長はこの個体の場合、2cm少々。大きいものだと3cmくらいに達します。クワやイチジクを食害するため、養蚕農家などには嫌われる存在です。


DAYLIGHT RAMBLER 

(20090711 千葉市若葉区)


樹皮を食い破る強力な顎がよくわかります。ゴマダラカミキリと並んで、フトカミキリ亜科の中では比較的、普通に見られるカミキリムシです。

Category: 昆虫類・甲虫目

14:04 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

オオアオゾウムシ

2009.07.14(Tue)

金緑色の鱗片に彩られたオオアオゾウムシは、千葉で見られるゾウムシの中でも美しい種類のひとつでしょう。


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(20090711 千葉市若葉区)


体長は約1.5cm弱。あまりチョコチョコ動き回らないゾウムシは撮影が楽で、ブログ向きのありがたい昆虫です。梅雨の季節に現れ、ヤナギ、タデ、ミズキなどの葉を食べて暮らしています。今年目撃したのはこれが初めて。千葉県、千葉市のレッドリストとも、「C(要保護生物)」として記載されています。

Category: 昆虫類・甲虫目

19:19 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒメギス(長翅型)

2009.07.13(Mon)

ヒメギスは、キリギリスをそのままちっちゃくしたような虫です。通常、翅は短くお尻の後端まで達しないのですが、これはちょっぴり珍しい長翅型。



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(20090711 千葉市若葉区)


河川敷や耕作放棄地のようなところでよく見かけます。これは草刈り後の雑草の山にいたやつ。交尾器のかっこうから雌とわかります。警戒心が強く、カメラを向けるとあっという間に物陰にGO。


キリギリス科の虫らしく雑食で、植物以外にも他の虫を襲って捕食することもあります。このようなキリギリスの仲間は、飼育する場合にも、やはりキュウリやナスだけでなく動物質のものも与えた方がいいそうです。

Category: 昆虫類・バッタ目

19:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アオダイショウ

2009.07.12(Sun)

道を横切るように寝ていました。アオダイショウです。



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(20090709 千葉市若葉区)


「どいてね」と言ってみるとおもむろに動き始めました。体長は1m少々。アオダイショウとしてはまだまだ小物です。日本列島で最大のヘビのひとつ、アオダイショウはいったいどのくらいまで大きくなるものなのでしょうか。資料によって、その最大値は2m未満とも3m以上とも。子供の頃に生返事で聞いていた、安房の海岸育ちの父方の祖母が若かった頃に見たという「男の人の腕より太い」大蛇の話をもっと詳しく聞いておけばよかった、と今になって思います。学生時代、友達と一緒にかなり長いのを捕まえ、「これは2m越えだろ!」と計ったところ、1.8mだったことがありました。そのくらいあるともうなかなかの迫力ですが、明らかにそれより長さも太さも数段上なのを見たこともあります。それにしたってとても「男の人の腕より太」くはないので、祖母の見たヘビは怪物中の怪物というか、大蛇の名にふさわしいものであったに違いありません。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090709 千葉市若葉区)


水泳も木登りも得意で、さまざまな環境に適応しています。時に、都心のビルの屋上とかにさえ顔を出したりして、農村以外にお住まいの方にとっては最も出会う機会の多いヘビであるかもしれません。

Category: 爬虫類

21:40 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

マイマイガの産卵

2009.07.11(Sat)

7月8日の朝、建物の壁でマイマイガが産卵しているのを見つけました。



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(20090708 千葉市若葉区)


マイマイガはドクガ科の大型のガで、雄と雌がかなり違う姿をしています。ご覧のようなのが雌、一方の雄は何だか三角形でくすんだ色の縞模様が入っています。雌では開張8、9cmにも達します。


翌日はこうなり、



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(20090709 千葉市若葉区)


昨日がこう。



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(20090710 千葉市若葉区)


これは産んだ卵を抱いて守っているわけではありません。3日間かけて産み続けているのです。お尻の下の卵塊が徐々に長くなってきているのがわかると思います。写真はありませんが今朝もまだ産み続けていたので、4日連続ということになります。マイマイガはこうして何日もかけて卵を産み、そして産み終えると地面に落ちて死ぬのです。

卵のまま越冬し、春に孵化します。ドクガ科とは言え、一齢幼虫の段階で毒がある以外、毒性に関しては大して危険はありません。むしろ幼虫の食性が広範囲で、いろんな葉を食べてしまい、さらに時折とんでもない大発生をするので問題となります。驚くべきことに、これが成虫になると全く何も食べないのです。何のために成虫になるのでしょう。子孫を残し、死ぬために成虫になるのでしょうか。


生命というのは不思議なものです。

Category: 昆虫類・チョウ目

18:47 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

クサガメ@泉自然公園

2009.07.09(Thu)

若葉区内の都川流域で、誰でも必ず野生のクサガメが見られる場所というと、まずこの泉自然公園 だと思います。


もっとも、この公園には、クサガメよりずっと多い数のミシシッピアカミミガメ 、さらにハナガメ(こいつはクサガメとは交雑可能なのが厄介)までいるのですから、ここのクサガメだって、全部もとから野生の個体の子孫かというと話は極めて怪しくなるわけですが、まあ、少なくともクサガメがそこに自活しており、現在のところは生息してゆける環境が保たれているということは確かです。


これはまだ甲長10cmほどの若い個体、



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(20090704 千葉市若葉区)


こっちはおとなの大きなカメ。



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(20090704 千葉市若葉区)


雌の方が大きく、最大では甲長30cmに達します。クサガメは夏の夜などけっこう這い回ることがあり、時に水辺からかなり離れたところで車に轢かれていたり、とんでもない場所でU字溝に落っこちていたりします。泉自然公園は、地勢上、都川に流れ込む谷地とその周囲の里山環境を公園化した場所です。都川にはクサガメが生息しています が、公園の直前を流れる部分では護岸が急で、カメは姿を見ることができません。また、泉自然公園の中でも、一番川に近く、一番面積の大きい「下の池」ではミシシッピアカミミガメがクサガメより遥かに優勢で、そこから奥の池へと進むにつれ徐々にクサガメが多くなるように見受けられます。ですから、この公園のクサガメたちの中に、もとから都川近辺で暮らしていた野生のカメの遺伝子が間違いなく息づいているのなら、彼らは自然公園化されることで喪失を免れた谷地の奥に、外来種の脅威にさらされながらひっそりと生き残っているということになるのです。

Category: 爬虫類

21:24 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

オオアオイトトンボの成長

2009.07.08(Wed)

先月、かなり高密度で発生する場所を見つけ、羽化間もない状態のを取り上げた オオアオイトトンボ。その後足しげく・・・とはいきませんが、何度か通ってみています。


やはり、というか、通うたびにその個体数は少しずつ減っています。このようにクモの巣にかかったりして命を落とすものも散見されます。



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(20090622 千葉市若葉区)


そしてこの7月3日には、一月前にあれほどたくさんいたものが、ざっとの目視ではわずか数匹しか確認できませんでした。あるいは死に、あるいは散っていったものでしょう。しかし、しぶとく生き残ったものは、輝くような美しい青緑色に成長しています。



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(20090703 千葉市若葉区)


前の未成熟個体のとまり方と比べてみてください。成長したオオアオイトトンボは、このように翅を開いてとまるのです。


このトンボの産卵行動は独特で、水面にオーバーハングした樹皮に産卵します。秋になったら、そんな光景も紹介できるかもしれません。

Category: 昆虫類・トンボ目

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ヤマカガシの多い日

2009.07.07(Tue)

梅雨時は田んぼの周辺でヤマカガシによく出会います。この日、というのは7月3日ですが、平川幹線排水路沿いを一時間ほど歩いただけで、十匹近くのヤマカガシに遭遇しました。



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(20090703 千葉市若葉区)


これはまだ、目測30cm前後の幼蛇です。今の季節、周囲の植物上には、それこそ無数の上陸したてのアマガエル がおり、このヤマカガシがいる葉の上のほうにも二匹ほどとまっています。狙っているのかな?



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(20090703 千葉市若葉区)


一方、こちらは1m前後あるなかなかの大物。見ているとクルクルととぐろを巻き始め、



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(20090703 千葉市若葉区)


かなりコンパクトにまとまりました。ヤマカガシは毒蛇であるとは言え、よほどのことがない限り咬みつくものではありません。むしろ近づくと逃げてしまうのでそーっと撮影。



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(20090703 千葉市若葉区)


胴体がふくれているようにも見えます。お食事後でしょうか。ヤマカガシは水辺で暮らし、カエルやドジョウを食べて暮らすヘビです。つまり、このようにヤマカガシと多く出会うということは、それだけ餌となるカエルなどが豊富だということでもあります。そして、ヤマカガシはヤマカガシで、サシバのような猛禽の餌となります。どのような生き物も、それ単独で存在しているわけではないのです。


☆☆☆


時に、千葉県立中央博物館におきまして、企画展「生物多様性1:生命(いのち)のにぎわいとつながり」 が開催中です。ニホンオオカミの標本等も展示されてます。お近くの方は是非・・・って、あ、俺もまだ行ってないんだった。<早く行け

Category: 爬虫類

10:49 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

デーニッツハエトリの狩り

2009.07.06(Mon)

デーニッツハエトリは、以前取り上げた際に書いた通り、明治時代にお雇い外国人として来日した、ドイツ人医師にして偉大なクモ学者、ウィルヘルム・デーニッツ氏の名が冠せられた、なかなか美しいクモです。


しかし、これほど大きな獲物を捕食しているところを見るのは初めてです。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090703 千葉市若葉区)


捕まっているのはウスキツバメエダシャクか、あるいはフトスジツバメエダシャクでしょうか。そんなに大きいガというわけではありませんが、それにしたって開張5cm近く、ハエトリグモに比べれば巨人のような体躯です。このようなガは日中は葉陰で休んでいるので、そこを狙って襲ったのかもしれません。胸の下側は急所ですから、おそらくは一撃で勝負あり、だったのでしょう。ガは既に身動きもかすかになり、あとは食べられるのを待つばかり、というよりも、



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090703 千葉市若葉区)


がっちりと食い入り、既に食べ始めているようです。しかし、これ全部ひとりで食べる気ですかね、このひと。

Category: 鋏角類

18:08 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヤブガラシ

2009.07.05(Sun)

ヤブガラシ。繁殖力旺盛で、地下茎で土地の養分を吸い尽くして藪さえ枯らしてしまうほどだというので「藪枯らし」。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090630 千葉市若葉区)


またの名を「ビンボウカズラ」とも。ずいぶんな言われようというか、ヘクソカズラ しかり、蔓性の植物というのはどうも必要以上に貶められているような気がしてなりません。


その正体はブドウ科の多年草で、花もなかなか美しいものです。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090630 千葉市若葉区)


蜜が多いため、よく、各種のハチやコガネムシ、アゲハチョウなどが集まっています。

Category: 山野草

22:03 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カナブン

2009.07.04(Sat)

ぼつぼつカナブンも見かけるようになりました。カブトムシ やクワガタと並んで、いかにも雑木林の夏の虫という感じがしますね。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090630 千葉市若葉区)


体色はこのような銅色からかなり鮮やかな緑色までいろいろな変化があります。長方形の頭部が独特で、私はこの角張った顔を見るとなぜだか村田英雄を連想してしまいます。


子供っておかしなもので、カナブンなんていくら捕まえたって何にもならないのだけれど、それでも捕まえるのはおもしろいんですね。私などもみんなでクヌギの木をけとばしたりしてせっせと捕まえたものです。飼った記憶も逃がしてやった記憶もあまりないのだけれど、我々はあの捕まえたカナブンをどうしていたのでしょうか・・・

Category: 昆虫類・甲虫目

20:37 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ショウジョウトンボ

2009.07.03(Fri)

成熟するとお尻から眼まで全身が赤くなるショウジョウトンボ。特に雄は、翅以外はもう炭火のように真っ赤っ赤で、他のどんなトンボよりも赤いです。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090629 千葉市若葉区)


アカネの仲間とは、上から見るとお腹が横に平べったく見えることで区別できます。田んぼの周辺でよく見られるトンボですが、幼虫(ヤゴ)で越冬するため、冬場に水がない環境からは姿を消しています。


猩猩というのはもちろん、山海経とかに出てくる、例の赤ら顔・酒好きの人間に似た怪物のことで、そのもともとの正体はオランウータンだとも言われています。ショウジョウトンボは南方系のトンボで、同じように真っ赤なタイリクショウジョウトンボが広く東南アジアにも分布していますから、ボルネオあたりではきっとショウジョウの周りをショウジョウトンボが飛んでたりとかするわけですね。


Category: 昆虫類・トンボ目

18:01 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

セグロカブラハバチ

2009.07.02(Thu)

体長6、7mmの小さなハチ。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090629 千葉市若葉区)


私にとってこの虫は、はなはだ申し訳ないことに、クモやムシヒキアブなど、「いつも誰かに捕まって食べられている」という印象です。年に数回発生し、数もたくさんいるので余計にそう感じるのかもしれません。一匹一匹にはそれぞれの世界が見えているのでしょうが、食物連鎖というのは厳しいものです。


幼虫は名前の通り、カブなどのアブラナ科植物の葉を食べて成長します。

Category: 昆虫類・ハチ目

18:54 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ホタルガ

2009.07.01(Wed)

蛍蛾といっても、発光するわけではありません。黒いボディに赤い頭という組み合わせがホタルっぽいためにそのように名づけられているのです。



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090627 千葉市若葉区)


開張5、6cmに達する、わりあい大きなガです。薄暗い森の中などをゆっくり飛び、すぐ葉などにとまります。櫛状の長い触覚、翅の白い帯など、ちょっとオカルティックな独特の雰囲気。幼虫は黄色っぽいずん胴な毛虫で、サカキやヒサカキの葉を食べて育ちます。

Category: 昆虫類・チョウ目

13:08 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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