台風前夜のシュレーゲルアオガエル

2009.08.31(Mon)

昨日は朝いちで選挙に行ってから、都川でカメの数をかぞえる予定でしたが、ご存知の通り台風11号の接近のため雨が降り出し、カメ・カウントは延期にしました。


代りに、うちの壁にくっついていたおなじみのこのお方を観察。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090830 千葉市若葉区)


日頃、日中は限りなく怠惰なシュレーゲルアオガエルも、降雨の折にはぱっちりと眼を開けて嬉しそうです。とは言えほとんど不動なことに変りはないので、ついでだから身体測定。



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(20090830 千葉市若葉区)


体長5.5cm程度。なかなか大きい雌です。シュレーゲルも他の多くの両生類同様、雌の方が大柄なのです。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090830 千葉市若葉区)


濡れれば濡れるほど表情が生き生きとしてきます。口の端が上がっているせいで、笑ってるように見えますね。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090830 千葉市若葉区)


ところで、総選挙の方は皆様のご存知の通りの結果となりました。私の住んでいる地域は農村部で、小選挙区では毎回自民党が勝っていました。そのような土地でも、今回は民主党が勝利しました。


正直言って、先の東京都議選の結果が出た時点で、こうなることは必然だったと思います。私の知る限り、日本の歴史の中で、緒戦で首都を奪われてから形勢を盛り返すことのできた政権はただの一つもないからです。そして同時に、曲がりなりにも民意らしきものが時の政権を明確に選択したというのもまたこの国の歴史で初めてのことであるはずです。それが稚拙なすげ替えであったのかそうでなかったのかは、今後の時の流れが証明することとなるでしょう。しかしいずれにせよ、今のこの国土の荒れ果てた山野、放棄された農地を見るにつけ、長い年月をかけてそのような状況を導き出し、しかも誰も責任を取らなかったこの国の運営システムが一旦崩壊するのは避けられなかったことだと私は考えています。変われば良くなるかどうかは誰も知らないけれど、このままでは先細りになってゆくしかない。多くのジャンルの多くの現場で、そんなふうに考えた人が多かったのでしょう。私もその一人です。これからこの国で何が起き、どのように物事が動いてゆくのか。答えはこれから出ます。誰も他人事でいることはできません。責任はみんなにあるのです。


▽シュレーゲルアオガエルの過去の記事はこちら からどうぞ

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Category: 両生類

17:46 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

オオフタオビドロバチ

2009.08.30(Sun)

オオフタオビドロバチは、黒地に鮮やかな黄色の模様が目立つ、体長2cm弱のハチです。



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(20090829 千葉市若葉区)


竹筒にとまって何かしています。オオフタオビドロバチはこのような竹筒などの内部に泥で幼虫のための部屋をこしらえて産卵し、餌としてイモムシを狩ってきてそこに詰め込むのです。


どうやらこのハチもそのための肉団子を作っているようです。一匹ままのイモムシを運び込んでいるところは時々見ますが、肉団子も作るとは少し意外でした。写真左でアリがおこぼれを狙いに来ています。



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(20090827 千葉市若葉区)


うっかりカメラを近づけすぎたため、作りかけの団子らしきものの一部を残して逃げてしまいました・・・。ちなみに成虫は肉食ではなく、花の蜜を吸います。

Category: 昆虫類・ハチ目

15:16 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

コシマゲンゴロウの食事

2009.08.29(Sat)

産卵後に力尽きた個体でしょうか。それともクモの巣にかかったものが落ちたのでしょうか。用水路に浮かぶシオカラトンボ の死骸に、多数のコシマゲンゴロウ が群がってきました。



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(20090827 千葉市若葉区)


その食べ方はたいへんアグレッシブで、見る見るうちにトンボがスカスカになってゆきます。このような水死体は、彼らにとっては大口の食糧援助のようなものなのかもしれません。コシマゲンゴロウ以外の仲間もやってきました。


コシマゲンゴロウよりちょっと大きめのこれは、近年ちょっぴり珍しいマルガタゲンゴロウ、



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(20090827 千葉市若葉区)


これはヒメゲンゴロウ。



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(20090827 千葉市若葉区)


この用水路には湧水が流入しているせいか、一年中水の尽きることがなく、意外に多様な生物がいます。なかなかどうして、覗いていて飽きない場所なのです。



▽コシマゲンゴロウの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 昆虫類・甲虫目

21:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オカトラノオ

2009.08.28(Fri)

オカトラノオ。その名の由来は、ものの本には「丘に生える虎の尾の意」なんて書いてあります。一見明快なようでいて実はわけわかんない素敵な説明ですが、ともあれ実物はこういう植物です。



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(20090827 千葉市若葉区)


先ほどのものの本の説明にちょっと補足しておくと、「トラノオ」という名前のつく植物はかなり多く、例えばホンダワラ科の海藻であるウミトラノオや、リュウゼツラン科の観葉植物トラノオ(サンセベリア)、ゴマノハグサ科の帰化植物ルリトラノオなんてのがあるわけです。そんな中で、オカに生えるこのオカトラノオはサクラソウ科に属し、日当たりのいい林縁などで見かけます。



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(20090827 千葉市若葉区)


大きいものは高さ1m近くにまで達します。房のような白い総状花序がなかなか凛々しくまた力強く、確かに虎の尾に例えられるにふさわしい気がいたします。いや、ホンモノのトラの尻尾を間近でしげしげ見たことはありませんけれど・・・

Category: 山野草

18:29 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

チュウサギ@鹿島川

2009.08.27(Thu)

道の先で、チュウサギ がせっせと熱心に何か食べています・・・。傍らにはハクセキレイ も一緒。やはり同じものを突ついているらしい。



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(20090825 千葉市若葉区)


あんまり邪魔はしたくないけど、私としてはこの道を通らないと家に帰れないので、ずかずかと接近。ハクセキレイはすぐ飛び立ちましたが、チュウサギはなかなか逃げず、何だか未練げにその場に立ち尽くしています。遮蔽物もなんもない一本道をまっすぐ近づいているのに、ちょっと珍しいぞ。



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(20090825 千葉市若葉区)


石を投げれば確実に当たるほどの距離になって、やっとおずおずと飛び立ちました。そんなにおいしいものでもあったのかと思い、サギがいたあたりの地面をチェックすると、



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(20090825 千葉市若葉区)


何と地面には、数え切れないほどのマメハンミョウ が!あんた、これ猛毒なんだよ!鳥は食べないってどの本にも書いてあるよ!


チュウサギは、コサギやダイサギに比べ昆虫をよく食べるそうですが、しかしまさか本当にこんなもの食べていたのかなあ?もしもこれを食べていたとしたら、相当ピリッとした食べ物だったことでしょう。こうと知っていたら匍匐前進でも何でもして、食事シーンをちゃんと撮影したところだったのですが、今となっては後のカーニバル・・・



▽チュウサギの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 鳥類

19:26 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アズチグモ

2009.08.26(Wed)

なんだか変な仮面をつけているように見えるアズチグモ。私はひそかに「ドロンジョ様」と呼んでいます。



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(20090821 千葉市若葉区)


これは雌で、大きさは約6、7mm。透明感があってなかなか美しいですね。


カニグモの仲間の常で雄はうんと小さく、3mm弱くらいしかありません。色も褐色で、雌とはだいぶ異なる姿をしています。雌の中でもけっこう多彩な色の変異があり、このように縞の入った派手な姿のもいます。



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(20090823 千葉市中央区)


どちらの写真からでもわかるように、体色と似た白っぽい花などで獲物を待ち受けていることが多いです。上の写真のはヤブミョウガにいたのですが、その写真を二、三枚撮ってみてはじめて、クモが乗っかっていることに気づいたのでした・・・

Category: 鋏角類

18:09 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

クロイロコウガイビル

2009.08.25(Tue)

コウガイビルは、ヒルという名前こそついていますけれど、実際のところはヒル(環形動物)の仲間ではなく、扁形動物に属し、プラナリアなどの親戚にあたる生き物です。


中には1m近くにも達する種がいることは有名ですが、このクロイロコウガイビルはそれほど桁外れの大きさにはなりません。庭で見つけたこいつも5、6cmというところでしょうか。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090821 千葉市若葉区)


庭石の上に引っ張り出したのは撮影のためのやらせでして、本来は石の下とか木の根っこのところのような物陰に住んでいます。雨上がりなどに這い出してくる姿は不気味であるものの、ヒルと言っても人の血など吸いませんので、草刈りの際などに見つけても殺さないでやってくださいませ。ナメクジなどを食べる肉食で、その口は何とお腹の中央にあります。ちなみに前述のようにプラナリアの親戚であるからして、ぶった切ると二匹に分裂して再生しちゃったりとかします。


動きはこんなふうです。


script_ameba_vision_movie,http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=2zs52qg75nW:bhae:No:df:y51p_H9fu.H/Uf7/xmLapgbUTigKJUd:Dx/P:xx:PT:WSAucafPfaJ.WhckOmiMq/&width=320&height=240&skin=gray 

(2009.8.21 千葉市若葉区)


水分が多いと俄然、元気になるようです・・・。そうです、水をかけて濡らしたのも撮影のためのやらせです。あぁ、俺って汚れた大人だぜ。

Category: 扁形動物

23:32 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ヤマカガシの幼体

2009.08.24(Mon)

八月から九月にかけては、ヤマカガシ の孵化の季節です。道路の真ん中に、小さな小さな幼蛇がニョロンと寝そべっていました。



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(20090821 千葉市若葉区)


比べるものがないと大きさがわからないと思います。私の左手と勝負!



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(20090821 千葉市若葉区)


私の手は標準よりかなり小さく、この項のためにさっき測ってみたら中指の先端から手首まで17cmしかありませんでした。ヤマカガシの孵化時の体長は20cm前後ということですから、この子はまさしくこの世に生まれて出でたばかりということになるでしょう。



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(20090821 千葉市若葉区)


おかしなもので、例え毒蛇であっても、生まれたてというのはやはりあどけない可愛らしい顔をしているものです。首筋のイエローも鮮やかです。


この道は車一台やっと通れる程度の広さですが、この子が寝そべっていたのはそのちょうどど真ん中。いくらなんでもそのままでは轢かれること請け合いなので、尻尾を指でつついてやると、スススーっと存外に速い動きで道路脇の藪に滑り込んでゆきました。その二十秒後くらいにえらい勢いで自動車が走り抜けていったので、自己満足とは知りながら、ちょっぴりホッとしたのでした。



▽ヤマカガシの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 爬虫類

18:22 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

コシマゲンゴロウ

2009.08.23(Sun)

泳げて歩けて空も飛べる。水・陸・空と制覇するSF兵器のような生き物、ゲンゴロウの仲間の中では現在でも比較的普通に見られるコシマゲンゴロウです。漢字で書くと「小縞源五郎」と、戦前の役者みたいでなんだかちょっぴりカッコ良くなります。用水路の淀みでたくさん見つけました。



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(20090821 千葉市若葉区)


体長は約1cmほど。ピンピンと素早く泳ぎ、時折水面にお尻を出して呼吸します。ゲンゴロウの仲間は翅と腹部の間に空気を溜め込んで水に潜るのです。アクアラング式ですね。夜は灯火に飛んできたりもします。成虫・幼虫ともに肉食です。


圃場整備や耕作放棄など、農法の変化と農業そのものの衰退はどこでも水生昆虫の暮らしを大きく圧迫しています。このコシマゲンゴロウはまだ比較的普通に見られますが、「コシマ」のつかないゲンゴロウなどは、千葉市のレッドリストで「X(消息不明・絶滅)」として記載されている状態です。田んぼの生き物というと、多くの人が思い浮かべるのが、カエル、メダカ、そしてこのゲンゴロウやタイコウチのような水生昆虫でしょう。ところが現実には、両生類も魚類も水生昆虫も、現在の田んぼからは姿を消しつつあるか、既に姿を消しているのです。そのようなことは非常に恐ろしいことであると、私は思うのですが・・・

Category: 昆虫類・甲虫目

20:45 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ツリガネニンジン

2009.08.22(Sat)

キキョウ科のツリガネニンジンです。その薄紫色の美しい花は文字通りの釣鐘型をしています。耳を近づけて、花びらを指で軽く弾いてみましょう。コーンというかすかな音がします(うそです)。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090820 市原市)


田んぼの背後の土手からすうっと伸びて咲いていました。どことなくけなげな感じがしますね。お盆くらいに咲き出し、夏の終わりと秋の訪れを告げる植物のひとつですが、最近、次第に見かけなくなりつつあります。残念なことです。



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(20090820 市原市)


春の若芽は大変に美味だそうです。「トトキ」という山菜がそれです。

Category: 山野草

14:15 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

オニヤンマの交尾

2009.08.21(Fri)

夏も後半戦に突入し、あちこちの水場の近辺でオニヤンマの姿をよく目にします。何しろ大きいので飛んでいると目立つ目立つ。農道の上空を繋がって飛んでいるカップルを見つけ、ダッシュで追いかけました。



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(20090817 千葉市若葉区)


繋がったまま木の枝にぶら下がります。これは「連接」と呼ばれる状態で、上にいる方が雄です。雄は尻の先端にある尾部付属器を用いて雌の首を掴んで吊るし上げているのです。まるっきり首吊りです。



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(20090817 千葉市若葉区)


またこの時間が非常に長く、雌が死んじゃうんじゃないか?と思うほどです。


こうして繋がる前に雄が雌を捕まえる時の振舞いは、まるっきり拉致に近い暴力的なものです。オニヤンマの雄というのはまことに単純と言うかなんと言うか、水辺をせっせとパトロールし、他の雄が来れば追い払い雌が来れば強引に腕ずくで関係を迫ります。雌はたまったものではありません。無理矢理どこかへ連れて行かれ、長時間首を吊られた後で交尾です。本人、いや本トンボたちはどう感じているのか知りませんが、人間の視点で見るとなんとも気の毒な話ではあります。


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(20090817 千葉市若葉区)


何度か場所を変えながら連接すること数十分。やっと交尾が始まりました。この後、雌がどのように産卵するかについてはこちらの記事 をどうぞ。動画もあります。


・・・この撮影には私もかなり身体を張りました。私はもともと首が悪く、それが長時間上を向きっぱなしで山の中を駆けずり回ったせいで、以降まる二日間、かなりきつい首の痛みに悩まされ続けたのでした・・・


▽オニヤンマの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 昆虫類・トンボ目

17:24 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

カブトムシ(♂)

2009.08.20(Thu)

さて、例のクヌギの木のお話がまだ続きます。


カナブンにオオスズメバチにゴマダラチョウオオムラサキアカズムカデ など多種多様な生き物を育むこの木。この日は、まだ明るいというのに大きな雄のカブトムシが二匹、樹液にかぶりついていました。



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(20090817 千葉市若葉区)


写真右のカブトの前翅に穴が開いているのは、雄同士の争いによるものでしょうか。それとも、クワガタに咬まれたのでしょうか。この立派な角は飾りではなく、餌場を巡って戦うための武器です。角の大きさは幼虫時代の餌や環境で全てが決まり、一度成虫になってからは伸びたりしません。


カブトムシは昆虫界の王者みたいな気がするし、実際とても強いのだけれど、このクヌギの木には前述のようにこわもての生き物がたくさん集まります。鳥の中にもカブトムシを好んで食べるものがおり、近辺の路上には中身を食べた後の翅や頭部だけがたくさん落っこちていたりします。肉食動物も樹液を求める動物も死骸をあさる動物も、みなそれぞれの理由から、それぞれの生存を賭けてこの場にやってきます。たった一本のこのクヌギの木を巡って、ひとつの宇宙のような生態系が構築され、同種間、異種間で様々なドラマが展開されているのです。


▽カブトムシの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 昆虫類・甲虫目

18:04 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオムラサキ(♂)

2009.08.18(Tue)

しつこく例のクヌギの木 に通っています。オオムラサキ、やはり雄もやってきました。



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(20090815 千葉市若葉区)


鮮やかな紫色というか群青色・・・ですがだいぶボロくなっています。縄張りを持ち、勇敢で攻撃性の強いオオムラサキは争いごとをよくするので、すぐボロくなってしまいます。



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(20090815 千葉市若葉区)


日本の国蝶・オオムラサキは世界最大のタテハチョウのひとつで、日本以外にも中国や朝鮮半島、台湾やベトナムにも分布しています。ひるがえってわが千葉市若葉区では、あくまで私の歩き回った感想では生息箇所そのものはかなり広範囲にわたっており、先日などうちの庭にも一匹紛れ込んできたくらいです。しかし個体数そのものは決して多くなく、今後ともその生活の場である雑木林、里山環境がしっかりと保全されることを願ってやみません。


▽オオムラサキの過去の記事はこちらからどうぞ

Category: 昆虫類・チョウ目

21:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンカナヘビの幼体

2009.08.17(Mon)

お盆なので墓参りに行きました。


母方の代々の先祖が眠る墓地は元来、小さな中世城郭の曲輪の一部であったものと思われ、大変に興味深いのですが、それを書き出すとこのブログの趣旨から逸脱しそうなので割愛します。


帰ろうとしたとき、墓地の隅の斜面に、ニホンカナヘビ の幼体を見つけました。



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(20090814 長生郡長柄町)


全長は目測で5、6cmくらいでしょうか。半分以上尻尾なので身体はほんとに小さいです。八月はカナヘビの卵が多く孵化する季節です。私も小学生時代に卵を拾ってきて孵したことがあります。四つくらい拾ってきて、二つ孵りましたが、そのときのことをちょっと思い出しました。この幼体もまだこの世に生を受けてそれほど日数が経っていないのでしょう。祖先の霊が戻ってくる日に新しい命に出会ったのも何かの縁。生きているものたちはしっかり生きていかねばならないという思いを強くいたします。


この後、成体になるには約一年ということですから、ニホントカゲ に比べるとざっと半分ですね。



▽ニホンカナヘビの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 爬虫類

18:08 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

サトキマダラヒカゲ

2009.08.16(Sun)

タテハチョウ科、ジャノメチョウ亜科に属するサトキマダラヒカゲは、色こそ地味ながら大変複雑な模様の翅を持っています。



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(20090814 長生郡長柄町)


森林性のチョウで、里山や、雑木の多い民家の庭などで普通に見ることができます。直射日光の下にはあまり出て来ず、名の通り日陰にいることが多いです。わりあいに素早く飛び、樹液や動物のウンコなどによくたかっています。幼虫は薄茶色の縞みたいな網目みたいな模様が入ったぽてっとしたイモムシで、タケやササ類を食草としています。


サトキマダラヒカゲには、ヤマキマダラヒカゲというそっくりさんがいます。そちらはこれまた名前の通り山地性ですが、市原市やこの長生郡あたりには両者が棲息しているようです。

Category: 昆虫類・チョウ目

12:19 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ナツアカネ

2009.08.15(Sat)

ナツアカネといっても夏にしかいないというわけではありません。梅雨明けから晩秋まで成虫を見ることができjますが、暑い季節には山地で過ごし涼しくなると降りてくるアキアカネとは異なり、真夏の間も低地にいるので確かにより夏のトンボという感じがします。



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(20090813 千葉市若葉区)


アキアカネとは、胸部側面の黒い模様の違いによって見分けることができます。わかりやすく解説してあるサイトがたくさんあるので、さあ、みなさんも「ナツアカネ アキアカネ 翅胸」とグーグル様に打ち込んで検索してみましょう~。



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(20090813 千葉市若葉区)


今はまだこのように薄い色をしていますが、秋の訪れとともに成熟して赤みがさしてきていかにも赤トンボという感じになり、特に雄は全身かなり赤くなります。

Category: 昆虫類・トンボ目

21:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

クサガメの木登り

2009.08.14(Fri)

クサガメ は日光浴が大好きです。



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(20090813 千葉市若葉区)


クサガメのような水棲・半水棲のカメにとって日光浴は、紫外線を浴びることによる体内でのビタミンD生成、殺菌などの重要な意味がある大切な行動で・・・


・・・ってオイ、



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(20090813 千葉市若葉区)


どこまで登ってんだよ、オマエら!!!



池に向かってオーバーハングした枯木の真ん中あたりまでいってしまっているのです。確かにその角度は緩やかで、クサガメというのは見た目よりずっと足が丈夫ですから、その気になれば登れそうではありますが、それにしても大したものです。


拡大すると、上のカメがこれで、




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(20090813 千葉市若葉区)


下のがこいつ。



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(20090813 千葉市若葉区)


私がすごく興味があったのは、この二匹が日光浴を終えて水中に戻るとき、回れ右をして木の根元まで帰るのか、それともそのまま真下にドボンと落ちるのかということでした。後者っぽい気もしますが、水面までは目測2mくらいあります。上のカメは甲長15cmくらい、下のは20cmくらいですから、とんでもない高飛び込みです。時間の許す限り、といっても十分ほど眺めてみたものの、当然そのくらいでは日光浴は終りません。おどかしたりしてみたい衝動に駆られましたけれど、それは気の毒なので自重しました。ああ、見届けたかった・・・


▽クサガメの過去の記事はこちら からどうぞ

Category: 爬虫類

19:27 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

オオムラサキ

2009.08.13(Thu)

先日取り上げた例のクヌギの木 には、オオムラサキもやってきます。夕方五時、立派な雌が二匹、おなじみのカナブン やクロカナブンたちを押しのけて樹液を吸っていました。



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(20090812 千葉市若葉区)


オオムラサキといえば日本の国蝶。これは1957年に日本昆虫学会総会において選定されたもので、その選定理由は、乱暴にまとめると


・日本全国的に分布している

・大きくて色が綺麗だ


などであったということですが、オオムラサキは幼虫時代はエノキの葉を食べ、成虫になってからはこのようなクヌギの樹液を好むなど、里山の雑木林に強く依存した生活をするチョウです。ところがそのような雑木林が全国的にすっかり少なくなっているため、今や全くのところ、どこででも見られるチョウではなくなってしまっています。


動画を撮ってみました。


script_ameba_vision_movie,http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=YVs52qg75nW:bhae:No:cd:0htl5G.z5kGTnf7/xmLapcdPQlgKJUd:Dx/P:xT:OR:Y75qVZgjHAISphckOmiMq/&width=320&height=240&skin=gray 

(20090812 千葉市若葉区)


script_ameba_vision_movie,http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=LIs52qg75nW:bhae:No:cd:yrHkAt23_gAQcf7/xmLapcdPRggKJUd:Dx/P:xG:OR:WETpd_Ynb9CPehckOmiMq/&width=320&height=240&skin=gray 

(20090812 千葉市若葉区)


カナブンと比べた際の体の大きさ、堂々とした態度がわかります。さすが国蝶、親方日の丸です。<違



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(20090812 千葉市若葉区)


雄のような鮮やかな紫色はありませんが、体のサイズは雄よりも大きく、貫禄たっぷりです。雄も来ないかな・・・ときょろきょろしていたら、木の下で一匹亡くなっているのを見つけました。



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(20090812 千葉市若葉区)


事情は分かりませんが、アリのつき方などを見ると死後一日と経っていないようです。合掌。

Category: 昆虫類・チョウ目

18:39 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ミンミンゼミの鳴き方・動画編

2009.08.12(Wed)

昨日に引き続き ミンミンゼミです。鳴いてるところの動画を撮ってみましたので改めてご紹介。当然音声もついてます。


script_ameba_vision_movie,http://visionmovie.ameba.jp/mcj.php?id=1ys52qg75nW:bhae:No:cc:yoJmDFkgu4LVdf7/xmLapcaTNogKJUd:Dx/P:xw:OQ:WBVrgYGQgUNUfhckOmiMq/&width=320&height=240&skin=gray 

(20090812 千葉市中央区)


背中の模様のパターンにはわりあい多様な変異があり、このセミは昨日習志野で撮ったものよりか青味が強く、すっきりした姿です。



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(20090812 千葉市中央区)


都心部にも多く、先日谷中の画廊に行った際、あまりに周囲から聞こえるミンミンゼミの声が大きいので、思わず「これってBGMで流してるの?」とアホなことを聞いてしまいました。ミンミンゼミの幼虫は他のセミの比べ乾燥した土壌を好むため、都会での生育に適応しているのだそうです。


羽化したてのミンミンゼミはこの世のものとも思えない美しさなので、来年、紹介できたらいいなーと思っております。


☆☆☆


まとめサイト はようやく昆虫すべてが完成しました。

Category: 昆虫類・カメムシ目

21:50 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ミンミンゼミ

2009.08.11(Tue)

み゛ぃーんみ゛んみ゛んみ゛んみ゛んみ゛ぃー


という鳴き声がそのまんま名前になったミンミンゼミ。その声の大きさ、体のサイズ、生息数、どれをとってもアブラゼミと並んで千葉のセミの両巨頭と申せましょう。実際、頭もデカいし。



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(20090811 習志野市)


セミは翅や喉で鳴いているわけではなく、お腹で鳴きます。セミの腹部には発音膜というものがあり、これを発音筋という筋肉で震動させて音を発し、腹部内の空洞に共鳴させることでその音を増幅し、さらに腹弁という板状の弁を開閉することで音の高低や調子を変えるのです。


鳴いているところをよく見ると、お腹を伸び縮みさせるような動作をしていることがわかります。



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(20090811 習志野市)


土中で過ごす期間は他のセミより長いほうで、ざっと七年。そして成虫になってからの寿命は約二週間です。「鍛錬千日 勝負一瞬」なんて言葉があり、私の出身高校の剣道場にもそれに類する額がかかっていて、毎日部活の稽古後に皆で暗誦したものですが、セミというのはまさしくそれを地で行っているようです。

Category: 昆虫類・カメムシ目

21:39 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

マユタテアカネ

2009.08.10(Mon)

先日、シオヤアブに食べられている ところを紹介したマユタテアカネは、漢字だと「眉立茜」と書きます。ちょっぴり少女漫画ふうで、お嬢様っぽい感じがします。←勝手なイメージ



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(20090810 千葉市若葉区)


顔にある二つの黒い斑模様を「眉斑」ということからマユタテという名がついているわけですが、どちらかというと眉というより鼻の穴みたいに見えますね。



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(20090810 千葉市若葉区)


ノシメトンボ ほどではありませんが、平川水系界隈ではかなり数多く見られる赤トンボです。体格はノシメトンボよりほんの少し小さく、華奢な感じがします。開けた田んぼよりも藪や茂みの多い場所を好むようです。


お盆も近くなり、いい色に染まってきましたね。ちなみに、雄はこうして赤くなりますが、雌は色づかないのだそうです。

Category: 昆虫類・トンボ目

21:06 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオヤミイロカニグモ

2009.08.09(Sun)

お仏壇に供えてあったトウモロコシを頂こうとしたら、体長1cmほどのクモがついてきました。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090809 千葉市若葉区)


オオヤミイロカニグモの雌・・・かなと思います(いまいち自信なし。間違いに気づいた方がいたらどうかお教えくださいませ)。


カニグモの仲間は、前二対の肢がよく発達し、それがカニっぽいのが外見上の大きな特徴です。たいていは待ち伏せ猟で生計を立て、巣網は張りません。この前二対の肢でしっかりと獲物を抱え込んで捕えるのです。


ちなみにトウモロコシはうちの自家製です。うまそうでしょ。

Category: 鋏角類

21:51 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ホシハジロ@綿打池

2009.08.08(Sat)

かなりびっくりしました。


いや、ホシハジロはそんなに珍しい鳥ではありませんし、綿打池にいるのも全然異常なことではありません。思いっきり冬鳥のホシハジロが夏にこんなとこにいたのでびっくりしたのです。それとも、私が知らないだけで、この池には毎年夏でもホシハジロがいるのでしょうか・・・少なくとも先月寄ったときはいませんでしたが。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090804 千葉市中央区)


このように首から上が赤茶色で虹彩が赤いのは雄でございます。体格はカルガモなどより小さく、だいたいオシドリ程度の大きさの、潜水が得意なカモです。日本には冬鳥として渡来し、夏はユーラシア大陸で過ごし繁殖する・・・はずですが。はずですが。


DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090804 千葉市中央区)


すぐ近くまで寄っても逃げようとしません。なかなかつぶらな瞳ですが、いったいどうして一羽だけでここにいるのでしょう。そこにはどんな事情があるのでしょうか・・・

Category: 鳥類

19:32 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アカホシテントウ

2009.08.07(Fri)

アカホシテントウの赤い模様は、翅の表面ではなく、なんだか内側から浮き出しているように見え、ちょっと独特なものがあります。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090804 千葉市若葉区)


大きさは6、7mmと、ナミテントウナナホシテントウよりほんのわずか小さい程度ながら、めり込んだような頭部や透明感のある黒いボディのため、外見上、それらとはかなり違う虫という印象を受けます。


透明感があると言えば、よくよく見ると翅の外周部分が実際に透けており、



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090804 千葉市若葉区)


精緻な工芸品のような不思議な姿です。この写真のはハクレンの葉についていましたが、ウメの木に集まることが多く、カイガラムシ類を食べて暮らしています。

Category: 昆虫類・甲虫目

23:09 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

クヌギに集まる昆虫たち

2009.08.06(Thu)

沁み出す樹液を目当てに、様々な昆虫たちがクヌギの木にやってきます。


一番多いのは、やはりカナブン 。ポジションを巡って同種同士で激しく争い、木の下に叩き落されるものまでいます。



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(20090803 千葉市若葉区)


濃いイエローの長い口吻を刺し込んで、ゴマダラチョウ も樹液を吸います。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)

こちらもカナブンと時折おしくらまんじゅうをしますが、特にどっちが強いというほどの差はないようで、一進一退です。


そして昼間の樹液争奪戦で最強の昆虫はやはりこのひと、オオスズメバチ



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


カナブンやクロカナブンが近寄ってくると大顎で威嚇したり、頭突きをかましたりして後退させますが、ずうずうしいカナブンは何度ものこのこ近寄ります。私もそのような精神を見習ってずうずうしくなることにし、接写にトライ。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


良い子はあんまり真似してはいけないよ。刺されると痛いなんてもんじゃ済まないからねっ。悪い子が真似するのは勝手だが、何かあったあとでこのブログのせいにするんじゃないぞっ。



里山の雑木の代表格、クヌギ。人間が様々な形で利用してきただけでなく、昆虫たちにとっても価値の高い木なのです。夜になると、この樹液争奪戦はカブトムシや各種クワガタによって争われることになります。ひとつ今度は、これの夜編をやってみたいと思っています。


☆☆☆


まとめサイトは、やっとチョウ目まで完成しました。

Category: 樹木

23:28 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ニホントカゲの幼体

2009.08.05(Wed)

ニホントカゲ 、特に雄は成熟すると全身が茶褐色になってゆきます。しかし幼体の時代は、まるで別の生き物に見えるほどに美しい姿です。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


黒褐色の胴体に青い尻尾。金色の縦筋が三条入った背中。なんだか虹のようですね。


ニホントカゲは動作がそれはそれは素早いので、意外と撮影の難しい生き物です。このトカゲも一度私を見て逃げてしまいましたが、カメラを持ったままひたすらじーっとしていると、また戻ってきて足元をうろちょろし始めてくれたので助かりました。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


ご覧の通り、動きながらヘビみたいに舌を出し入れしますが、ヘビと違って舌の先は割れていません。これは匂いを嗅いでいるんだそうです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


ニホントカゲはニホンカナヘビ よりもさらに全国的な減少が著しいようです。道路建設や宅地化による生息地分断の影響をより受けやすいからという話もあります。


性成熟までは孵化から約二年かかります。大きさからして、このトカゲの場合は来年かな?

Category: 爬虫類

11:30 | Comment(8) | Trackback(-) | EDIT

キツネノカミソリ

2009.08.04(Tue)

キツネノカミソリはヒガンバナ科の植物です。その名は、葉が剃刀に似ていることに由来するというのですが、花が咲いている時期には葉はないため、今の季節にはそのあたりをうかがい知ることはできません。



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(20090803 千葉市若葉区)


ご覧の通り、林縁の土手や、雑木林の中などに群生します。ヒガンバナ と同じくやはり有毒植物で、アルカロイドの一種リコリン等を含んでおり、ヒガンバナがちょうど彼岸の頃に咲くように、こちらはお盆を前にして咲き始めます。そして、ヒガンバナが「幽霊花」「死人花」などと呼ばれるように、この花にもまた「地獄花」「数珠花」などの異名を持っているのです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090803 千葉市若葉区)


暗い森の底を埋め尽くすようにこの花が咲いているとき、木漏れ日が射し込むと、まるで地面が燃えているように見えます。美しい、不思議な花です。

Category: 山野草

20:16 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ワカバグモ

2009.08.03(Mon)

この日は祖父の命日でして、母の実家へ墓参りに来ておりました。


伯母が持ち出してきた昔のアルバムを囲んでみんなでわいわいやっているとき、いつの間にか私の指にくっついていたのがこのワカバグモです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090802 長生郡長柄町)


全身エメラルドグリーンの、美しい小さなクモです。この写真のは雌で、雄は脚の付け根に赤っぽい色が入ります。ワカバグモはカニグモの仲間で、網を張らず、植物上で写真のように大きく前二対の脚を広げて獲物を待ち構えるのです。前回のアブラゼミ が私を木と勘違いしたのに続き、どうやらこいつも私を植物だと考えたようです。あんたら、いいかげんにしなさい。


伯母のアルバムには戦前、昭和初期の写真が大量にありました。その頃の野山はいったいどんな光景だったのでしょう。もしも私の存命中にタイムマシンが発明されたなら、私は未来ではなく、過去の日本に行ってみたいです。

Category: 鋏角類

19:06 | Comment(3) | Trackback(-) | EDIT

夏と言えばアブラゼミ

2009.08.02(Sun)

八戸市議の藤川優里氏がDVDを発売した際、後援会長さんが「映像がいわゆる破廉恥。胸元アップ、でん部のアップ」などと激怒した・・・というなんかよくわかんない事件がございました。


藤川議員の胸のアップが破廉恥と指弾されるのだったら、私の股間付近のアップは世間様からいったいどういう非難を浴びることとなるのでしょう。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090802 長生郡長柄町)


いや、道を歩いてたら向こうから勝手に飛びついてきたんです。私はよく人から「おまえは人間的に淡白だ」なんて言われますが、だからって木と間違えるのはやめてくれたまえ。ま、一言言わせていただくならば、藤川議員のDVDが地元のPRを目的としたものだったように、このブログは身近な生物多様性、生態系の素晴らしさを全宇宙に向け発信するという崇高な使命を・・・帯びているのかどうかは定かではありませんが(一気にトーンダウン)。


関東最大勢力のセミ、アブラムシ 。涼しかった今日も四方八方でジリジリと鳴いているのでした。

Category: 昆虫類・カメムシ目

22:23 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

トウキョウダルマガエルのオタマジャクシ

2009.08.01(Sat)

すっかり減少してしまい、今や千葉市内の多くの地域でめっきりレアな生き物となってしまったトウキョウダルマガエル 。先日、成体を見つけた谷津田を再訪してみました。


オタマジャクシ発見。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090730 千葉市若葉区)


体色は淡目で、背中に黒点が散らばっているのが特徴です。


一般的に、現代の田んぼにおいて、垂直護岸やU字溝化がトウキョウダルマガエルの成体にとって大きな打撃だとすれば、そのオタマジャクシにとって打撃なのは、出穂期の前に一旦水を抜く「中干し」でしょう。トウキョウダルマガエルはちょうどその時期にオタマ中なのが多いからです。運良く上陸期と重なるか、水のたまっている場所を見つけて乗り切れれば良いのですが。

Category: 両生類

10:22 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

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