アオダイショウのお昼寝

2010.07.31(Sat)

生まれるひともいれば 、寝てるひともいます。ヒグラシが羽化していたスギからわずか数m離れた木のまたでは、アオダイショウ がとぐろを巻いてぐうぐう寝ていました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市若葉区)


・・・ヘビはトカゲやカメと違い、まぶたがないので眠るときも目を見開きっぱなしなのです。


木登りの得意なアオダイショウは、よくこういう樹上などで休んでいます。この個体はまだ亜成体のようです。正確な長さは伸ばしてみないとわかりませんが、まあ数十cmというところ。

カシャカシャと接写しているとようやく私の存在に気づきましたが、逃げるでも噛みつくでもなく、さらにとぐろを引き締め、顔を隠してとじこもってしまいました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市若葉区)


木の反対側から見るとこう。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市若葉区)


「うるせーな、眠いんだよ」と言わんばかりですが、とぐろはヘビにとって防御の姿勢、時には攻撃の姿勢でもあるのです。種類によってその巻き方は少しずつ異なっており、アオダイショウなどはこうして蚊取り線香みたいな巻きぐそみたいな形状になり、時には「からまってんじゃないか?」と思うくらい混乱した形になっていることもあります。


※アオダイショウ

千葉県RDB・D(一般保護生物)

千葉市RDB・C(要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ



スポンサーサイト

Category: 爬虫類

11:12 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ヒグラシの羽化

2010.07.30(Fri)

生き物に出会う日と、出会わない日とがあります。この7月27日は、出会うほうの日でした。

何しろ朝いちで巨大スッポンに遭遇し、そこからはあちこち移動するたびに、まるで待ち受けていたかのように様々な生き物が目の前に現れ、そして午前10時半、暗い森の中で道路を横断している、ヒグラシの幼虫に遭遇!

暑い日中に出てくるのは珍しいのですが、これは羽化にトライしようとしているに違いありません。さっそくあとをつけます。ほどなく、スギの木に登り始めました。どんどん登ります。1mほど登ったところで静止、というかその場でゆらゆらもじもじしています。いよいよポジションが決まったのでしょうか。

こんなスタイルです。かすかに緑がかっていますね。

$DAYLIGHT RAMBLER 
(20107027 千葉市若葉区)

もうこうなったらやるしかない、ということで、私はその後の予定を捨てる覚悟を決め、その場にしゃがみ込みました。ここは一丁、最後まで見届けてやろうじゃないの!

11時20分。背中が割れました!

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20100727 千葉市若葉区)

割れる瞬間の映像がないのは、何を隠そう、感動で撮るのを忘れていたからです。あまりにも綺麗なのです。

11時28分。ほぼ全身が姿を現します。翅が生えた天使にしか見えない!

$DAYLIGHT RAMBLER 
(20100727 千葉市若葉区)

まだ羽化殻と身体がつながっており、しばらくこの反り返った状態です。これから10分ほど、時折腹筋運動のように身体を持ち上げたりしつつ、翅や肢がほんとうに少しずつ伸びていくようです。

そして11時40分、ついに身体を起こし始めました。

$DAYLIGHT RAMBLER 
(20100727 千葉市若葉区)

羽化殻に肢で取りつき、腹部を引き抜きにかかります!「いけー」とか「やったー」とか言ってるのは私です。せっかくの動画がお聞き苦しくなって本当に申し訳ありません。黙って記録すべきなのですが、嬉しかったもので・・・

 
(20100727 千葉市若葉区)

透明な翅が見る見る伸びていきます。これがどれだけ美しいものか、とても言葉では表すことができません。12時前まで、ざっと1時間半のドラマでした。ヒグラシの幼虫期間は実は完全にはわかっていないようですが、まあ数年間。それがたまたま、この個体が夜ではなく日中に羽化し、その前に私の靴の前を横切ったおかげでこのように一連の撮影をすることができました。縁というものに感謝です。ありがとう!寿命が来るまでお互い頑張ろうね!

※ヒグラシ
千葉市RDB・C(要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)
人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・カメムシ目

20:44 | Comment(12) | Trackback(-) | EDIT

カダヤシ

2010.07.29(Thu)

ここは千葉市内にある某自然公園の池です。この池には、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニ、そしてカダヤシが生息しています。


この四種類こそは、まさに千葉の、そして全国の里山の淡水環境の在来生態系をグチャグチャにしてきた、外来生物四天王といえましょう。ブルーギル、ブラックバス、ジャンボタニシを加えて七天王にしてもいいかもしれませんね。


さて、カダヤシです。


これが雄で、


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市若葉区)


これが雌です。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市若葉区)


大きさがたいへんメダカに似ているので、しばしば混同されます。その見分け方については、こちら がわかりやすいです(和歌山県立自然博物館のサイトから紹介させていただいています)。残念なことに、千葉の水田環境周辺で見られる「メダカみたいな魚」は、今やその多くがメダカではなくカダヤシ、時にはグッピーだったりします。


そもそも、カダヤシは北米原産です。日本に導入されたのは20世紀初頭のことでした。その目的はボウフラ駆除のためです(だから『蚊絶やし』)。それが、もはや各地でメダカに代る位置を占めてしまったのは、繁殖力の強さ、汽水や高温の水にも耐える頑健さに加え、卵胎生で卵ではなく稚魚を産むという点が大きいようです。つまり、卵を産むための水草などが必要ないから、コンクリートの三面張りの水路にも生息できるのです。そして、カダヤシは他の魚の卵や稚魚を食べてしまうことなどとあいまって、積極的あるいは消極的にメダカなどの在来種を駆逐してしまう結果となっているのです。この点、ミシシッピアカミミガメのケースと似てますね。


カダヤシは、国際自然保護連合(IUCN)が選定する「世界の侵略的外来種ワースト100」、日本生態学会が選定する「日本の侵略的外来種ワースト100」双方に選定されており、また外来生物法により「特定外来生物」に指定され、放流や移動には三年以下の懲役、三百万円以下の罰金が科せられます。私はそのような条文があり、厳しい罰則があるのはいいことだと思います。しかし同時に、なぜそのような法律があり、なぜそれほどに厳しい罰則が定められているのか、それを、とりわけ次の世代を担う子供たちに対して、もっともっともっともっと、みんなで周知徹底させ、話し合っていく必要があるのではないかとも思います。皆様はどうお考えでしょうか?



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)
人気ブログランキングへ




Category: 魚類

17:07 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

スッポンの日光浴・その2

2010.07.28(Wed)

相変わらず市内の某河川でスッポンを追いかけております。


今月16日の記事で、「この川のおよそ1kmほどの区間に最低4匹のスッポンが生息しており、そのうち1匹は非常に大きい」と書きましたが 、このたびその大物氏を撮影することができました。


ジャジャーン、このひとです!


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市)


色が黒く、とにかく大きいので他のとは容易に区別できます。そして、とりわけ午前中、毎回同じポイントに日光浴に出現します。


面構えもこの通り。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100727 千葉市)


堂々たるものです。水中から呼吸するのにぴったりな鼻の穴、らんらんと光る目、甲羅の傷。こんなのに咬まれたら指がなくなりかねません。


スッポンも爬虫類ですから、体温が上がるまでは行動しません。また、寄生虫や皮膚病の害を避ける上でも、日光浴はとても大切です。たまたま最近、スッポンの養殖をなさっている業者さんとお話する機会がありました。適切に日光浴させるか否かはその「品質」に大きく影響するそうです。また、見た目以上にデリケートで、環境変化に敏感な生き物であるとのこと。


とりあえず、この川のスッポンたちが「どのような時間帯に」「どのような場所に」日光浴に現れるかは次第に明らかになってきましたので、今後、さらに範囲を広げてこつこつ調べていきたいと思います。


※スッポン

環境省RDB・DD(情報不足)

千葉県RDB・X(消息不明・絶滅生物)

千葉市RDB・X(消息不明・絶滅生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 爬虫類

17:44 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

カラスアゲハの吸水

2010.07.27(Tue)

千葉ではレッドデータリストにこそ登載されていないものの、年々減少している感のあるカラスアゲハ 。昨年の記事と場所は違えど、やはり谷津田のどんづまりの湿地で二頭が吸水しているのを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100726 千葉市若葉区)


子供の頃から私の大好きなチョウですが、最近はなかなか間近で出会う機会も少なくなっています。日光が当たる角度によって、翅の色が様々に変化し、緑にも、また青にも見えます。次回は、日なたで翅をゆったりと拡げた写真をお届けできたらいいなと思っています。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・チョウ目

17:43 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオシオカラトンボの交尾

2010.07.26(Mon)

林縁の溝の上で、オオシオカラトンボ がつながっています。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100726 千葉市若葉区)


上の、全身シルバーブルーのが雄、下の黒地に黄色のが雌です。トンボの交尾というのは、どうしてもこういうふうに、雄が交尾器で雌の頚部を捕まえる「連結」から始まります。なんだか首吊りみたいで、時々雌が気の毒になります。


少し上方の木の枝に移動し、いよいよ交尾開始です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100726 千葉市若葉区)


トンボの交尾が、お尻とお尻をくっつけ合う形にならない理由は、先日アジアイトトンボの交尾の記事 で説明させていただきました。トンボの雄は、腹部前端付近に精子を貯めておく場所がありまして、雌はここにお尻をあてて精子を受け取るというわけです。雌はこの後、水面に激しく打ちつけるような「連続打水産卵」を行い、雄はしばしばその上空を飛びながら雌を守ります。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ






Category: 昆虫類・トンボ目

16:59 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンイシガメの日光浴

2010.07.25(Sun)

私がスッポン を追いかけている河川には、スッポンがいるのと同じ区間に、ミシシッピアカミミガメ、クサガメ、そしてニホンイシガメという、千葉県内に生息するほとんど全ての種のカメが棲んでいます。


これが自然状態なのか、河川改修等によってそれぞれのカメの生息域が狭められた結果こうなったのか、私にはまだ断言できませんが、これほどに野生のカメが種類数、生息数ともに豊富な場所は、市内では他にないどころか県内でも少ないであろうことは間違いありません。


ニホンイシガメも、しばしば日光浴に姿を見せています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100712 千葉市)


小さい頭に長い首と尻尾、オレンジ色の光沢のある甲羅、その甲羅の後端のギザギザ。ニホンイシガメの特徴がよくわかりますね。ニホンイシガメは、外国には生息しない日本固有種のカメです。


※ニホンイシガメ

環境省レッドリスト・DD(情報不足)

千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 爬虫類

20:48 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

卵鞘をつけたモリチャバネゴキブリ

2010.07.24(Sat)

相変わらずネタ切れ気味なので、少し前の写真からピックアップしてみます。7月10日に撮影したモリチャバネゴキブリ です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100710 千葉市若葉区)


お尻に何か角ばったものがついてますね。実はこのゴキブリは雌で、お尻についているのは卵鞘なのです。と言うと非常にまがまがしい感じがしてきますが、このモリチャバネゴキブリは森林に生息する種でして、台所に侵入したりすることはないのでご安心ください。ただし、飛ぶのは上手です。


ゴキブリの卵鞘というと、それこそあの黒光りする大型の「クロゴキブリ」、要するに「G」によって戸棚の裏とかに産みつけられる、あの「がま口」タイプのものを連想される方が多いと思います。しかし、このモリチャバネゴキブリの場合、産みっぱなしにせず、雌が自分の体にくっつけたままで孵化するまで保護します。ひとつの卵鞘には数十個の卵が入っています。


ちなみに人家によくいるクロゴキブリの場合、ひとつの卵鞘に入っている卵の数はだいたい20から30個、脱皮を繰り返しながら普通は1ないし2年かけて成虫となり、成虫になってからの寿命は数ヶ月ほどです。そして、クロゴキブリというのは繁殖力旺盛で、雄と交尾しなくても雌が産卵する「単為生殖」が可能なのがおそろしいところなのです。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・ゴキブリ目

17:30 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

クサガメ、水底の泥にもぐる

2010.07.23(Fri)

水深のごく浅い、水たまりのような池で、甲長20cm弱くらいのクサガメ を見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100723 千葉市若葉区)


顔はこうです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100723 千葉市若葉区)


ボーっとしてくれているのをいいことに、ついつい手でつかめるほどの距離まで近づいてしまいましたが、いくらなんでも近づきすぎたようです。カメは何やら、戦車の「超信地旋回」みたいな動き・・・その場でくるくると回転し始め、泥にもぐり出しました。


泡がぶくぶくと立ち、カダヤシがいっぱい集まります。一分ほど経ち、カメが動きを止めると、ご覧の状態。見事に身を隠すものです。これでは、たまたま通りかかってもどこにカメがいるのかさっぱり分かりませんね。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100723 千葉市若葉区)


とは言えカメは肺呼吸。しばらくすると泡が立ち・・・


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100723 千葉市若葉区)


あ、顔だけ出た。おどかしてゴメンね。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100723 千葉市若葉区)


日頃、野生のカメを目にする機会というと、どうしても日光浴をしているところか、水面近くを泳いでいるところが多く、なかなか水中で何をしているのかはわかりにくいです。しかし、実際にはクサガメにしろイシガメにしろ、水中で過ごす時間のほうが当然ながら長く、そこで採食を行い、求愛や交尾をし、冬眠さえ水底の泥や落ち葉の中なのです。そういった水中における野生のカメの行動もいつか映像にしてみたいですね。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 爬虫類

17:16 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アジサイの花のニホンアマガエル

2010.07.22(Thu)

えー、ここ二、三日やや多忙気味でして、ネタ切れです。


暑い日が続きますので、このひとでも見て涼んでいただければと思います。7月9日、うちの庭のアジサイの花にいたアマガエルさんです。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100709 千葉市若葉区)


カエルってどうしてこんなにかわいいんでしょう。ほんと、いくら眺めていても飽きませんね。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 両生類

21:43 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

瀕死のアオメアブ

2010.07.21(Wed)

美しいグリーンの眼をした大型のムシヒキアブ、アオメアブ 。どうしたことか、肢を突っ張って路上を跳ね回ってもがいています。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100719 千葉市若葉区)


口からはしきりに泡を吹いています。非常に苦しそうです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100719 千葉市若葉区)


見る見るうちに動きが鈍くなってゆきます。ムシヒキアブは、鋭い口吻を突き刺して獲物を襲う肉食性です。何か有毒な獲物を襲おうとして反対にやられたのか、汚染された獲物を捕食したのかもしれません。一分ほどでほぼ完全に動くなくなりました。こんなアスファルトの上に転がっていて、死んだあとで轢かれるのも気の毒な感じがしたので、道路脇に移してやりました。合掌。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・ハエ目

19:23 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヤブカンゾウ@川村記念美術館

2010.07.20(Tue)

ヤブカンゾウ もやはり満開です。昨日の記事に引き続き、川村記念美術館の自然散策路から。蓮池の周りにいっぱい咲いていました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100718 佐倉市)


写真を撮っていたら、通りすがりの人に「あら、これニッコウキスゲですか?」と訊ねられました。まあ確かに同じワスレグサ属なんですが。


ワスレグサ、「忘れ草」って不思議な名前ですね。中国語だと、もともとは「忘憂草」、つまり、憂いを忘れさせてくれる草っていう意味だったんです。


・・・しかし、暑い日が続きますね。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 山野草

19:05 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ヤマユリ@川村記念美術館

2010.07.19(Mon)

18日、川村記念美術館 に、複数の人に薦められていた「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」を観に行ってきました。川村美術館は隣の市なのですがうちからだと意外と近く、自転車でも行けるほどの距離なのです(でも暑いから車で行った)。


そのコーネル×高橋展とコレクション展示をゆっくりのんびり観た後、自然散策路 をうろうろしてきました。


ヤマユリ がすっかり満開です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100718 佐倉市) 


夏ですね。


この日はとにかく暑かったです。でも、木陰を歩いていると嘘のように涼しく、花の香りを嗅ぎながらぷらぷらするのはとっても気持ちよかったです。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 山野草

17:52 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

スッポンの日光浴

2010.07.16(Fri)

5月に初めて千葉市内の河川で野生のスッポンと出会って 以来、現在までつらつらとその近辺を調べています。その結果、川のおよそ1kmほどの区間に、大きさや特徴から、最低でも4匹のスッポンが生息していることがわかりました。そして、それらの個体は、晴れている日はかなりの確率で、それぞれほぼ決まった場所に日光浴に現れるのです。中でも1匹は怪物的な大きさで、その姿は圧巻です。年老いた雄かもしれません。いい写真が撮れたら是非紹介したいところです。


今回紹介するのは、4匹の中で最も上流部に姿を現す個体です。そして最も頻繁に日光浴している個体でもあり、とりわけ朝から午前中に上陸しているのを何度も見ました。岸辺の砂にもぐり、尻だけ出しているのも見たことがあります。


スッポンはかなり警戒心が強いものです。怪しい気配に気づくとすぐにドッポーンと水に飛び込んでしまいます。12日午前。岸辺にしゃがんで張り込んでいると、うまいこと川の中州にやってきてくれました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100712 千葉市)


写真が青くなっているのは、川岸の金網のフェンスのせいです。これが邪魔で・・・。目と鼻だけが水面に出ていますね。身体の構造そのものが水中生活によく適応していることがわかります。


中州の泥の上に這い上がってきました!


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100712 千葉市)


顔はこうです!頭部にも甲羅にも、判然としない模様があります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100712 千葉市)


首を少し伸ばし、きょろきょろとあたりを警戒しています。私とこのスッポンの距離は数m。こうなるとカメラを構えて、自然物になったつもりで固まっているしかありません。スッポンは身体をほんの少しずり上げ、安定しました。意外に思うかもしれませんが、陸上でもスッポンは相当素早く動けるのです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100712 千葉市)


この警戒心と、素早い動きと泥と同じ色をした身体。道理で今まで人目につかなかったわけです。スッポンがいることを知らない人がたまたま近くを通りかかっても、聞こえるのは水に飛び込んだ音だけ。ウシガエルか、他種のカメかが飛び込んだものだと思ってしまうでしょう。


今回初めて、動画を撮影することができました。



フェンスが少し邪魔ですがお許しください。「静止画とあんまり変らねーじゃねーか」とか言わないでください。首を回して動いてるでしょ。それに、甲羅に虫が這っていったりしてるでしょ。水生のスッポンにとって、日光浴は寄生虫や皮膚病対策のための大事なルーティーンです。

今後もこの地のスッポンに関してはできるだけの注意を払って、その生息状況を調べていきたいと思います。


※スッポン

環境省レッドリスト・DD(情報不足)

千葉県レッドリスト・X(消息不明・絶滅生物)

千葉市レッドリスト・X(消息不明・絶滅生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 爬虫類

20:46 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヤブヤンマの産卵

2010.07.15(Thu)

林縁の溝の上を、大きなトンボがしきりにホバリングしています。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100710 千葉市若葉区)


おっ、これ、ヤブヤンマじゃん。


ヤブヤンマは、千葉県のレッドリストでは「D(一般保護生物)」にランクされているものの、千葉市においては「疑問種」として扱われ、記録そのものが希少です。ヤブヤンマは名前の通り薄暗い林などを好み、しかも夕暮れに飛び回るため、人目に触れる機会があまりありません。その上、幼虫が成育するのに適した環境そのもの、木々に囲まれたような湿地や池がどんどん失われてきているため、生息数自体が各地で減少しているのです。


しばらく眺めていると、溝の岸辺の土の上で、何と産卵を始めました!


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100710 千葉市若葉区)


カトリヤンマの産卵 に似たスタイルです。場所を変えながら、お尻を泥に差し込むようにして産みつけていきます。動画をどうぞ。




(20100710 千葉市若葉区)


専門家の方にも確認しましたが、ヤブヤンマの産卵で間違いない、とのことでした。千葉市内で映像で繁殖が確認されたのはおそらく初だと思います。この溝は一年中水があり、近くの谷津からの水も入っています。近辺にはさまざまな希少な動植物が生息している、ちょっと不思議なエリアです。


※ヤブヤンマ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ







Category: 昆虫類・トンボ目

22:55 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

シロオビアワフキ

2010.07.14(Wed)

体長1cmと少々。どことなく小さなセミのような姿のこの虫は、シロオビアワフキです。アワフキムシの仲間は実際、セミと同じカメムシ目のヨコバイ亜目なのです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100710 千葉市若葉区)


翅にある白い幅広の帯状の模様から、「白帯」アワフキというわけです。武道とは関係ありません。修行して強くなっても「茶帯アワフキ」「黒帯アワフキ」などになるわけではもちろんありません。ただし、クロスジアワフキという種はあります。


では「アワフキ」というには何かというと「泡吹」で、アワフキムシの幼虫は白い泡を作り、この中で植物の汁を吸って生育することからそのように呼ばれているわけです。シロオビアワフキはアワフキムシの中でもメジャーな方に属し、日本全国に分布しています。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ







Category: 昆虫類・カメムシ目

20:59 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ホシハジロ@綿打池

2010.07.13(Tue)

一体どういうことなのか、7月だというのに、去年に続いて 今年も、綿打池にホシハジロが一羽やってきました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100706 千葉市中央区)


昨年の夏に来たのはよく太ってつやつやしていましたが、今年のこれはとても疲れているようです。羽もボロくなっています。日本では冬鳥のホシハジロ。本来なら今頃、ユーラシア大陸にいるはずなのですが、何があったのでしょう。残念ながら鳥の言葉を聞くことはできないので、その真相をはっきりとうかがい知ることはできませんけれど、このコンディションを見る限り、自然のあるいは人為的な怪我や事故で、うまく飛ぶことができなくなった個体なのかもしれません。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 鳥類

21:30 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アオカナブン

2010.07.12(Mon)

アオカナブンは全身青緑に輝き、かつその中にかすかに赤みが混ざっており、見る角度や光の当たり方によってまるで虹のようにその色合いが変って見えます。里山の多くの昆虫の中でも、これほど美しいものはそうはいないでしょう。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100705 千葉市若葉区)


普通のカナブン よりもいくぶん華奢な体型で、樹液に集まる生態もだいたい同じです。かつては広い範囲で普通に見られましたが、近年減少しており、千葉市のレッドリストにも「C(要保護生物)」として記載されています。


※アオカナブン

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



(ブロクランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ



Category: 昆虫類・甲虫目

17:17 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

コノシメトンボ

2010.07.11(Sun)

一口に「赤とんぼ」と申しましても、その内情はたいへん複雑なのです。千葉市内でわりあい普通に見られる種だけでも、アキアカネナツアカネマユタテアカネ 、マイコアカネ、ショウジョウトンボノシメトンボ 、そしてこのコノシメトンボ、全て「赤とんぼ」です。これらの見分けがつくようになると、トンボを見るのも非常に楽しくなってきますよ。


コノシメトンボは、その名の通りノシメトンボによりほんの少し小さく、かつ幅が広いので「短い」感じを受けます。しかし全体としてはとてもよく似ています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100704 千葉市緑区)


決定的に違うのは、「翅胸」、胸部側面の模様です。言葉だけで説明しようとするとすごく長くなるので、こちらのページ などご覧ください。さらに詳しく知りたい方は、「ノシメトンボ コノシメトンボ 翅胸」とかで検索すればたくさんの詳しいページが出てきます。つくづく便利な時代になったものです。


※コノシメトンボ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


なお、私事ですが、来週土曜日、17日に、詩人のイダヅカマコトさんと共同で、千葉市栄町のWiCANアートセンターにおきまして、オープンマイクの朗読イベント、「千葉詩亭・第五回」を開催いたします。もしご都合の宜しい方は、どうぞお気軽においでください。


イベント詳細はこちらからどうぞ。


(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・トンボ目

18:55 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アジアイトトンボの交尾

2010.07.10(Sat)

トンボは交尾の際、雌雄がつながって輪っかを作ります。アジアイトトンボなどは細いので、その姿はハート型っぽくなります。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100704 千葉市若葉区)


少しつぶれてますが、ま、ハート型ってことにしといてください。しろって言ってんだよこの野郎。<なぜキレる


メカニズム的に、お尻とお尻をくっつけていないのを不思議に思う方もいるでしょう。実はトンボの雄(この場合だと上のほう)は、腹部前端付近に精子を貯めておく場所があり、雌はここにお尻をあてて精子を受け取るわけです。雄のお尻の先にはクワガタ状というかハサミみたくなった尾部付属器があり、雄は雌の首根っこをこれでつかまえ、逃げられなくするのです。そんなわけで雌雄の輪っかができるわけですね。


この谷津田では、風にそよぐ緑の稲の間に、目を凝らすとたくさんのイトトンボが飛び回り、また交尾にいそしんでおりました。アジアイトトンボは春先かなり早くから成虫が現れ、秋までその姿を見ることができます。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・トンボ目

18:17 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ホソミオツネントンボの未成熟個体

2010.07.09(Fri)

7月4日は、日本蜻蛉学会のT先生と一緒に市内数ヶ所の谷津田でトンボの調査を行いました。


専門家に同行するというのはすばらしいもので、くっついて歩いているだけで、今まで本やネットでその都度確認してもよくわからなかった小型イトトンボの種類判別などがかなりわかるようになりました。ありがたいことです。


最初に入った谷津田では、ちょうど、ホソミオツネントンボ の未成熟個体が大量に翅を休めていました。


これは雌です。成熟した個体と異なり、全身が薄い褐色です。眼の色も乳白色ですね。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100704 千葉市若葉区)


こちらが雄。お尻の先の、クワガタ状の『尾部付属器』が雌との大きな違いです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100704 千葉市若葉区)

ホソミオツネントンボの「オツネン」というのは、「越年」のことであり、成虫のままで越冬するところからそのように呼ばれます。そして冬を生き抜いて春を迎えると、雄は鮮やかなコバルトブルー、雌は褐色がかった青色へと変化し、繁殖行動を行うのです。


※ホソミオツネントンボ

千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・トンボ目

16:09 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエルの幼体の区別

2010.07.07(Wed)

さてさて、「シュレーゲルアオガエルニホンアマガエル の区別がよくわからない」という声をしばしば耳にします。おとなになればそもそも身体のサイズが違うので見分けやすいのですが、上陸したての幼体時代は大きさが変わらないので、「うーん、どっちだろ」てなこともあると思います。


ちょうど今の季節、谷津田の周囲の林縁などでは、両者の幼体が植物上などに多数たたずんでいる姿を見ることができます。


これがシュレーゲルの幼体、


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100702 千葉市若葉区)


これがニホンアマガエルの幼体。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100702 千葉市若葉区)


眼から鼻にかけての黒い模様が目立ち、肌の色や質感も異なります。頭も平べったい感じがしますね。また、シュレーゲルの方が手足が大きいです。


なぬ、これでもわからぬと申すか。されば並んでるところをご覧あれ。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100702 千葉市若葉区)


二枚とも、左がアマガエル、右がシュレーゲルです。ほら、細かい部分よりも全体の雰囲気が全然違うでしょ?実はアマガエルはアオガエルとは全く近縁ではなく、分類的にはむしろ、あの大きなヒキガエルなどに近いカエルなのです。



※シュレーゲルアオガエル

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 両生類

17:40 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アオスジアゲハの吸水

2010.07.06(Tue)

いよいよ7月。すっかり暑くなってきましたね。用水路の断流部分にアオスジアゲハ が舞い降り、吸水を始めました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100702 千葉市若葉区)


ここでは一頭だけですが、時にはかなりの数の集団で吸水していることもあり、また動物の糞などに群がっていることもあります。東南アジアからオーストラリアまで広く分布する南方系のチョウで、日本では現在のところ秋田県あたりが北限のようです。幼虫はクスノキの葉を食草とするため、市街地の街路樹などでもしばしば発生します。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・チョウ目

19:04 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

オオアオゾウムシ

2010.07.05(Mon)

さて、昨日の記事のホソミイトトンボ が生息している谷津というのは地元の農家の方以外ほとんど誰も入らないところで、他にも、千葉市のレッドリスト記載種の半分以上を網羅してしまうのではないかと思うほど非常に多種多様なトンボ、それ以外にも希少な昆虫が数多く生息しています。


全身黄緑色のメタリックな鱗片で覆われたオオアオゾウムシ も、出会う機会の少ない虫のひとつです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100630 千葉市若葉区)


体長がミリ単位のものが多いゾウムシの中では大型種で、1.5cmほどに達します。成虫はヤナギやタデの葉を、幼虫は地中で植物の根を食べているようです。ゆったりとした動きは貫禄たっぷり。わざわざ熱帯雨林とかに出かけなくても、千葉の里山にだって、こんなにエキゾチックで美しい昆虫が棲んでいるのです。


なんて書くと、ホントそれなりの確率で来るんですよ。「場所を教えてくれ」というメッセやメールが。ちょっとでも珍しい生き物の記事を書くと、「ネットオークションで売りたいから是非」とか言ってきたりする信じられない人までいるんです。いちいち個別にお答えするのはめんどうなのでここにあらかじめ私からの返事をしるしておきます。



「やだ」



※オオアオゾウムシ
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・甲虫目

17:39 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ホソミイトトンボ

2010.07.04(Sun)

ホソミイトトンボは、数が少なく、また分布域が限られているため、千葉県・千葉市のレッドリストとも「A(最重要保護生物)」にランクされています。


幸いと言うかなんと言うか、私はかなりの数がまとまって生息している谷津田を知っています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100630 千葉市若葉区)


アジアイトトンボ と似ていますが、ほんの少し大きく、というよりも名前の通り細長く見え、後頭部の紋が目立ちます。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100630 千葉市若葉区)


腹部第8節の上側に黒い斑紋があり、リング状に見えるのがこの種の雌の特徴です。繊細な姿をした、とても美しいイトトンボです。


※ホソミイトトンボ

千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





Category: 昆虫類・トンボ目

21:22 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ベニシジミ夏型

2010.07.02(Fri)

寒冷地では年に二回、あったかければそれ以上の回数発生するベニシジミには、夏型と春型があります。春型については、一昨年の記事、こちら を見ていただきたいのですが、夏型はそれよりも翅に黒い部分が大きく、全体に渋い印象なのです。これは、幼虫時代の日照時間の長さと関係があるのではないかと言われています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100630 千葉市若葉区)


近年、地球温暖化に伴うと思われる、南方系のチョウの北上が取り沙汰されています。このベニシジミは北方系のチョウで、仲間はアジア大陸、北米大陸に広く分布しています。わりあいゆっくりと翅を開いてくれるので、写真を撮りやすく、ありがたいチョウです。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・チョウ目

17:12 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオアオイトトンボのヤゴ

2010.07.01(Thu)

6月中盤以降、オオアオイトトンボが次々と羽化 していた場所の近くの薄暗い谷津田を覗きこむと、まだヤゴが少しいました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100629 千葉市若葉区)


オオアオイトトンボのヤゴはスマートでなかなかスタイリッシュです。お尻の三枚のテールフィンみたいな突起物が昔のレーシングカーみたいですね。これは『尾鰓』と呼ばれる器官で、字面の通りエラです。


オオアオイトトンボは、秋に交尾・産卵し 、卵のまま越冬し、春に孵化してヤゴとなり、そして初夏に羽化するという生活史を持っています。この虫に限らず、多くの生き物の命のサイクルは季節によって厳密に決まっています。小さな生き物を眺めている時々思うのですが、もしかしたら人間という種族の運命のサイクルだって決まっているのかもしれません。スパンが長いから我々にはわからないだけで・・・


※オオアオイトトンボ

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ




Category: 昆虫類・トンボ目

19:10 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

06 | 2010/07 | 08
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
550位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
62位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑