ヘクソカズラの実

2011.01.31(Mon)

切ったり揉んだりするとくさい臭いがするところから「屁屎葛」という、あんまりな名前が付けられているヘクソカズラ 。秋以降、橙色のなかなか可憐な実をつけます。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110130 千葉市若葉区)


この植物がひどい扱いを受けるようになった歴史はかなり古いようで、なんと万葉集にも「屎葛」という名前で歌に詠まれています。高宮王の詠んだ、


菎莢(ざふけふ)に 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかづら) 絶ゆることなく 宮仕へせむ


というのがそれです。菎莢というのはサイカチの木だとされたりカワラフジとみなされたりしています。そういう木をお上に、そこにひっからまっているヘクソカズラを自分にたとえ、そういうふうに俺は絶えることなく宮仕えしていくんだあ、という、なんだかいろんな解釈が可能そうな歌ですね。


作者の高宮王さんというのはいったいどんな人で、どんな心情でこんな歌を詠んだのでしょう。この人の歌は、この歌を含め二首が万葉集に収録されていますが、実は生没年はおろか、経歴についても「名前に王がついてるから皇族らしい」というものすごい初歩的なことくらいしかわかっていない、謎に包まれた人物です。いずれにせよ、彼はこの歌によって、日本文学史だけでなく、はからずも植物史学上にもひっそりとその名を残すことになったのです。



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19:28 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

キジバトの地上採餌

2011.01.30(Sun)

一昨年の12月、キジバトが樹上で採餌する模様を記事にしました。今回は地上で採餌するところを動画で紹介いたします。実際のところ、キジバトは樹上で採餌するより地上で採餌するケースの方がずっと多いのです。

 
(20110127 千葉市緑区)

いやあ、派手ですね。落ち葉をパッサバッサと跳ね散らかしながら、種子のようなものを食べているようです。宙を舞った落ち葉が地面に突き刺さるのがけっこうな迫力です。

もういっちょ。

 
(20110127 千葉市緑区)

これ、一応周囲を警戒してるつもりなんでしょうね。私、このひとの50cm後方でしゃがんでるんですけど。よっぽど手を伸ばして尾羽を引っ張ってやろうかと思いましたが、自重しました。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110127 千葉市緑区)

マクロモードで野鳥を撮るというのも変な感じです。あまりに警戒心のない生き物に出会うと、ちょっと心配になってしまいます。


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17:56 | Comment(1) | Trackback(-) | EDIT

カワウの婚姻色

2011.01.29(Sat)

動物の世界には「婚姻色」というものがあります。繁殖期を迎えると、それまでと体の色が変化するというもので、鳥の他にも両生類、爬虫類、魚類などいろいろな種で見られます。常日頃、全身真っ黒なカワウ の雄にも、これが現れます。


どうなるのかというと、こうなるのです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110127 千葉市緑区)


首から上が見事に白い羽毛に覆われます。立ち上がってみると、脚の付け根部分も白くなり、なんだかちょっと珍妙な格好です。でもこれがカワウの恋の色なのです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110127 千葉市緑区)


千葉での状況に関して言うと、一時期ずいぶんと減少していたカワウは近年増加傾向にあり、繁殖コロニーのある地域では、時に糞害などが問題となります。カワウの糞は窒素やリンを大量に含んでおり、かつてはわざわざ集めて肥料として用いたという歴史もあるようです。古典的な循環型農業の典型みたいな話ですが、農法が変化した現在ではそんなことする人はまずいません。利用されたり保護されたり駆除されたりと、カワウを巡る人間の態度はその時の都合に合わせて時代時代で変っています。しかし一方のカワウの方は、どの時代も別に生活スタイルを変えたわけではなく、魚を捕ったり恋をしたりしながら生きたり死んだりしてきただけなのです。


※カワウ

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17:56 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオバンの採餌

2011.01.28(Fri)

人の多い公園なんかだと、よくパンなんかもらって食べているオオバン。自然状態では、水生植物やその種子などを中心に、動物質のものも食べるようです。

冬枯れのハスの間を泳ぎ回って、採餌している様子を動画に撮ってみました。

 
(20110126 千葉市中央区)

オオバンには、バンと違って足の指に大きな水かきがあり、より泳ぎが巧みです。水面下の餌にアクセスするときには「ぐるん」という感じで潜水したりもします。ただし、カイツブリなどのように長時間潜ることはなく、だいたい一瞬で浮上します。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110126 千葉市中央区)

千葉市内では冬の間、主として水生植物の多い、開けた池などでその姿を見ることができます。黒いボディに赤い瞳に白い嘴。実にわかりやすいカラーリングなので、いれば他の鳥との識別に困ることはほとんどないでしょう。

※オオバン
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17:32 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

カイツブリ

2011.01.27(Thu)

カイツブリは小さな水鳥です。ハトよりずっと小さく、まずヒヨドリ くらいの体格です。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110126 千葉市中央区)


一見するとミニチュアのカモのようですが、カモ目ではなくカイツブリ目に属しています。食性もカモと異なり、潜水によって魚介類などを捕えます。これが実に潜水が巧みで、数十秒は平気で潜っていますから、潜った場所ばかりを見張っていると全然別のところに浮上し、見失ってしまうことになります。体の割に大きな獲物を好み、すごい大きなザリガニをくわえて泳いでいたりすることもあります。


カイツブリというと、そのよく通る鳴き声と、植物でこしらえた浮巣は広く知られるところでしょう。椋鳩十先生の短編「カイツブリばんざい」にはその子育ての様子がいきいきと描かれており、また「ニオ」「イッチョウムグリ」「ハッチョウムグリ」などの別名がきちんと記されています。ニオは「鳰」、イッチョウムグリは「一丁潜り」、ハッチョウムグリは「八丁潜り」、そして本名のカイツブリはどうやら「掻い潜り」が元らしいので、いずれも水に潜るこの鳥の様子から名づけられたもののようです。


※カイツブリ

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17:29 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

カワセミ(♀)

2011.01.26(Wed)

カワセミ というと、いかにも「清流の鳥」という感じがします。しかし、実際には、都市公園の池、三面張りのコンクリート水路、深さが親指くらいしかないドブ溝、あるいはまた海岸など、けっこういたるところで遭遇します。私は手元にある鳥の本を何冊かひっくり返してみましたが、カワセミのことを「清流にのみ分布」なんて書いてある本はどうもないようです。まあ、確かに清流にもいるし、何よりもこの姿が爽やかで美しく、清流をイメージさせるものではあります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110128 千葉市中央区)


カワセミの雌雄は、嘴で見分けることができます。この写真の個体のように、下側がオレンジ色なのが雌、全部黒いのが雄です。改めてみると実にたいへん頭でっかちというか、三頭身くらいしかありませんね。


無論、この大頭と長い嘴はだてについているわけではありません。水中に急降下して魚などの小型水棲動物を捕えるには、こうでなくっちゃいけないのです。


じーっと水中をうかがっています。その視線の先を私などがいくら必死で眺めても何も見えません。でもカワセミ本人、いや本鳥には見えるのです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110126 千葉市中央区)


その証拠がこれ。パッと水中にダイブし、再び岸辺に飛び上がったその嘴には、小魚がぶっすりと突き刺されておりました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110126 千葉市中央区)


この嘴は、捕食だけでなく巣穴を掘る際にも活躍します。垂直の川岸などに、時に1mにも達する横穴を掘るのです。穴を掘れないコンクリート護岸の場所などでは、排水口のパイプを利用したりするケースもあるようです。おそらく、カワセミは、人を寄せつけない清流の鳥というよりも、人為的に悪化する環境の中で必死に生き残ろうとしている鳥といった方がより当たっているでしょう。


※カワセミ

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18:14 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

モズ

2011.01.25(Tue)

住宅地の電線の上に、モズの雌 を一羽見つけました。


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(20110125 千葉市若葉区)


モズの雌は、胸から腹にかけてうろこ状の紋様があり、また「過眼線」という、目の横を通る濃いラインが、雄では黒、雌では褐色なので比較的簡単に判別できます。冷たい風が吹く中、尾羽をピコピコと動かしながら、眼下の児童公園を見張っています。


やがて、何か見つけたのかパッと地上に飛び降りました。しかし獲物は捕まえそこねたようです。今度は近くの桜の木の枝にとまり直しました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110125 千葉市若葉区)


再び、眼下を監視し始めます。鋭い爪、鉤型の嘴。スズメ目の鳥の中でも、モズは肉食に特化した小さな猛禽です(とは言え、冬には植物の実なども摂取するようです)。モズとかかわりのある歴史上の人物といえばまず思い浮かぶのは宮本武蔵でしょうが、かの徳川家康にもちょっと変った逸話が伝えられています。まだ「竹千代」という幼名時代の家康は、鷹狩りの鷹の代りにモズを家来に訓練させており、その訓練の結果がよくなかったので、怒って家来を縁側から突き落としたというのです。事実だとしたら、苦労人の家康にも、お坊ちゃん育ちらしいわがままで短気なところがあったのでしょうか。ちなみにその家来というのが、最後まで家康に従い、後に関ヶ原の戦いの折に伏見城にたてこもって西軍を防いで戦死することになる鳥居元忠なのです。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110125 千葉市若葉区)


私も子供のころからこのモズという鳥が好きでした。鷹の代りに使いたくなった家康の気持ちもなんとなくわかるような気がします。だって、カッコいいじゃないですか、モズ。


やがて、また何か発見したらしいモズはこの体勢でぐーっと狙いを定め、


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110125 千葉市若葉区)


私が隠れていた電柱のすぐ横をかすめて、一直線に草むらに飛び込んでいきました。



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17:41 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

クラズミウマ

2011.01.22(Sat)

えー、カマドウマです。ついさっき、家の中の壁で見つけました。うちは築四十年を越える日本家屋なので、完全に密閉するということはどだい不可能で、時々どこからか虫が入ってくるのです。


DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20110122 千葉市若葉区)


体長は2cmほど。実は一口にカマドウマといっても、日本国内だけで未記載種を含めると100種類以上いるらしいので、ひょっとしたら皆様の身近なところにも新種がひそんでいるかもしれません。こいつは多分、クラズミウマというやつでしょう。蔵に住んでいるカマドウマ、というわけで、まさしく名は体を表しています。そもそもカマドウマという名前自体、「竈」の「馬」です。いかにも、古い民家の、暗くてあったかいようなところで暮らしているという感じがします。人類が出現する以前は洞窟などで暮らしていたのでしょう。


カマドウマは雑食性で、植物質だけでなく昆虫の死骸なども食べます。「ゴキブリを襲って食べることもある」という記述も見たことがありますが、そんな光景に出くわしたことはないので、本当かどうかはわかりません。



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Category: 昆虫類・バッタ目

22:21 | Comment(1) | Trackback(-) | EDIT

ホシハジロの雌雄

2011.01.20(Thu)

今年も千葉公園の綿打池にはたくさんのホシハジロ が越冬に来ています。


このホシハジロも、実に雌雄のわかりやすい鳥です。雄がこれで、


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110120 千葉市中央区)


雌がこれ。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110120 千葉市中央区)


間違えようがありませんね。他の多くのカモと同じく、雄はカラフル、雌は地味です。雄は瞳まで真っ赤です。体型はカルガモより小さく、コガモよりは大きいという感じで、小じんまりとしています。


北海道の釧路あたりで少数が繁殖する以外、日本列島では基本的に冬鳥です。この綿打池ではなぜか毎年、一羽か二羽が真夏にやってきていて、それは何かの原因で渡りそこねたりした個体なのでしょう。



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Category: 鳥類

19:44 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

真冬のクサガメ

2011.01.18(Tue)

千葉市でも16日の朝には初雪が降りました。今日も晴れているとは言えけっこう冷たい風が吹いていたのですが、驚いたことに都川の川岸ではクサガメ が日光浴をしていました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110118 千葉市若葉区)


野生下では、基本的にクサガメは水温が一定以下になると水底の泥の中や陸地の土中などで冬眠します。ミシシッピアカミミガメ は真冬でも暖かい日には出てきて日光浴をしている姿をよく見かけるけれど、クサガメはあまりそういうこともないのです。


さらに驚いたことに、100mばかり下流にもう一匹日光浴をしていました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110118 千葉市若葉区)


いずれのカメも、目測で甲長10cmちょっとくらいの、まだ若そうなカメです。どういう事情によるものでしょうか。


クサガメは、在来種とも古い時代の移入種とも言われています。昨夏、「クサガメは中世に朝鮮半島から持ち込まれた外来種であることがわかった」という記事があちこちのメディアを賑わせました。しかし、これは調査のサンプルが少ない上に専門家の中でも異論を唱える方もおり、100パーセントの真相かどうかはいまだ判然としないようです。今後、古い時代の遺跡からクサガメが出土したりしたらまた話も変わってくることでしょう。


※クサガメ

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Category: 爬虫類

19:44 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

モリチャバネゴキブリの幼虫

2011.01.16(Sun)

寒い冬でも、物陰や奥まった場所では、ひっそりと昆虫たちが冬越しをしています。敷石をひっくり返してみると、モリチャバネゴキブリ の幼虫がいました。


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(20110115 千葉市若葉区)


モリチャバネゴキブリは、人家の台所ではなく雑木林などを好む森林性のゴキブリですので、見つけても別に駆除する必要はありません。成虫になるのに1年ないし2年かかります。生態系の中では、林床の有機物を分解したりする大切な役割を担っています。


ちなみにこれの親戚筋にあたる種に、その名の通り南米に生息する「ナンベイオオチャバネゴキブリ」というのがおり、これは体長10cm、翅を広げると20cmに達するという、世界最大のゴキブリです。



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Category: 昆虫類・ゴキブリ目

11:32 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ツグミの水飲み

2011.01.13(Thu)

昨日の記事で取り上げたハシビロガモ がいたのと同じ池です。岸辺の割石の上にツグミ が一羽。


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(20110111 千葉市中央区)


何をしてるのかというと、ちょうど水を飲んでるところ。ツグミは敏感なので、木の幹の陰に隠れてこっそり撮らせてもらいました。


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(20110111 千葉市中央区)


一口含んでは上を向き、周囲をきょろきょろしたりしてからまた一口含む、という繰り返しです。小鳥は哺乳類みたいに、下を向いて口を水につけたまま飲むことはできません。いったん上を向いて流し込まないといけないのです(ハトなどは別)。それにそもそも、地面に下りて水を飲んでいるという状況自体が、無防備な姿をさらしてしまう危険な場面の一つであるに違いなく、これはこれでけっこうシリアスなものなのでしょう。しかし、そうとわかっていても、水を含んだ後で嘴を半開きにして上を向いているとなんだか「うがい」をしているみたいに見えますね。



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19:30 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ハシビロガモの雌雄

2011.01.12(Wed)

昨日の記事 に引き続き、写真で鳥の雌雄を比較してみましょう。今日はハシビロガモ です。何の脈絡もないつなぎですが、このブログはそもそも行き当たりばったりなのであります。


・・・で、こちらが雄です。


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(20110111 千葉市若葉区)


そしてこれが雌。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110111 千葉市若葉区)


カラーリングの違いから一目瞭然ですね。しかし、ハシビロガモって脚短いなあ。まるでダックスフント。


冬鳥としていろいろな水辺環境に現れ、そうとう水の汚い場所にもいます。日本語だと「嘴広鴨」、英語だと「shoveller」。shovelというのはもちろんシャベルのことです。どこの国の人も、まずは何はともあれこの嘴に目がいくのですね。



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Category: 鳥類

19:39 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アオジの雌雄

2011.01.11(Tue)

今までに二度ほどこのブログでアオジ を取り上げていますが、雌雄の区別についてちゃんと書いていませんでした。今回は写真で比べてみたいと思います。


まず、こちらが雄です。


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(20110111 千葉市緑区)


そして、こっちが雌。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110111 千葉市若葉区)


いかがでしょうか?雄は目先と嘴の周りが黒く、全体に濃淡がはっきりしています。雌はそれよりもずっとすっきりした色合いで、目の周りが黒くないせいか瞳もつぶらに見えます。


アオジは漢字で書くと「青鵐」という難しい字になります。「鵐」というのは「しとど」と読み、アオジ、クロジ、ホオジロやホオアカのようなホオジロ科の小鳥を総称して呼ぶ言葉で、「巫の鳥」という字面の通り神道と関係があり、古い時代、このようなホオジロ科の中のある種の鳥が巫女によって占いに用いられていたことに起因するようです。ですから、皆様もこのような鳥を一生懸命眺めてみると何か将来のこととかがわかるかもしれません。とりあえず私は二分ほどじっと眺めた結果、「アオジっていつも動いててピントの合わせにくい鳥だな」ということが改めてわかりました。



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19:15 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

コガモ

2011.01.08(Sat)

実は新しいカメラを買いました。オリンパスのSP-800UZ です。


今まで使っていたPowerShot SX110isは大変使いやすくて良いカメラですが、あまりに酷使したせいか最近、スイッチ等の動作不良が起き始め、加えて、鳥や哺乳類を撮影するのにはもう少し望遠の強さが欲しく。いろいろ検討しましたが、最終的にサイズがコンパクトなことと2万円ちょうどくらいまで下がっている価格が決め手となり、これにしました。


ネットで世間の声を拾ってみると、「30倍ズームでファインダーがないと大変だ」というのが目につきます。さっそく実際に使ってみましょう。川へ行ってコガモ君 を撮ってみました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110108 千葉市若葉区)


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(20110108 千葉市若葉区)


・・・ま、私くらいにはこれでちょうどいいです。じゅうぶん満足です。


コガモは雌雄でずいぶん色が違います。雄は上の写真のようになかなか派手で、いっぽう雌は緑色の『翼鏡』が目立つ以外は地味めです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110108 千葉市若葉区)


川沿いの泥田の中で、一家総出で食事をしている姿が見られました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110108 千葉市若葉区)


大変良く息が合っています。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110108 千葉市若葉区)


嘴を使って、主に植物質のものを漉しとって食べるのです。


撮れる範囲が広がったので、今後、新しい生き物を紹介するチャンスも増えると思います。今年も頑張って更新していきますので、皆様よろしくお願いします。



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19:02 | Comment(3) | Trackback(-) | EDIT

ウラシマソウの実

2011.01.03(Mon)

正月です。兄夫婦がやってきました。


酒盛りの後で散歩に出かけ、そのうち誰かが「昔あのへんで縄文式土器がよく掘れた」とか言い出し、みんなして土手にしゃがんで木の枝かなんかで斜面をかき分け始めました。全員いいとしの大人なんですが。


結果、縄文式土器のかけらも確かにいっぱい拾えましたが、こんなものも出てきました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110103 千葉市若葉区)


ウラシマソウ の実です。かっこうはまるでトウモロコシのようですけれど、その赤い色の鮮烈なこと。この時期には茎は腐って倒れてしまい、土の上に寝ています。(まさかとは思いますが)トウモロコシに似ていると思ってうっかり食べてみたりするとえらい目にあいます。毒だからです。毒成分はサポニンで、嘔吐、皮膚炎などをもたらします。千葉の里山には、他にも同科同属で形態もよく似たマムシグサやミミガタテンナンショウがあり、それらもやはり有毒です。



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22:06 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

元旦のアオジ

2011.01.01(Sat)

皆様、新年おめでとうございます。


一年の計は元旦にあり。今年も朝から地元の神社へお参りがてら、里山をうろうろしてきました。


最初に出会ったのはアオジ さんでした。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110101 千葉市若葉区)

さっそく近寄ります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110101 千葉市若葉区)


ご覧の通り、ドングリのいっぱい落ちている地面をつついていますが、ドングリを食べているわけでなく、もっと小さな種子のようなものをあさっているようです。ころころ太っていてなかなかカワイイです。


アオジはホオジロ科の鳥で、夏季にはユーラシア大陸から北日本にかけて繁殖します。千葉ではもっぱら冬鳥で、3月から4月頃まで里山のあちこちで姿を見ることができます。



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22:08 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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