ゴマフカミキリ

2011.04.27(Wed)

いよいよ田んぼに水が入り始め、あちこちからアマガエル の声が響いています。農道を横切ってゆく昆虫たちもバラエティに富んできました。


道の端っこでじっと日光を浴びていたのは、ゴマフカミキリです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110426 千葉市若葉区)


体長は1.5cmほど。複雑な模様をした、ずんぐりした体型のカミキリムシです。様々な樹木を食材とし、地域によっては非常に高密度で生息しているそうですが、私一個人としては意外と遭遇する機会が多くないのです。


あまりにじっとしているのでお尻をつついてみると「シャカシャカ・・・」という感じで存外に素早く歩いて逃げていき、しかし数十センチ離れたところでまた立ち止まって日光浴の続きをしていました。



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Category: 昆虫類・甲虫目

16:25 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アズマヒキガエルの幼生

2011.04.26(Tue)

先月末頃に繁殖行動を行っていたアズマヒキガエルの卵塊 は今月中旬までに孵化し、今はオタマジャクシとなっています。


アズマヒキガエルの、ひとつの紐状の卵塊には、数千個もの卵が入っています。そのオタマは非常に集団性が強く、


こんなふうに寄り集まります。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110426 千葉市若葉区)


さらに拡大すると、こう!


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110426 千葉市若葉区)


決して水面が足りないわけではなく、水路の中のこの一角だけに寄り集まっているのです。


ヒキガエルのオタマは真っ黒い色をしており、成体が巨大なのに比べるとぐっと小さく、変態時の体長は1cm弱ほどでしかありません。大きくなるのは上陸した後なのです。


※アズマヒキガエル

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 両生類

17:27 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

イカリソウ

2011.04.24(Sun)

船の碇に似ているからイカリソウ。しかし私のPCはなぜか「以下理想」と変換しようとします。以下の理想。以下が理想。どっちにしてもわけわかりません。windows7も大したことありませんね。<違


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110422 千葉市若葉区)


林床に生育する、メギ科の植物です。メギ科というのはちょっとなじみの薄い言葉な感じがしますが、メギの他にナンテンなどもこれに属しています。漢方では強壮剤というか精力剤として用いられます。


イカリソウは太平洋側に多い植物で、日本海側には近縁のトキワイカリソウが分布しています。常盤の名がつく通り、そちらは常緑なのが特徴です。


※イカリソウ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

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Category: 山野草

00:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

イチリンソウ

2011.04.22(Fri)

ニリンソウ があれば、当然にイチリンソウというものも世の中にはあるわけです。このふたつはどちらもキンポウゲ科イチリンソウ属で、格好もよく似ています。しかし、イチリンソウの方が花が二回りほど大きく、葉には柄があるので、近寄ってみれば区別するのは比較的簡単です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110421 千葉市若葉区)


広葉樹林の林床、とりわけやや湿った斜面などに生育し、よくニリンソウと混生しているというか、ニリンソウの群落に混じっていたりします。ひとつの茎にひとつの花を咲かせるから「一輪草」というわけですが、そこのところは必ずしも絶対ではなく、たまにはふたつ咲いていることもあります。近年、ニリンソウよりも減少が著しく、千葉市のレッドリストでは「A(最重要保護生物)」にランクされています。その原因には、環境要因の他にやはり「乱獲」があるようです。


※イチリンソウ

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 山野草

16:31 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

三面張り水路に生きるクサガメ

2011.04.21(Thu)

鹿島川の、千葉市内を流れている区間はそのほとんどが河川整備済みで、岸はコンクリートなどで護岸されています。よって、河川敷を歩いても、日光浴をしているカメを見かけることはあまりなく、たまにいるのもだいたいミシシッピアカミミガメ です。


しかし、むしろ本流ではなく、川の両側に広がる田んぼの中の水路や細流で、しばしばクサガメ と出会うことがあります。


この日も、こんなところで、


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110419 千葉市若葉区)


甲長10cmほどの小さいのが、水底をうろうろしているのを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110419 千葉市若葉区)


いったい、どうしてこんな両側が垂直に固められた水路に入り込めるのでしょう。その秘密はこの土管にあります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110419 千葉市若葉区)


これが、農道を挟んで向かい側の、斜面の下に沿って掘られた溝とつながっているのです。カメたちはこれを利用して水路と田んぼ、そして陸地を行き来しているのです。ということは当然のことながら、向こう側の溝も深めのU字溝だったりした日には、もうどうにもなりません。


そして、上の写真、土管の右脇にもう一匹、クサガメが写ってますね。拡大するとこうです。こちらは甲長20cmほどの立派なカメ。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110419 千葉市若葉区)


クサガメは、水生というよりは半水生というべき生態を持ち、かなり広い範囲を歩いて移動します。本来、生活圏には陸地と水辺を含む幅広い環境が必要で、圃場整備された田んぼや河川整備済みの川ではなかなか思うように生きることはできません。農道で交通事故で死んだり、集水マスなどに落ちて出られなくなっているカメをしばしば見かけます。人間にとっての効率化された農地は、爬虫類や両生類にとっては罠だらけの危険な環境です。本来の生息環境とは乖離したその様々な罠だらけの世界で、かつ農薬や外来生物と戦いながら、彼らはなんとかして生き抜こうとしているのです。


※クサガメ

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

17:42 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンアカガエルの遅い産卵

2011.04.20(Wed)

ニホンアカガエル は、千葉の里山では春先最も早くに産卵するカエルです。しかし同時に、田んぼに水が入り始めるのを待つようにして、4月も後半に入ってから産卵するものもいます。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110419 千葉市若葉区)


これは、今年のように極端に春先の田んぼの水のたまり方が少ない年だけではなく、例年見られます。乾田環境では、こういった産卵の遅い個体がなければ、アカガエルはあっという間に死に絶えてしまうでしょう。とは言え田んぼに水が入ってから産卵しても、代掻きやなんかでダメになる卵塊は多く、よほど運のいいものしか生き残ることはできません。


今年は前記のようにあまり田んぼに水がたまらずアカガエルの産卵が少なく、加えて地震があったりしてゴタゴタし、まだアカガエルの卵塊を採取していないのです。さて、明日あたり、卵塊をひとつとってきて、またカエルになるまで育ててもとの場所に返し、その模様をレポートしたいと思います。


※ニホンアカガエル

千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)

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Category: 両生類

16:52 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ナツトウダイ

2011.04.19(Tue)

トウダイグサ の仲間のナツトウダイです。「夏」トウダイといいつつ、実はこうして春に咲きます。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110418 千葉市若葉区)


林縁や道端に生育します。高さは50cmほどにまで達し、トウダイグサに比べるとシンプルですっきりした「杯状花序」をつけます。それが時として非常に「顔」っぽく、


こんなだったり、


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110418 千葉市若葉区)


こんなだったりします。この口みたいに見える星形のものは「腺体」といい、ここから蜜が出ます。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110418 千葉市若葉区)


トウダイグサの仲間の例にもれず、これもまた全草が有毒です。取り扱いにはご注意ください。



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Category: 山野草

17:19 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ツマキチョウ

2011.04.18(Mon)

ツマキチョウは千葉県/千葉市のレッドリストに掲載されている種ではありませんが、実はこの三年間、一度もまともな写真が撮れたことがありませんでした。ツマキチョウは私の行動範囲の中では数自体それほど多くない上、あまり「とまらない」ため、めったにシャッターが切れないのです。


そこを珍しくもこの日はじーっとしててくれている協力的なチョウに出会い、カシャカシャと撮らせて頂きました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110417 千葉市若葉区)


表はモンシロチョウなんかと大差ないツマキチョウ。裏はこのように、大理石系というか迷彩服系というか、なんとも不思議な模様をしています。翅の先端に赤い模様があるのは雄です。年一回、春にだけ成虫が現れるので、この時期を逃すとまた来年まで撮れない運命にあるところでした。


幼虫はアブラナ科植物を食草とし、「共食い」をすることもあるそうです。



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Category: 昆虫類・チョウ目

17:59 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ミスジハエトリ(雄)

2011.04.14(Thu)

野生の生き物の世界では、食う・食われるは常にセットです。春が来て生き物たちが現れれば、その捕食者たちも現れるという寸法です。それは鳥や哺乳類のような大きな生き物たちの間だけではなく、ごくミクロな世界でも同じことです。


そんなミクロな被捕食者や捕食者を見つけるには、非常に簡単なコツがあります。子供が生き物を見つけるのが得意なのは視線が地面に近いからであるように、小さな生き物を見つけるには、なにしろ姿勢を低くすることが有効なのです。そんなわけで私はできるだけ毎朝、庭に出てしゃがんでみています。今朝は足元から、ミスジハエトリの雄がこちらを見上げていました。体長は6、7mmくらい。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110414 千葉市若葉区)


うちの庭ではきわめて普通に生息している、おそらくは最多勢力のハエトリグモなのですが、日本全体でみると、ミスジハエトリは地球温暖化の影響を受けて北上してきたアダンソンハエトリに圧迫を受けつつあるということです。そのアダンソンハエトリ、このブログに一度も取り上げていないことからもわかる通り、近隣で見かけることはほとんどありません。空を飛べる昆虫と違い、翅のないクモの場合は温暖化による勢力拡大にも地域むらがあるのでしょう。



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Category: 鋏角類

18:05 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンイシガメ@綿打池

2011.04.13(Wed)

千葉公園の綿打池は、今の季節、老若男女様々な人々でにぎわっております。池の周りの桜が綺麗だからです。今日は天候も良く、あちこちにビニールござが敷かれ、皆思い思いに酒盛りをしたり写真を撮ったり歓談したりしています。


しかし、私の目的は桜ではなく、この池のカメなのであります。


中の島の岸辺で、ニホンイシガメが日光浴をしていました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110413 千葉市中央区)


イシガメにしてはなかなか大きなカメです。断言はできませんが、一昨年撮影したこのひとと、どうも同じカメのような気もします。 首とお腹に花びらがくっついていますね。なかなか風流です。


この池にはご多分に漏れず大量のミシシッピアカミミガメ、それにクサガメ、そして少数ながらこのイシガメと揃っています。イシガメは銭亀上がりの放流個体かもしれませんが、あるいは昔からこの池にいたものの子孫か、都川系河川からやってきたものなのかもしれません。この池にいるイシガメが皆、比較的老成した大きな個体が多いことからも、その可能性は高いように思います。


※ニホンイシガメ

環境省レッドリスト・DD(情報不足)

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Category: 爬虫類

18:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンヤモリ幼体の死

2011.04.12(Tue)

まさかこんな結末を迎えようとは、思いもしませんでした。


昨日の記事で取り上げたニホンヤモリの幼体 は、今朝、同じ雨戸のレールの上で冷たくなって死んでいました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110412 千葉市若葉区)


右の写真、垂直面も自由自在に動き回れる、「指下板」の発達した指の様子がよくわかります。しかし、もうそれは使われることがありません。


埋めようかと思いましたが、ヤモリは土の中の生き物ではないので、亡骸をスミレの花の根元に置きました。


命を奪ったのは、夜の間に降った雨でしょうか。下がった気温でしょうか。いや、ほとんど同じ場所で動かなかったということは、昨日の日中にはもう弱っていたのかもしれません。季節外れの春に生まれた小さな命が一つ、散りました。


※ニホンヤモリ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

17:38 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンヤモリの幼体

2011.04.11(Mon)

今朝、雨戸のレールの上で日光浴している、ニホンヤモリ幼体 を見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110411 千葉市若葉区)


体長はわずかに3、4cmほど。成体より頭でっかちな体型で、踏ん張った指も非常にかわいらしいです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110411 千葉市若葉区)


しかしちょっと気になるのですが、ヤモリは通常、夏に産卵し、秋に孵化するはずです。実際、私もこんな小さいのは毎年秋にしか見ません。春に幼体に出会うなんて初めてです。例外もあるということなのでしょうか。何かが原因でサイクルが狂っているのでなければ良いのですが。


※ニホンヤモリ

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Category: 爬虫類

14:20 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カタクリの朔果

2011.04.10(Sun)

綺麗な花も、いつか終ります。里山の斜面林を彩っていたカタクリの花びらが落ちると、こんなものが現れます。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110408 千葉市若葉区)


まるで宇宙生物ですね。緑色のぼてっとした部分が「朔果」と呼ばれるもの、そこから突き出ているのは雌蕊です。


ちょうど花が落ちかけの状態のがありました。つまり、こういうことです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110408 千葉市若葉区)


朔果の中には種子が入っており、熟すとはじけて散布するという仕組みです。またこの際、アリの好む物質を出すので、アリが種子を巣に運び、これによってカタクリは分布を広げてゆきます。自力では動けない植物も、あの手この手で子孫繁栄を狙ってゆくのです。

※カタクリ

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Category: 山野草

23:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ツルカノコソウ

2011.04.09(Sat)

ツルカノコソウは、春にかわいらしい花が咲き、オミナエシによく似ていることから「ハルオミナエシ」とも呼ばれます(実際にオミナエシ科に属しています)。やや湿った林床や道端などに生育する多年草です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110408 千葉市若葉区)


ひとつひとつの花は、ほんの2、3mmしかありません。白い花とピンク色の蕾の組み合わせがチャーミングです。昔の人はこれを「鹿の子模様」に見立てたわけです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110408 千葉市若葉区)


地面を走るように茎を伸ばして繁殖するので「蔓」カノコソウなわけですが、この「蔓」のつかないカノコソウの方は主に山地に生育し、環境の悪化等により近年、数を減らしています。


※ツルカノコソウ

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Category: 山野草

15:20 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

キジムシロ

2011.04.08(Fri)

春というのは黄色い野の花の多い季節です。キジムシロは、バラ科の多年草です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110407 千葉市若葉区)


陽当たりの良い道端や草原に生育します。花の直径は1から1.5cmくらいです。


葉っぱは、茎から左右対称に二枚ずつ出て、先端に行くに従って葉が大きくなり、最先端では三枚になります。「奇数羽状複葉」という形態です。

DAYLIGHT RAMBLER  

(20110407 千葉市若葉区)


これにより、花がそっくりなミツバツチグリと容易に区別することができます。花はヘビイチゴの仲間にもよく似ていますね。ヘビイチゴもやはりバラ科なのです。



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Category: 山野草

17:45 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオトビサシガメ

2011.04.07(Thu)

オオトビサシガメは、体長2.5cm以上にも達する、茶褐色をした巨大なサシガメです。陽射しの良くあたるアスファルトの上で、越冬明けと思われる個体がゆったりと日光浴していました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110407 千葉市若葉区)


近年、千葉では外来種のヨコヅナサシガメ が加速度的に増加している一方、在来種のサシガメ類は軒並み減少の一途をたどっています。このオオトビサシガメと出会うのも、実に久しぶりです。


サシガメは「刺亀」と書き、鋭い口吻を突き刺して獲物を捕らえる、肉食性のカメムシの仲間です。大体においてサシガメに刺されると非常に痛いのですが、このオオトビサシガメのような大型のやつに刺されるとどのくらい痛いのか、これは非常に試してみたくないものがあります。


カメムシが肉食、というと変な感じがする方もいらっしゃることでしょう。実際には、タガメやタイコウチ、ミズカマキリなどはみな水生の肉食カメムシですし、アメンボもやはりカメムシの仲間なのです。また、カメムシの中には雑食性の種もいるそうです。


※オオトビサシガメ

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 昆虫類・カメムシ目

19:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ウシガエルの日光浴

2011.04.03(Sun)

春が来ると様々なかわいらしい生き物が出てきますが、あんまりかわいらしくない生き物も出てきます。都川の川岸では、でかいウシガエル が何匹も日光浴を開始しています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110402 千葉市若葉区)


ウシガエルというのは原産国である北米では最大のカエルで、時に体長20cmを越え、体重は1kgにも達するという化け物のようなのもいます。解剖してみたら胃袋からカワセミが出てきた・・・という恐ろしい話も聞いたことがあります。口に入るものならなんだって食べてしまうのです。


ジャンプ力、遊泳力ともに大変強く、かなり流れの速い、川幅の広い河川でも生息できます。このひとたちがいる川岸を、わざと大きな音を立てながら歩くと、「ウッ」「キュッ」という警戒音とともに、ボチャーンボチャーンと次々に水に飛び込んでゆくので、見えなくても水音で数のカウントができます。


ジョン・アーヴィングの「ガープの世界」に、槍投げをやっている高校生たちが川でカエルを槍で刺して遊んでいるシーンが出てきます。ここらへん日本人の感覚だと、カエルなんて小さくて、とても槍で刺すようなイメージはありません。しかし、このウシガエルなら確かに十分、投げ槍で獲れるでしょう。何しろ的が大きいのですから。


※ウシガエル

特定外来生物



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Category: 両生類

11:54 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カタクリが満開

2011.04.02(Sat)

カタクリの花 は、雨や曇りの日にはほどほどのところまでしか開きません。いい具合に晴れると、花弁がぎゅーっと上向きに反り返り、雄蕊と雌蕊が目立つようになります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110330 千葉市若葉区)


上の写真のは29日の記事と同じ場所で撮ったものですが、その後、別な生育地を見に行くと、やはり数は少ないもののばっちり咲いていました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110331 千葉市若葉区)


花の真ん中から出ている、先が三つ又に分かれているのが雌蕊、その周りに雄蕊が六本あります。開花時には、雌蕊は雄蕊と同じくらいの長さですが、次第に伸び、雄蕊よりも長くなってゆきます。


さて、今までのいずれの写真でも、カタクリは斜面に生えているのがわかると思います。また、千葉県内におけるカタクリの生育地は県北部に集中しており、房総丘陵ではほぼ見ることができません。


沼田眞・大野正男両先生の監修による大著『房総の生物』にそのあたりのことが詳しく書かれております。それによると、北方系の植物であるカタクリは、縄文時代、房総半島が今の地形になった頃に北方から進入し、以降、北総台地の谷津と斜面林の組み合わさった環境とのマッチングによって繁栄してきたということです。生き物が「そこにいる」、「そこにある」のには、ちゃんと理由があるのですね。


※カタクリ

千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 山野草

17:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ビロウドツリアブ

2011.04.01(Fri)

ハエ目ツリアブ科のビロウドツリアブは春から初夏の間だけ、里山に姿を見せます。体長は1cmほど。毛むくじゃらの太った図体、やたら長いまっすぐ伸びた口吻。なんとも不思議な風体でのアブです。なにげに翅もツートーンカラーでお洒落です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110330 千葉市若葉区)


動物というのはたいてい、口つきを見れば何を食べて生活しているのかわかることになっております。ビロウドツリアブの場合、この長い口吻はストローのようなもので、花の蜜を吸うのに用いられます。例えばエンゴサクの仲間のような筒状になっている花でも、奥の方まで差し込んで蜜にアクセスできるというわけです。


しかし、それは成虫の話で、幼虫は全く別の暮らしをしています。アブの幼虫らしくウジムシ型をしており、地中に巣をつくるヒメハナバチの仲間の幼虫や蛹に寄生し、その体を食べて成長してゆくのです。



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Category: 昆虫類・ハエ目

21:36 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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