ウマビルの動き方

2011.05.31(Tue)

千葉に帰っても、結局、何かと言えば田んぼをのぞく私。この日通りすがった田んぼではウマビルがウニウニと移動しているのに出会いました。

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(20110527 千葉市若葉区)

ウマビルはけっこう大型のヒルですが、「体長は〇cmです」となかなか言い切りにくい生き物です。伸びてる時と縮んでる時で全然違うからです。水中を這うというか伸縮前進するその姿を動画に撮ってみました。



これだと行き当たりばったりというか、心もとない移動の仕方に見えるけれど、その気になればけっこう上手に泳ぎ回ることだってできるのです。以前、年配の女性から「昔はこれ、掌でまるめて遊んだのよ。まんまるになっておもしろいの」というすごい話を聞いたことがあります。いくらウマビルは人の血を吸う種類ではないとわかっていても、さすがの私もそれはちょっと二の足を踏んでしまいます。


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Category: 環形動物

23:06 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

コガタスズメバチの初期巣

2011.05.30(Mon)

長野から帰ってきた翌日、うちの軒下にこんなのがぶら下がっているのに気づきました。


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(20110526 千葉市若葉区)


これは、コガタスズメバチの巣の、初期の形です。コガタスズメバチといっても別に小さくはなく、キイロスズメバチよりも大きいほどなのです。今の季節であればまだ巣には新女王しかいないはずです。しばらく様子を見ていると、確かに女王蜂が出入りしています。だんだんに巣が大きくなっていくと、この「とっくりの首」の部分はなくなり、まんまるい巣になります。


軒下にスズメバチの巣なんてまことにぶっそうですが、コガタスズメバチはスズメバチの中でも比較的におとなしい種類で、刺激しなければあまり襲ってきません。さてどうしようかなと思っているうち、女王蜂の出入りがぷっつりと途絶え、巣には新しい展開がないまま今日に至っています。女王蜂は他に移ったのでしょうか。それとも、どこかで死んでしまったのでしょうか・・・



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Category: 昆虫類・ハチ目

18:13 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

コオイムシ

2011.05.29(Sun)

今回の長野編のラストは、コオイムシです。帰り際にまた良さげな田んぼを見つけて車を停めてのぞいたら、これが多数いました。


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(20110525 長野県伊那市)


体長は2cmほど。タガメのミニチュアのような姿からもわかる通り、水中で小動物を襲って鎌状の前脚で捕える、肉食性の水生カメムシの仲間です。農薬の問題等で千葉市では文字通り絶滅寸前の状態にあり、私自身、ここの田んぼのように「うじゃうじゃ泳いでいる」光景に出会ったのは小学生の時が最後です。


コオイムシというのは「子負虫」と書き、雌が雄の背中に30から40個の卵を産みつけ、雄はそれを背負ったまま孵化するまで保護するところから命名です。これは、約一か月もの間、雄が飛べないことを意味しているのです。


※コオイムシ

環境省レッドリスト・NT(準絶滅危惧)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 昆虫類・カメムシ目

17:10 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

トノサマガエル

2011.05.28(Sat)

両生類の分類などに詳しくない、いわゆる一般の方々が「トノサマガエル」というカエルには、実は三種類あります。すなわち、トノサマガエル、トウキョウダルマガエル、ナゴヤダルマガエルです。この三つは姿かたちが大変よく似ており、分布が重なるところでは交雑もします。そして実は、関東地方にはトノサマガエルはいません。私たちが子供の頃、田んぼにいっぱいいた「トノサマガエル」の正体は、全部、トウキョウダルマガエルなのです。


トノサマガエルは、関東地方から仙台平野、そして信濃川流域を除く本州、四国、九州、海外では朝鮮半島と中国、ロシア沿海州に分布しています。トウキョウダルマガエルとナゴヤダルマガエルは日本固有の亜種であり、トウキョウダルマガエルは関東地方と仙台平野、そして信濃川流域に、ナゴヤダルマガエルは東海地方と近畿地方、そして伊那谷の一部に生息しています。非常にややこしいですね。


さて、この日、私が長野の田んぼで見つけたのはトノサマガエルです。場所は伊那谷ですが、ナゴヤダルマガエルではなくトノサマガエルでした。ますますややこしいですね。


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(20110525 長野県下伊那郡)


以前の記事で取り上げたトウキョウダルマガエル と比べてみてください。トウキョウダルマガエルの方が四肢がやや短いこと、背中の隆条(筋状の盛り上がり)が弱いこと、くらいが見分けのポイントらしきものです。一生の間、水辺を離れない生活史もよく似ています。そして、トノサマガエル、トウキョウダルマガエル、ナゴヤダルマガエルは、そのいずれとも各地で減少を続けているのです。


この田んぼにはトノサマガエルがじゃんじゃか跳ね回っていた他、ホウネンエビが縦横に泳ぎ回っており、千葉では私が子供だった頃の記憶の中にしかない光景そのままでした。


それにしても長野に何しに行ったんだあ、なんでしょっちゅう田んぼばかりのぞいてるんだあ、仕事はどうなったんだあ、というツッコミはなるべくご遠慮ください。ただでさえ私、会う人ごとに「ブログ更新熱心ですねえ」とか言われる毎日でツライんですから。



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Category: 両生類

20:17 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオルリ

2011.05.27(Fri)

さて、長野出張編の続きです。ホテルの部屋が乾燥していて朝5時前に目が覚めてしまい、せっかくなので散歩に出かけました。

近くに城跡公園を見つけ、丘の上に登ってみると、松の木のてっぺんでオオルリが囀っていました。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110525 長野県下伊那郡)

色も鳴き声も実に見事なオオルリは、スズメ目ヒタキ科の鳥です。雄はこのような「幸せの青い鳥」みたいな鮮やかなブルー、雌は薄い褐色をしています。九州以北に夏鳥として渡来し、渓流などの水辺に近い広葉樹林で繁殖、こうして目立つ場所で囀るのです。

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(20110525 長野県下伊那郡)

鳴き声を動画で記録してみました。不安定なところから撮っているので手ぶれがひどいですがご容赦ください。とにかく、こんな声です。



オオルリは、千葉にも渡来します。姿、声ともに美しいため、違法捕獲が問題となる場合もあり、千葉県のレッドリストでは、「B(重要保護生物)」にランクされています。

※オオルリ
千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)



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Category: 鳥類

15:57 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

田んぼのアカハライモリ

2011.05.26(Thu)

田植えがすんだばかりのその田んぼには、無数のイモリ がいたのでした。


といっても、残念ながら千葉でのことではありません。実はちょっと所用で長野県に行っていたのですが、その道中、ちょっと車を停めて山あいの田んぼをのぞいてみたのです。


するとなんだか黒っぽいものが見えたので、しばらくじっとしていると目が慣れてきて、あちこちにこのひとたちの姿がくっきりと。


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(20110524 長野県伊那市)


ゆっくりと浅い水の中を歩き回り、あるいはこんなふうに手足をそろえて、体を横にくねらせながら素早く泳ぎます。


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(20110524 長野県伊那市)


そのうち、私がしゃがんでいる目の前に一匹来たので、ついムラムラしてきて右手を伸ばし、つかまえてしまいました。しかし、つかまえたはいいが、カメラってシャッターが右側についてるので左手では写真は撮れませんし、右手は当然ずぶ濡れです。ふと立ち寄っただけですから容器など何も所持していません。よって、掌におさまっている写真などはなく、結局イモリを地面に置き、右手をハンカチで拭き、田んぼに向かって憮然として歩いて戻ってゆくイモリを撮影するしかなかったのでした。意味もなく迷惑をかけてごめんね。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110524 長野県伊那市)


なお、イモリの皮膚には毒があります。これはフグ毒のテトロドトキシンに近いものです。触った後は目をこすったりせず、ちゃんと手を洗いましょう。私も車に乗る前に洗いました。用水路で。良い子はマネしないでください。


久しぶりにまとまった数のイモリを見たことはとても嬉しいことでした。しかし、これだけは書いておかねばなりません。ここにたくさんおり、千葉で減っているからと言って、ここのを捕まえてきて千葉に持って帰って放すようなことをしては絶対にいけないのです。イモリは地域によって遺伝的な変異が大きく、無神経な放流はその地域のイモリの固有の遺伝子を汚染し、損なうことになるからです。メダカやホタルの「放流」では、実際にそのような事例が各地で現出しています。相手が自然の場合、知識の欠けた善意に基づく行動は、時として悲惨な結果をもたらします。私ももっともっと勉強しようと思います。


※アカハライモリ

環境省レッドリスト・NT(準絶滅危惧)
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 両生類

17:52 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

威嚇するヤマカガシ

2011.05.23(Mon)

畦道を歩いていたら、寝そべっていたヤマカガシ をうっかり踏んづけそうになってしまいました。


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(20110521 千葉市若葉区)


体長は8、90cm。ごくふつうの大きさです。何か呑んだあとらしく、胴体が太くなっています。そのせいで動くのが嫌だったのか、それとも逃げるには近づきすぎていると思ったのか、私の顔を見てもどこにも行かず、頭を持ち上げ、頸を横に広げて威嚇の姿勢をとりました。

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(20110521 千葉市若葉区)


「威嚇なのにこっち向いてねーじゃねーか」という声が聞こえてきそうですが、毒蛇としてのヤマカガシは上顎の奥に毒牙を持っているだけでなく、頸部に自衛用の毒腺を有しており、これはそれを強調するポーズなのです。ですから、むしろ敵に対してはこのように背中と首を見せつけ、「噛みついたらひどい目に合うのはアンタだよ」ということを表現するわけです。


しかし顔も見たかったので、正面に回ってみました。こうしてみるとまるで大蛇。多分、ヤマカガシに襲われるカエルのような小動物は、こういう風景を見てるんでしょうね。


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(20110521 千葉市若葉区)


一通り写真を撮らせてもらったので、「お騒がせしましたー」と頭を下げてその場を離れました。将来、このヤマカガシが子孫に昔話をする際には、「私の気迫の前に、人間はただ周囲をうろついて写真を撮るだけで、ついに指一本触れることさえできなかったのじゃ」なんて自慢するかもしれませんが、それもまた良きかなです。


※ヤマカガシ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

18:05 | Comment(6) | Trackback(-) | EDIT

クサガメの幼体

2011.05.22(Sun)

田植えも済んだ谷津田の水の中を、クサガメ の赤ちゃんがゆっくりと歩きまわっていました。


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(20110519 千葉市若葉区)


甲長は4cmほど。クサガメは晩春から夏にかけて産卵し、その後2ヶ月くらいで孵化しますので、この子は昨年の秋くらいに生まれ、一冬越えてきた個体でしょうか。おとなよりも背甲が丸っこく、稜線が強く出ています。


カメラを近づけると、逃げずに首をすくめ気味にしてじっとしていますが、


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


そこはカメなので、こちらもじっとカメラを構えたままでいると、やがて首を伸ばして呼吸し、また行動し始めます。


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(20110519 千葉市若葉区)


前にも何度も書いていますが、クサガメは広い行動範囲を持ち、河川・池沼・陸地を含む環境をダイナミックに移動しながら採餌・繁殖などを行います。例えば産卵などは、かなり水場から離れた場所ですることが多いようです。ですから、単にカメがいる川なり池なりだけを保全しても、保護したことにはならないのです。野生の動物を保護しようとする際には、その動物がどのような生活史と生活環境を持っているかをまずよく知ることこそが、何よりも肝要でありましょう。


※クサガメ

千葉県レッドリスト・情報不足

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

20:44 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

マツモムシ

2011.05.21(Sat)

水生昆虫を探そうと思うと、田んぼや水路そのものだけではなく、意外とこんなようなところが無視できないのです。


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(20110519 千葉市若葉区)


覗き込んでみると、大量のマツモムシが水面近くを泳ぎ回っていました。


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(20110519 千葉市若葉区)


アメンボの逆みたいにいつも背泳ぎしているマツモムシは、肉食の水生カメムシの仲間です。体長は11~14mm程度。泳ぐための後脚が実によく発達しています。


前脚と中脚は、獲物を捕える時に使われます。水面に落ちてきた昆虫などを、抱きつくようにして襲うのです。ちょうど一匹、ハエだかウンカだかを捕まえているのがいました。

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(20110519 千葉市若葉区)


肉食カメムシの常で、尖った口吻を突き刺して体液を吸い取るのです。マツモムシはうっかり素手で押さえたりするとこの口吻で刺されることがあり、けっこう痛いのでご注意ください。


本来、わりあい水質の良い、藻の生えているような場所を好む虫で(だから「松藻」虫)、最近では減少傾向にあります。千葉市内においても、残念なことに分布そのものが次第に局所的になってきている感があり、レッドデータブックへの記載こそないものの、危機の迫っている状況といっても差し支えないと思います。



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Category: 昆虫類・カメムシ目

17:51 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ニホンイシガメの日光浴・2011年

2011.05.20(Fri)

先月末、「千葉県の保護上重要な野生生物-千葉県レッドデータブック-動物編(2011年改訂版)」 が刊行されました。千葉県文書館で1530円で購入できる他、インターネット上からダウンロードもできますので、皆様も是非ご覧ください。ちなみに私はカワウ、オオバン、ニホンイシガメ、クサガメ、スッポン、アオダイショウ、キイトトンボの写真を提供させて頂いておりますので、これを買って頂ければ、皆様は千葉県の希少生物の状況を知ることができる!私の写真も見られる!そして千葉県はもうかる!という、なんともすばらしい結論に至るのであります。


さて、今日はその中のニホンイシガメ を取り上げます。


今回のレッドデータブック改訂に伴い、ニホンイシガメは「B(重要保護生物)」から「A(最重要保護生物)」へとランクが引き上げられました。これは、河川工事に伴う生息環境の消失や、外来種であるアライグマによる捕食圧が考慮されたためです。改訂されたレッドデータブックには、県内の状況として、「県北部の河川や池沼ではごくまれに捕獲される程度である」という記述もなされていますが、私の調査によると、千葉市内においては、複数の河川で、範囲こそ限られるもののまとまった個体数が生息しています。


ということで私は定期的に、いくつか場所を区切って日光浴しているカメの数と種類をカウントしてみています。この日は、非常に大きなイシガメが砂州で日光浴しているのを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


この砂州はよくカメが集まる場所で、このイシガメと3匹のクサガメ、それに7匹のミシシッピアカミミガメが日光浴していましたが、なんとその中で最も大きいのがこのイシガメだったのです。はっきりしたことは言えませんが甲長は20cmを確実に越えています。私は目測の不正確さを補うために、あらかじめこの砂州にちょうど30cmに切った木の枝を2本、こっそり橋の上から落としてあります。それと比べてのことなのでそれほどひどい間違いはないはずです。


しばらく日光を浴びると、おもむろに歩き出し、浅い水の中に入ります。イシガメは頭が小さく、頸が長いです。


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(20110519 千葉市若葉区)


水の中に入ると、背甲が本来の黄金色に輝きます。


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(20110519 千葉市若葉区)


十数秒経つとまた上陸。実に立派な姿のカメで、長い尻尾、背甲の後端のギザギザなどの特徴もよくわかります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


その後も、しばらく乾かしては水に入り、すぐ出てまた乾かし・・・というようなローテーションを繰り返していました。クサガメに外来種の疑いがかかっている今、関東ではスッポンを除けば在来の淡水カメはこのニホンイシガメだけです。そして私は、ニホンイシガメはどの外来種と比べても一番美しいカメだと思います。


※ニホンイシガメ

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Category: 爬虫類

17:36 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アズマヒキガエルの幼生が上陸間際

2011.05.19(Thu)

先月、アズマヒキガエルのオタマジャクシが群れをなしていた 例の溝をのぞきにいってみました。


・・・相変わらず高密度というか、寄り集まっています。下の写真の黒いとこ、全部オタマジャクシです。


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(20110517 千葉市若葉区)


そこをさらによく見てみると、もうほとんどの個体が後肢だけでなく前肢まで生え、変態・上陸に取りかからんとする体勢です。


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(20110517 千葉市若葉区)


おとなのヒキガエルが10cmを越えるのに対し、変態時の体長はわずか1cm。アマガエルやアカガエルなどと比べても、これはぐっと小さいのです。性成熟するのに雄は2、3年、雌は3、4年ですから、数年間で数倍以上に成長することになります。そして両生類は死ぬまで大きくなり続け、最大級のものは16cmを越えるまでになります。ヒキガエルの寿命は、条件が良ければ10年を越えるということです。


※アズマヒキガエル

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 両生類

20:10 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

オランダガラシ

2011.05.18(Wed)

オランダガラシ、すなわちクレソン。5月に入るとけっこうかわいい白い花を咲かせます。清流に生育するようなイメージがありますが別にそんなことはなく、かなり汚い水路などでもじゃんじゃん繁殖します。


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(20110517 千葉市若葉区)


ヨーロッパ原産の帰化植物で、食用として明治初期に移入されたものが拡散し、今では日本全国で見ることができます(上野の精養軒から不忍池に流れ出したのが最初だ、なんて話もあります)。現在、オランダガラシは外来生物法の「要注意外来生物」に定められています。非常に繁殖力が強く、在来の水生植物層と競合する上、あっという間に水路をふさぐほど増えたりして農業にも影響を与えるからです。「てめー」とわめきながら水路にしゃがんですごい勢いでヤケ気味にこれをむしりとっている農家のおじさんを見たことがありますが、ある程度増えてしまうと、これを手作業で駆除するのはけっこうな手間になるのです。


※オランダガラシ

要注意外来生物



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Category: 水生植物

11:48 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒゲナガハナノミ(♂)

2011.05.17(Tue)

昨年6月に雌を取り上げたヒゲナガハナノミ 、今回は雄を取り上げます。昨年の記事と見比べればお分かりのごとく、雌雄でずいぶんカラーリングが異なっています。そして、雄の触角は櫛状でたいそう立派です。


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(20110517 千葉市若葉区)


初夏の一時期、谷津田の林縁などで見かけます。幼虫は水棲であるということですが、その生活史には不明な点も多いようです。そもそも成虫の食性さえよくわかっていないという、比較的身近でありながら謎の多い昆虫です。


※ヒゲナガハナノミ

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Category: 昆虫類・甲虫目

19:28 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

アオオビハエトリ

2011.05.16(Mon)

アオオビハエトリは、体長5、6mmしかない、ちょっと複雑なカラーリングの小さなハエトリグモです。


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(20110515 千葉市若葉区)


このクモは、アリを好んで捕食するという習性をもっています。歩くときに第一脚を振り上げていることが多く、これもアリに擬態しているのだと考えられています。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110515 千葉市若葉区)


どうもこれがアリに似た格好をしているようには見えませんが、獲物のアリは騙されるのですから、やはり似ているように感じられるのでしょう。このアオオビハエトリはアリに効く毒を持っており、噛まれたアリはまず助かりません。


実際のところ、集団で行動し、自身、蟻酸という毒を持つアリは昆虫界でも強い立場で、あまり手出しをする相手もいません。しかし、こんなちっぽけな、しかも単独行動をするクモが、そのアリたちにとっては天敵なのですね。



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Category: 鋏角類

18:06 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ヤマカガシ、ニホンアマガエルを捕食する

2011.05.15(Sun)

繁殖行動のために田んぼの周囲に集まってくるニホンアマガエルたち。小さな昆虫や無脊椎動物にとって、カエルは上位捕食者です。しかし、ヘビや鳥類にとっては、カエルは生きてゆくための栄養源でもあるのです。

道端で、何かをくわえているヤマカガシを見つけました。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110513 千葉市若葉区)

口元を拡大すると・・・

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110513 千葉市若葉区)

アマガエルは生きており、必死に抵抗しますが逃れられません。

$DAYLIGHT RAMBLER 
(20110513 千葉市若葉区)

ここで、ウォーキング中の女性が通りかかったため、ヘビは路肩の草むらに移動します。驚くべきことに、この女性はすぐ足元のこの光景に全く気付きませんでした!カエルはなおももがき続け、甲高い悲鳴のような音も発します(ヘビに呑まれる際、カエルはまるで笛のような声を出すことがあります)。動画を撮影しました。



よく知られている通り、ヘビは獲物を捕食する際に顎を大きく開くことができます。2分後、カエルは完全にヘビの喉の奥に引き込まれてゆきました。なんとこの状態でもカエルは抵抗をやめず、ヘビの頭をつかんだりしています。手ブレが激しいですがご容赦ください。



最後まで前脚が見えていますが、

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110513 千葉市若葉区)

ほどなく、蠕動のような動きでさらに奥へと引き込まれ、口が閉じられます。

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20110513 千葉市若葉区)

ここだけ見ているとまさにツチノコですね。

自然の中で命がパスされてゆく数分間でした。たまたま私の前でそれが繰り広げられたのも、何かの縁だと思います。皆様は何をお感じになられたでしょうか。

※ヤマカガシ
千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

11:53 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

シュレーゲルアオガエル、水路に集まる

2011.05.14(Sat)

この日、谷津田の水路に、大量のシュレーゲルアオガエル が集まっていました。ほんの十数メートルほどの区間で、実に十匹をカウントしました。

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(20110509 千葉市若葉区)


ニホンアマガエル も同じところに集まっています。下の写真、シュレーゲルが一匹とアマガエルが六匹写っているのですが、どこにいるかわかるかな~?


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110509 千葉市若葉区)


彼らがここに集まっているのは、言うまでもなく繁殖行動のためでしょう。夜が来たら田んぼに出て抱接・産卵にかかるつもりなのです。アオガエルとアマガエルは指に吸盤があるので、他のカエルと異なり、成体であればこのような三面張り水路でも立体的に移動できるのです。

シュレーゲルアオガエルの卵塊は、他のカエルとはちょっと違っており、こんな姿をしています。撮影日は同じですが、別の谷津田で撮ったものです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110509 千葉市若葉区)


こういう泡の塊のようなのを、畔の土手に掘った穴などに産みつけるのです。生まれたオタマは、雨の日に増水した際に水中へ流れ落ちてゆき、そこで育つという寸法です。つまり、雨の降るタイミングが悪いと全てはうまくいきません。なかなかハイリスクです。


そして、成体たちも、水辺にこうして集まっても、無事産卵行動に移れるかどうかはわかりません。なぜなら、水路にはカエルを心から愛する、こんなひとも来ていました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110509 千葉市若葉区)


シマヘビ に出会ったのは、今年初めてです。体長1mほどの、なかなか美しい個体でした。


※シュレーゲルアオガエル

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

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Category: 両生類

17:54 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

キンラン・2011年

2011.05.13(Fri)

ギンランササバギンラン とくれば、ものの順序からいって次はキンランでしょう。今月に入ってから、昨年見つけた群生地 を何度かのぞきに行っています。


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(20110509 千葉市若葉区)


今年もかなりの高密度で咲いています。ただ開花状況そのものは、気候のせいか昨年より数日ほどの遅れがありました。


花は、ひとつしかついていないのもあれば、


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(20110509 千葉市若葉区)


もこもこと十個くらい、あるいはそれ以上咲いているのもあります。


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(20110509 千葉市若葉区)


また、花の色自体も、非常に濃い黄色から、ほとんど白に近いものまで様々です。


私は、野生の生き物は、彼らが本来いる自然環境の中で見るのが何よりも好きです。


動物園の檻の中のライオンより、サヴァンナで獲物に忍び寄っているライオンを見る方が、ずっとエキサイティングで感動的だと思うのです。このような植物でも同じです。持って帰って鉢に植えたキンランより(しかも樹木と菌根菌との共生関係の中で生きているキンランは、採掘してきたのを栽培しようとしても長くて数年しか保たないそうです)、木漏れ日の中、林床を金色に染めるようにして咲いているキンランを眺める方がはるかに幸せです。こんな美しいものを、どうして掘り返して持って帰る気になるでしょうか。


※キンラン

環境省レッドリスト・VU(絶滅危惧Ⅱ類)

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

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Category: 山野草

17:50 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ササバギンラン

2011.05.12(Thu)

ササバギンランは、ギンラン に似て、しかしその名の通り葉が笹の葉のように長く、たいてい花よりも上まで来るのが特徴です。


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(20110509 千葉市若葉区)


形自体もギンランより一回り大きく、30cmから50cmくらいにまで成長します。やはり日陰気味の林床などに生育し、近年では雑木林の荒廃や鑑賞目的での採掘により、減少の一途をたどっています。千葉市内でも、見られる場所は非常に少なくなっています。


※ササバギンラン

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 山野草

16:28 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アマドコロ

2011.05.11(Wed)

アマドコロというのは漢字で書くと「甘野老」となります。これではなんのことかさっぱりわかりませんが、「甘」は茎や根茎が食用になり甘みがあるから、「野老」というのは、その根茎の形がヤマノイモ科の「オニドコロ」に似ているから、という、合わせ技一本的な命名なのです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110507 千葉市若葉区)


地上部分は全体的に、同じユリ科アマドコロ属のナルコユリにそっくりです。判別するポイントは茎で、触ってみるとナルコユリはつるんとした丸い茎、アマドコロは幾筋か「稜」があって角ばった茎をしています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110507 千葉市若葉区)


草地や林床など、いろいろなところに生育します。園芸品種では葉が斑入りのものもあるけれど、野生種ではそういうのはありません。この日は天気が悪かったので花に水滴が付着し、視線を下げてみるとなかなか幻想的でした。


※アマドコロ

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 山野草

15:23 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒバカリ

2011.05.10(Tue)

ヒバカリは、春から秋の間、毎年かなりの数の轢死体に出会いますが、生きたのをカメラに収める機会は実はあまり多くないのです。この写真のような、林床の日陰の暗いところや水辺を好み、太陽のかんかん照っているようなところにはめったに出てきません。大きくても60cm程度と小柄なヘビです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110507 千葉市若葉区)


頸部の両サイドの白い模様が特徴です。体色はこのような濃い褐色の他、もっと薄い色のものや、ほとんど赤に近いものもいます。泳ぎがなかなかうまく、水辺ではカエルやオタマジャクシ、小魚を捕食し、地上ではミミズなどをよく食べるようです。


それにしても謎なのが「ヒバカリ」という名前。「噛まれたらその日ばかり」ということからきている、というのですけれど、もちろん無毒のヘビなのです。どこで誰が何を間違えたのでしょうか・・・


※ヒバカリ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

17:24 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

ホウチャクソウ

2011.05.09(Mon)

ホウチャクソウはユリ科の多年草で、漢字だと「宝鐸草」と書きます。「宝鐸」というのは、お寺の軒なんかにつるしてある釣鐘みたいな風鈴みたいなののことです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110507 千葉市若葉区)


この花の様子から、そのように名づけられています。やや暗めの雑木林の林床などに生育し、群落をつくることもあります。花だけパッと見るとナルコユリやアマドコロに似ていますが、分類学的にはむしろチゴユリに近く、分布が重なると時として自然雑種もできるそうです。



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Category: 山野草

18:58 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ギンラン

2011.05.08(Sun)

千葉市では、ギンランはキンラン よりもさらに少ない&生育地も限られています。林床に咲くその姿はキンランに比べてずっと小さくたおやかで、控えめな美しさを醸し出しています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100507 千葉市若葉区)


この群生地も、私が去年、たまたま見つけた場所です。このギンランもまた、千葉県のレッドデータブックに「保護対策・鑑賞目的での採取をやめる」と明記されるほど、採掘が減少の原因のひとつにもなっています。私は野生蘭の生息地は、見つけても基本的に人に教えないことにしています。ちなみにギンランも、キンランと同じく栽培は非常に難しいそうです。掘って帰って家で育てようったって素人には長続きしません。絶対にやめてください。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110507 千葉市若葉区)


花は、バーッと開ききることはなく、開いても半分程度です。この日は雨上がりだったので、水滴がきらめいて一層綺麗でした。


※ギンラン

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 山野草

20:48 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒメハギ

2011.05.06(Fri)

なんだか最近、植物ブログみたくなってますね。春の終りから夏の初めには、綺麗な野の花がたくさんあるのです。今日は陽当たりの良い斜面で、千葉ではちょっぴり珍しいヒメハギが咲いているのを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110506 千葉市若葉区)


花の形状、また名前に「萩」が入っているところからもマメ科を連想させますが、実際には独立のヒメハギ科に属しています。一つ一つの花の大きさは、ほんの指の爪程度です。こうした陽当たりの良い場所では地を這うように伸びますが、せいぜい両方の掌で抱えられるくらいにしか広がりません。気をつけないと見落としてしまう、見つけるとちょっぴり得した気になる、そんな花です。


※ヒメハギ

千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)



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Category: 山野草

16:22 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

マムシグサ

2011.05.05(Thu)

マムシグサは、よく似たウラシマソウなどと同じく、サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110505 千葉市若葉区)


なんで「マムシグサ」と呼ばれているのかというと、花の模様がマムシに似ているからだ、とものの本には記してあります。ちなみにこれがマムシ 。うーん。


一方で、マムシが生息しているような場所によく生えているから・・・という話もあり、そちらの方が私としては説得力を感じる気がします。湿気の多い林床などによく生育し、同所的にマムシがいることもよくあります。


秋になると、赤いトウモロコシみたいな形の無気味な実をつけます。この植物、マムシと共通するところがもう一つあり、この実、茎、根っこなどは有毒なのです。うっかり食べると口の中が痛いやら熱いやら、それは大変なことになるそうです。その毒成分はサポニンとシュウ酸カルシウムで、どちらもウィキペディアとかで簡単に参照できますので、興味のある方は調べてみてください。かなりヤバいことが書いてありますよ。



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Category: 山野草

20:28 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アロリカフウロ

2011.05.03(Tue)

農道の道端で、アメリカフウロが淡紅色のかわいらしい五弁花を咲かせています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110502 千葉市若葉区)


名前の通り北米原産です。今では日本全国で見られる植物ですが、移入されたのは戦後だということなので、帰化植物の中でもかなり新しいほうに属していることになります。


フウロソウというのは漢字にすると「風露草」という綺麗な字面です。フウロソウ属は数百種が知られており、いずれも花は五弁です。千葉の里山でよく見かけるものとしては、ゲンノショウコ なんかが代表的です。



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Category: 山野草

18:13 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ニホンアマガエルのシーズン到来

2011.05.02(Mon)

ニホンアマガエル は、変態後は基本的には繁殖期にのみ、水場を必要とするカエルです。春が来て冬眠から覚め、水温が一定以上になると、田んぼなどで繁殖行動を行い、産卵がすむと再び陸地、それも樹上などの高所へと上ってゆきます。トウキョウダルマガエルやツチガエル、ニホンアカガエルといったカエルたちが圃場整備によって各地で激減する中、アマガエルがあまり減らないのはその生活史と、登坂能力によるものです。産卵期が乾田の田んぼにも水がある時期と重なり、もっぱら陸地で生活するので農薬の影響を受けにくく、人為的な段差をよじ登ることができるので個体群の分断や地域的絶滅が起きにくいのです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110502 千葉市若葉区)


今、千葉の里山ではちょうど田植えが始まっており、アマガエルたちが集まっています。田んぼの水の中や畔の草むらからは鳴き声が響き、そして付近の樹上や草の上などではこのように昼寝している姿などが見られます。私が思うに、この世に野生生物は数あれど、被写体としてこのようなアマガエルより便利な存在はなかなかいません。昼間はほとんど動かないし、それでいながらちゃんと表情があります。一日眺めていても飽きません。


アマガエルの寿命は数年ほどだそうです。生態系のピラミッドの中で、アマガエルは小さな昆虫に対しては捕食者ではありますが、鳥や獣、ヘビ、時には昆虫にさえ食べられてしまう被捕食者でもあります。そう思うとこういった出会いは全部一期一会で、昼寝姿もいとおしくなります。



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Category: 両生類

18:42 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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