アオダイショウが木登りが得意なことは、今までにもこのブログで何度か紹介してきた通りです。通りすがりのクヌギの木で、こういう状態で休んでいるのに遭遇。
(20110907 千葉市若葉区)
よくもまあ、垂直な木の幹で逆さまに静止していられるものです。体長は7、80cmほど。まだ背中にマムシのような模様が入っている、幼い個体です。
カメラを近づけるとスルスルと動き出しました。動画でどうぞ。速い!
まあ、樹上などの高所でネズミや鳥を捕獲するには、このくらいのスピードがなけりゃダメでしょう。たまに「マムシが木の上から降ってきた」なんて言う人がいます。しかしマムシというのは地面にへばりつくような生活をしているヘビですから、こんな芸当はおよそ不可能です。そのようなケースはたいていの場合、こうした若いアオダイショウを誤認したものでしょう。十分に成長したアオダイショウでしたら、マムシなどとは間違えようもありません。何しろデカいですから。
※アオダイショウ
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