ユミアシゴミムシダマシ

2012.10.31(Wed)

植木鉢を持ち上げたら、下からユミアシゴミムシダマシが出てきました。

IMG_1564.jpg
(20121031 千葉市若葉区)

体長は2.5cmほど。ご覧の通り、なんとも地味な姿です。寒いせいなのか、動くのもおっくうそうです。成虫越冬の虫なので、もう冬ごもりモードに入っていたのかもしれません。

雑木林の昆虫です。幼虫は朽木やなんかの材質を食べて成長し、成虫もやはり朽木の周囲の物陰などで見られます。ゴミムシダマシの仲間というのは、外見こそゴミムシに似ているもののゴミムシのように肉食性ではなく、このような朽木やキノコを食べているものが多いのです。
スポンサーサイト

Category: 昆虫類・甲虫目

23:51 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

セグロアシナガバチ(♂)

2012.10.28(Sun)

セグロアシナガバチは、大型のなかなか美しいアシナガバチです。

IMG_1425.jpg IMG_1428.jpg
(20121026 千葉市中央区)

お尻を上げて変なポーズをとっているこのひとは雄です。顔が白いのが一番の見分けポイントです。

一見こちらを威嚇するかに見えますが、実は雄には毒針がありません。秋も深まり、彼らは交尾期を迎えているのです。夏に羽化した雄バチは働かずに巣で居食いして暮らします。そして女王バチと交尾した後には、冬を越すことなくその命を終えていくのです。

Category: 昆虫類・ハチ目

22:48 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カネタタキ(♀)

2012.10.27(Sat)

どこも開いてないのにどこからか虫が入り込んでいるというようなことは、田舎ではまあよくあることです。24日の夜、こんなものがデスクの上に。

IMG_1374.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

カネタタキです。バッタ目キリギリス亜目、コオロギ上科カネタタキ科に属しています。体長は何ミリとか書くよりも、ノートPCのキーと比べてこのくらい、ということでお分かり頂けると思います。これは雌で、翅がないためにまるで幼虫のように見えます。雄には翅があるもののきわめて小さく、飛ぶことはできずすり合わせて鳴くために用いられます。その鳴き声というか音は「チッチッチッ」というなかなか澄んだ美しいもので、そのため名前が「カネ叩き」というわけです。この場合のカネは大晦日についたりする「鐘」のほうではなく、仏具の「鉦」のほうです。お仏壇にあるあれをイメージしてください。

樹上性の昆虫で、食性は雑食です。秋の季語にもなっている虫で卵越冬なのですが、かなり遅くまで成虫が生き残っており、霜が降りても姿を見ることができます。

Category: 昆虫類・バッタ目

11:54 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

穴を掘るニホントカゲ

2012.10.25(Thu)

ニホントカゲは、夜間や天気の悪い日は穴の中に隠れています。石垣の隙間やなんかを使うことも多いですが、柔らかい地面には自分で掘ります。日光浴中など、外敵を近くに感じたりするとすぐにその穴に逃げ込みます。

この夏に生まれたばかりとおぼしき幼体が、土手をちょろちょろしているのを見つけました。ちっちゃくても修羅場をくぐってきた経験があるらしく、尻尾には再生の痕があります。

IMG_1252.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

・・・私に気づき、急いで穴を掘り始めました。

IMG_1253.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

ところが、表土が柔らかすぎたのか中の方が固かったのか、ごく浅いところだけ掘り抜いてしまい、反対側から顔を出してしまうことに。



しょうがないから一度そのまま出てきて、

IMG_1262.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

改めてもう一度反対側から頭を突っ込みますが、

IMG_1263.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

いや、君ね、

IMG_1265.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

・・・それ、何回やっても同じだから・・・

※ニホントカゲ
千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)
千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)


▽ニホントカゲに関する過去の記事

垂直壁面で日光浴するニホントカゲ 2012.5.7

越冬明けのニホントカゲ 2012.3.21

ニホントカゲの赤ちゃん 2011.8.7

ニホントカゲの幼体 2010.9.27

ニホントカゲの幼体 2010.8.4

ニホントカゲの日光浴 2010.5.23

ニホントカゲ、コバネイナゴを襲う 2009.10.15

ニホントカゲの幼体 2009.8.5

ニホントカゲ、雄同士の闘争 2009.4.26

ニホントカゲ 2008.4.25

Category: 爬虫類

20:57 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

シロヨメナ

2012.10.24(Wed)

秋の里山には、実に様々な野菊が咲きます。林縁の日蔭などでは、このシロヨメナの姿がよく目につきます。

IMG_1241.jpg IMG_1245.jpg
(20121024 千葉市若葉区)

花は小さく、直径1.5から2cm程度です。「ヨメナ」に似ていて白いので「シロヨメナ」というわけです。もっとも、ヨメナはヨメナ属、シロヨメナはシオン属なので、分類上はそんなに近くありません。

それにしても、「嫁菜」って何でしょう。その由来には諸説あり、どうもはっきりしないようですが、対をなすようにして、「婿菜」と呼ばれている野菊もあります。シラヤマギクがそれで、その姿はこのシロヨメナととてもよく似ています。

Category: 山野草

19:07 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オニグモ、マユタテアカネを捕食する

2012.10.22(Mon)

オニグモと言えば、暗くなると立派な垂直円網を張り、朝が来るとそれをたたんでしまう…というサイクルで暮らしているクモですので、コガネグモやジョロウグモのようにしょっちゅう人目につくことはありません。

しかし、このように網に獲物がかかっていたりすれば、太陽が高くなってもその姿を見ることができます。

IMG_1206.jpg IMG_1210.jpg
(20121021 千葉市若葉区)

赤い胴体だけが見えていますが、捕えられているのはマユタテアカネです。ついこの間まで夏だったのに、オニグモが活動できなくなる季節はもうすぐそこまで来ています。オニグモは幼体、あるいは亜成体で越冬し、このような大型の個体はだいたい、冬の訪れとともに死んでしまうのです。赤トンボの仲間の中ではかなり寒くなっても活動するマユタテアカネを捕食するシーンは、その双方にとってどこかはかないものを感じさせます。

※オニグモ
千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

※マユタテアカネ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽オニグモに関する過去の記事

オニグモ 2009.11.3

オニグモ 2008.10.8

▽マユタテアカネに関する過去の記事

冬のマユタテアカネ 2009.12.8

マユタテアカネの交尾・産卵 2009.9.22

マユタテアカネ 2009.8.10

シオヤアブの狩り 2009.7.21

Category: 鋏角類

19:48 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ガマズミ

2012.10.21(Sun)

秋も深まってきました。林縁ではガマズミの木に、赤い実がたわわに実っています。

IMG_1182.jpg
(20121021 千葉市若葉区)

漢字で書くと「莢迷」という、由来のよくわからない不思議な名を持つこのガマズミは、平地から山地まで幅広く自生する、スイカズラ科の落葉低木です。高さは5mくらいにまで成長します。

IMG_1184.jpg IMG_1186.jpg
(20121021 千葉市若葉区)

なんだかいかにも食べられそうに見えますが、実際に食べられます。季節的にはまだちょいと早く(これだけ真っ赤でもまだ完熟しているわけではない)、霜が降りるころになると甘みが増してきて生でもいけます。やったことはありませんが、果実酒も大変うまいそうです。

Category: 樹木

20:08 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オナガアゲハの蛹

2012.10.19(Fri)

12日に見つけたオナガアゲハの前蛹、今日覗きに行ってみると無事蛹になっていました。

IMG_1076.jpg
(20121019 千葉市若葉区)

頭部の「角状突起」が大きく、まるでピースサインか何かのようにも見えます。オナガアゲハの蛹には緑色型と褐色型があり、「越冬型」の蛹はほぼこのような褐色型です。大きさといい色といい「ピーナツの殻」を連想してしまうのは、私が千葉人だからでしょうか。

とびきり運が良ければ、来年の初夏に羽化の模様をお届けできるかもしれません。

※オナガアゲハ
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽オナガアゲハに関する過去の記事

オナガアゲハの前蛹 2012.10.16

オナガアゲハ(♂)の吸水 2011.6.15

オナガアゲハ(♀) 2010.5.18

Category: 昆虫類・チョウ目

17:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

コバネイナゴの交尾

2012.10.17(Wed)

イナゴを漢字で書くと、「蝗」あるいは「稲子」となります。とにかく田んぼと言えばイナゴ、というわけで、古来より、農業害虫の中の農業害虫、とも言うべき存在です。中でもこのコバネイナゴこそは、様々な田んぼで最もポピュラーなイナゴです。

IMG_1020.jpg
(20121017 千葉市若葉区)

成虫は夏に出現し、かなり気温が冷え込んでも生き残り、下手をすると12月まで姿を見られることもあります。秋にこうして交尾し、卵で越冬、初夏に孵化して幼虫が誕生するという生活史です。

佃煮の材料としても知られていますが、なんでもホントウにうまいのは素揚げだとか・・・

▽コバネイナゴに関する過去の記事

ニホントカゲ、コバネイナゴを捕食する 2009.9.15

コバネイナゴ 2008.10.27

Category: 昆虫類・バッタ目

19:26 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オナガアゲハの前蛹

2012.10.16(Tue)

スマートな姿と長い尾状突起が優雅なオナガアゲハは、初夏と真夏の年二回発生するチョウで、春型は蛹で越冬します。

終齢幼虫がその蛹になる前段階、「前蛹」が杭にくっついているのを見つけました。

IMG_0857.jpg IMG_0862.jpg
(20121012 千葉市若葉区)

オナガアゲハの幼虫の食草はコクサギなどのミカン科の葉で、見渡したところ近くにそんなものはないようです。しかし、他のアゲハチョウ各種でも、越冬蛹になるものはかなり食草から離れたところまで移動して蛹になるという行動が知られていますので、きっとこれもそうしたものでしょう。

蛹というのは、昆虫の中の一部のものが獲得した、実に不思議な形態です。ほとんど食べて成長するだげだった幼虫から、空を飛び、繁殖することが可能な成虫に羽化するために、じっと動かずにいてその間に、全く別物ともいえるような存在へとダイナミックに成長することを可能にしているのです。弱点はもちろん、じっと動かずにいるために外敵に極端に弱いことなのですが・・・

※オナガアゲハ
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽オナガアゲハに関する過去の記事

オナガアゲハ(♂)の吸水 2011.6.15

オナガアゲハ(♀) 2010.5.18

Category: 昆虫類・チョウ目

11:40 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

卵嚢を運ぶイオウイロハシリグモ

2012.10.15(Mon)

この日、林縁の葉上に、こうした白い袋のようなものを抱えているイオウイロハシリグモの姿がいくつか散見されました。

IMG_0840.jpg IMG_0842.jpg
(20121012 千葉市若葉区)

この袋のようなものは卵嚢で、正確に言うと抱えているのではなく口器でくわえているのです。イオウイロハシリグモの雌は、こうして卵嚢を持ち歩いて保護し、やがて孵化が近づくと植物の間に簡単な巣をつくり(保育網といいます)、子グモが孵化して分散していくまで見守り続けます。これは、その期間ほぼずっと、雌が絶食するということを意味しています。最初は口に卵をくわえ、次に生まれた子のそばでじっと守っているのでは狩りなどしようもありません。

イオウイロハシリグモは、千葉の里山で見られる網を張らないクモとしては、スジブトハシリグモなどと並んで最大の種のひとつです。雌の方が大きくなり、その体長は時に3cm近くにも達し、肢を広げるとまるで掌のようなサイズにまで成長します。

▽イオウイロハシリグモに関する過去の記事

イオウイロハシリグモ 2010.2.13




Category: 鋏角類

19:47 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

サラシナショウマ

2012.10.14(Sun)

林縁ではサラシナショウマが咲き始めました。白くてふんわりして綺麗だけれど、ちょっぴり試験管ブラシみたいです。キンポウゲ科に属しており、大きいものは高さ1m半くらいにまで成長します。

IMG_0832.jpg IMG_0830.jpg
(20121012 千葉市若葉区)

「ショウマ」というのは漢字だと「升麻」と書きます。これは漢方の生薬の名称で、この仲間の植物の根茎を乾燥させたものをそう呼び、解熱剤などに用いられます。

いっぽう、上の「サラシナ」というのは、「更級」とか「更科」とかではなく、「晒菜」と書きます。この植物は元来葉に悪臭があるのですが、若葉を流水にさらすと食べられるようになるので、この名がついたというわけです。

※サラシナショウマ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)

Category: 山野草

14:59 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

キツリフネ

2012.10.13(Sat)

先日紹介したツリフネソウに続き、今回はキツリフネです。

IMG_0803.jpg IMG_0804.jpg
(20121012 千葉市若葉区)

単に黄色いだけではなく、赤い斑点など入っていてなかなか美しい花です。真横から見るとこのようになっていて、

IMG_0809.jpg
(20121012 千葉市若葉区)

なるほど「吊り」舟ですね。

ツリフネソウが水辺を好むのに対し、こちらは山地の日蔭などによく生育します。この写真を撮ったのは谷津田の林縁でした。千葉市のレッドデータブックでは、「A(最重要保護生物)」にランクされています。

※キツリフネ
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)

Category: 山野草

14:42 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ノシメトンボ、オオアオイトトンボの連結体を捕食する

2012.10.12(Fri)

昨年、一昨年の暑さと乾燥は、湧水や水路の水量低下といった形であちこちに影響を与えています。例年、大量のカトリヤンマが発生する千葉市内某所の谷津田では、とうとう今シーズンは一頭も産卵に訪れる姿を見ることができませんでした。なにしろ水路に水がないのです。

同様にしてオオアオイトトンボの姿も大変に少なくなっています。オオアオイトトンボもやはり交尾・産卵のシーズンなのですが、例年に比べ10分の1以下の数しか見つけることができません。

そんな中、なんとか連結までこぎつけたオオアオイトトンボのカップルが、ノシメトンボに捕食されている光景に出くわしました。

IMG_0760.jpg IMG_0764.jpg
(20121011 千葉市若葉区)

トンボというのはどの種類をとっても、基本的には獰猛な肉食昆虫です。同じトンボでも、自分よりも小さな種であれば積極的に襲って捕食します。雄のトンボが生きたまま頭からかじられている間、雌は雄の尾部付属器で首をはさまれているので逃げることができません。凄惨な光景です。このブログでも何度か書いた通り、動物の写真を撮るのに、撮りやすいシーンは、寝ているところ、食事をしているところ、交尾などの繁殖行動をしているところです。この三つは生存のために不可欠な行動であり、そのためには警戒心を緩めなければならない場合もあるのです。そしてそれは同時に、外敵に対して無防備になるリスクを負っているということも意味しているのです。

※オオアオイトトンボ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽ノシメトンボに関する過去の記事

ハナグモ、ノシメトンボを捕食する 2012.7.7

キイロスズメバチ、ノシメトンボを解体する 2011.10.2

ノシメトンボの交尾 2010.10.14

オオカマキリの幼虫、ノシメトンボを捕食する 2009.7.27

ノシメトンボの逆立ち 2008.9.4

ノシメトンボ 2008.6.26

▽オオアオイトトンボに関する過去の記事

オオアオイトトンボの未成熟個体・2011年初目撃 2011.6.6

路上のオオアオイトトンボ 2010.11.11

オオアオイトトンボの交尾・2010 2010.10.17 

オオアオイトトンボのヤゴ 2010.7.1

オオアオイトトンボの羽化・2010 2010.6.21

オオアオイトトンボの交尾 2009.9.24

オオアオイトトンボの成長 2009.7.8

オオアオイトトンボの未成熟個体 2009.6.16

オオアオイトトンボ 2008.8.18

Category: 昆虫類・トンボ目

15:02 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

ツリフネソウ

2012.10.11(Thu)

川沿いの湿地に、ツリフネソウの群落を見つけました。

IMG_0710.jpg IMG_0711.jpg
(20121011 千葉市若葉区)

漢字だと「釣舟草」あるいは「吊舟草」となります。花のかっこうが帆船みたいだからです。湿った場所に生育する、秋の花です。色が黄色い「キツリフネ」というのもあり、そちらは山地の日蔭などに生育します。

ツリフネソウ科には約600種くらいがあるとされ、園芸種も数多くあります。一番よく知られているのはホウセンカですね。

※ツリフネソウ
千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)

Category: 山野草

18:10 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヨダンハエトリ

2012.10.06(Sat)

ヨダンハエトリは、ハエトリグモの中でも美しく、また北総の里山では出会う機会が比較的少ない種です。

IMG_0573.jpg IMG_0575.jpg
(20121006 千葉市若葉区)

名前の「ヨダン」というのは、南西諸島にある与談島でこのクモが発見されたから・・・というのはウソで、発見者が明治時代にドイツからきたお雇い外国人、エーリッヒ・ヨダン博士だったから・・・というのもウソで、そのヨダン博士が武道研究家でもあり居合道四段だったから・・・というのももちろんウソで、ただ単に腹部背面の鮮やかな赤い模様が四段あるから、というのが本当のところなのでした。この写真の個体は雌で、雄はさらに派手な姿をしており前脚にも赤い模様があり、求愛行動の際には雌にそれを誇示するのです。

Category: 鋏角類

14:53 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

オオスズメバチ、ハラビロカマキリを肉団子にする

2012.10.02(Tue)

10月に入り、スズメバチの活動も次第に活発になってきました。農道の路上で、オオスズメバチが何かをかじっているのを見つけ、例によってのこのこと近づいて接写を試みました。

IMG_0053.jpg IMG_0055.jpg
(20121002 千葉市若葉区)

かじっているのはハラビロカマキリです。自分で仕留めたのか、それとも動けなくなっているところにかかっていったのか、それはどちらとも言えませんが、ハチは既にカマキリの腹のほうから大顎で噛み砕き、肉団子の作成に取りかかっています。

動画に撮影してみました。



脚でしっかり獲物を押さえ、大顎で噛み砕いてはどんどん丸めていきます。こんな状態でもカマキリが時折、鎌状の前脚を動かしているのが少し背筋が寒くなります。

最終的にハチは、自分の頭ほどの大きさの肉団子をカマキリ本体から切り離し、いずこかへ運んでいきました。いや、いずこかへ、と言うよりも、幼虫の餌とするために巣に運んだに違いないのです。その行動半径は、だいたい1km前後だということです。よく知られているように、その巣は多くの場合、土中にありますが、時には樹洞などを利用することもあります。

▽オオスズメバチに関する過去の記事

オオスズメバチの吸水 2012.9.1

クヌギに集まる昆虫たち再び 2010.8.5

クヌギの木のオオスズメバチ 2010.6.23

オオスズメバチ、柿の実に集まる 2009.9.27

クヌギに集まる昆虫たち 2009.8.6

オオスズメバチ 2008.10.10

Category: 昆虫類・ハチ目

20:44 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

09 | 2012/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
593位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
63位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑