DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ニホンザルのセルフグルーミング

サルというのはしょっちゅうあちこちがかゆそうにしており、ポリポリかいています。また、仲間同士で、あるいは自分で、毛づくろいのようなことをし合っています。これはいわゆる「グルーミング」という行動で、仲間同士で行う時にはコミュニケーション上重要な意味を持っています。

一方、ひとりでやっている時はこんな感じです。



指で毛をかき分け、何かを探している様子。これは「ノミ取り」と言われることが多いですが、実際にはシラミやその卵を取っているようです。取ったやつは食べてしまいます。

20130930.jpg
(20130928 富津市)

あぐらをかいて座った姿は「近所のじいさん」みたいです。イヌやネコなどは体をかく時いっさい前足を使いませんが、そこはサル。人間同様に指でポリポリかいています。

※ニホンザル
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)


▽ニホンザルに関する過去の記事

樹上のニホンザル 2013.9.29

ニホンザル 2009.11.25
スポンサーサイト
[ 2013/09/30 11:58 ] 哺乳類 | TB(-) | CM(0)

樹上のニホンザル

サルというのは見れば見るほど本当に人間そっくりで、「こういう人いるよなあ」とつい知り合いの顔を思い浮かべてしまったりするほどですが、一方で人間とは到底比較にならない、凄まじい運動能力を持っています。樹の枝を渡り、蔓や枝に飛びついてターザンのようにブランコ式に移動し、前脚後脚四本でしっかりとグリップしながら自由自在に動きます。昔、空手の稽古の時に「手は足のように、足は手のように使え」と指導されたことがありますが、サルを見ていると「これか!」と思います。

201309291.jpg 201309293.jpg
(20130928 富津市)

雌にはちゃんと人間と同じ場所におっぱいがあります。

ニホンザルの握力というのは、 ――― もちろん正確に測定されたものではないでしょうけれど ――― だいたい30kgくらいとも言われています。なんだたいしたことないじゃないか、と思われるかもしれませんが、ニホンザルの平均体重が10kgかそれ以下だということを考えると、これは驚異的な数値です。自分自身に置き換えてみると、私は体重60kgちょっとくらいですから、サル並みにするには握力は200kgないといけないことになるのです。ここに、人間と野生動物の越えがたい運動能力の壁があります。

千葉県には、現在、4000頭以上のニホンザルが生息しています。房総半島のニホンザルは、遺伝的に地域固有性があり、本州の他の場所のニホンザルよりも、むしろ屋久島に生息するヤクザルに近いいう報告もあるそうです。その地域固有の遺伝子をいままさに損なわんとしているのが、1995年以降、何らかの原因、おそらくは飼育個体の逸走や放置などによって半島南端部に定着し始めた特定外来生物・アカゲザルです。既にこのアカゲザルは県内のニホンザルとの交雑を開始しており、千葉県では現在、防除計画に基づき全島捕獲を目指す事業を実施しています。

※ニホンザル
千葉県レッドリスト・C(要保護生物)


▽ニホンザルに関する過去の記事

ニホンザル 2009.11.25
[ 2013/09/29 21:27 ] 哺乳類 | TB(-) | CM(0)

コゲチャオニグモ

集水マスでおぼれかけていた体長1cmちょっとのクモを、棒っきれで救出してみました。

201309281.jpg 201309282.jpg
(20130927 千葉市若葉区)

コゲチャオニグモの雌のようです。この種も体色・模様にはかなりの変異があります。もし同定が間違っておりましたらご指摘くださると幸いです。

日中は物陰に隠れ、夜になるとなかなか立派な垂直円網を張ります。雄はこの写真の雌とはかなり形態が異なっており、サイズも小さく、胴体部分もずっとスマートで、これまた同一種とは思えないような姿をしているのです。
[ 2013/09/28 22:09 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

ノコギリクワガタ(中歯型)

里山にも秋がやってきました。めっきり涼しくなりましたが、雑木林ではまだノコギリクワガタの姿を見ることができます。

20130927.jpg
(20130926 千葉市若葉区)

ノコギリクワガタの雄には、その大顎のサイズに、大きいのから小さいのまで個体差があることは皆様もご存じの通り。大きい顎のと小さい顎のでは、一見して同じ種にすら見えないほどです。この写真のくらいだと「中歯型」。

このような個体差は、幼虫時代の栄養環境や遺伝子のなせる業であり、べつだん顎の小さいものが生存能力が劣っているというようなことはありません。顎が小さいと戦闘能力は劣るかわり、隙間に入りやすく、樹液にもアクセスしやすいという利点もあります。マニアの間で売買の対象になる際は値段にいくらかの違いも出てくるでしょうが、人間の決めた値段などは、当たり前ですが自然の中では何の価値もないものです。

※ノコギリクワガタ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽ノコギリクワガタに関する過去の記事

ノコギリクワガタ(♂) 2009.9.26

ノコギリクワガタ(♀) 2009.7.23
[ 2013/09/27 20:44 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

クマスズムシ(♀)

草むらとなっている休耕田に転がっていた段ボールを引っくり返してみたら、こんな虫が出てきました。

20130926.jpg
(20130926 千葉市中央区)

クマスズムシの雌です(手前ですよ。うしろはもちろんワラジムシ)。

体長は1cmほど。雌雄でかなり形態が異なっており、雄は名前の通りスズムシに少し似ています。もっとも、クマスズムシはコオロギ科なので類縁関係はそれほど近くありません。動作は全体的に鈍めで、この個体もじーっとしていました。

晩夏から秋に、やや湿った草むらなどで見られる虫です。鳴き声は金属的な美しいもので、ネット上でも聴けますので気になった方は検索してみてください。
[ 2013/09/26 21:39 ] 昆虫類・バッタ目 | TB(-) | CM(0)

ニホンイシガメの追尾・求愛行動

千葉市内の某河川に、各種のカメが大量に集まるポイントがあります。この日は大きなニホンイシガメの後を、小さなニホンイシガメが延々とついて歩くという行動が見られました。

201309251.jpg
(20130924 千葉市若葉区)

知らずに見ればどう見ても親ガメ子ガメのようですがさにあらず。実は大きなカメは雌で、小さなカメが雄です。これは繁殖行動の前段階の追尾行動で、とにかく延々と、文字通り尾のあたりをつけ回します。先にも書いたようにここは多くのカメが集まる場所なので、アカミミガメやクサガメがしょっちゅう映り込んでいます。その中を雌が歩けば雄も歩き、雌が立ち止れば雄も立ち止まり、雌が泳げば雄も泳ぐ。ほぼストーカーというか、ほほえましいようなシュールなような光景です。時にふたりの間を別のカメが横切ったりもします。



雌の方がずっと大きいので、本気で嫌ならやっつけてしまうこともできそうに思えますが、雌は別段そういうことはせず、てきとうに逃げたりてきとうに立ち止まったりしています。この雄のことをどう思っているのでしょう。

さらに、やがて雄は雌の前方に回り込み始め、しきりに掌を雌に向かってかざし、手招くような動作を始めます。これが求愛行動です。



いよいよ本気でくどき始めました。雌が向きを変えて泳ぎ出すと、雄は雌の腹の下に入り込むような奇妙な姿勢で一緒に泳ぎ始めます。そしてアカミミガメとの奇妙な三すくみ状態に・・・

ニホンイシガメの交尾は、秋から春の間に水中で行われます。そして産卵は初夏以降。つまり、ちょうど今の季節から愛の季節が始まり、日本のあちこちの水辺でこのような光景が繰り広げられていることでしょう。そこにアカミミガメが映り込んでいるところが、日本の生態系の現状をも感じさせます。

※ニホンイシガメ
環境省レッドリスト・DD(情報不足)
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)


▽ニホンイシガメに関する過去の記事

ニホンイシガメの求愛行動 2012.7.10

ニホンイシガメの日光浴・2012年 2012.6.15

ニホンイシガメの日光浴・2011年 2011.5.20

ニホンイシガメ@綿打池 2011.4.13 

ニホンイシガメの日光浴・11月 2010.11.30

ニホンイシガメの日光浴 2010.7.25

ニホンイシガメ@都川 2010.5.5

ニホンイシガメ@都川 2010.4.20

ニホンイシガメ@不忍池 2009.9.11

ニホンイシガメ@綿打池 2009.7.18



[ 2013/09/25 14:18 ] 爬虫類 | TB(-) | CM(0)

アマゾントチカガミ

三面張りの水路を埋め尽くして繁茂しているこの浮葉植物。環境省のレッドデータブックで「NT(準絶滅危惧)」にランクされているトチカガミかと思いきや、葉の切れ込みが少なく、全体のたたずまいも少し違います。どうやらアマゾントチカガミのようです。

20130923.jpg 201309231.jpg
(20130923 千葉市若葉区)

名前の通り中南米原産。お店では「アマゾンフロックビット」などという名前で売られております。育てるのは比較的簡単で繁殖力強く、野生化するとどうやら条件によっては日本の冬も越すことができるらしく、近年、あちこちで大繁茂してしばしば問題になっています。近頃では千葉市内の水辺でもけっこう見かけるようになってきました。

例えば熱帯魚用などにこのような植物を購入された場合、思ったよりも早く殖えてしまい水槽を埋め尽くしそうになり、やむなく捨てる・・・というようなことはよくある話です。しかし、このような外来生物を野外に投棄することは、多くのケースにおいて結果としてどこの誰をも幸せにしません。在来生態系は攪乱され、あげく投棄されて殖えた外来種も駆除の対象となってしまうのがオチです。「自然に帰す」と言えば聞こえはいいですが、一度手元にやってきた、本来その場所にない生き物を野外に放すのは、悲しいかな管理者として、そして育ての親としての自分の責任を放棄しているに過ぎない面もあり得ることを、どうかお忘れにならないで頂きたいと思います。
[ 2013/09/23 22:37 ] 水生植物 | TB(-) | CM(0)

クロスズメバチ

朝8時、何かの動物に襲われ、しかし食べられずに放棄されたものらしく(近くを人が通りかかったか何かしたのかもしれません)、路上にキジバトが一羽死んでおり、大量のクロスズメバチが群がっていました。

201309191.jpg 201309192.jpg
(20130918 千葉市若葉区)

写真にキンバエも一緒に写っているのでスケール感はお分かりになると思いますが、クロスズメバチは、スズメバチはと言っても、女王蜂でも体長1.5cmほどしかありません。攻撃性、毒性ともにそれほどでもないので、このように接写などしても比較的安全です(とは言えこういったことには時と場合というものがありますので、「おまえのまねをしたら刺された!」などという怒りの抗議とかを送ってこられても困ります)。様々な昆虫を捕食し、またこうした新鮮な動物の死骸にも集まってきて、肉団子を作成しては巣に持って帰ります。

その巣の中で待っている幼虫や蛹は、いわゆる「ハチの子」としてなかなかの美味であり、地方により養殖等も行われています。巣は主として地面の中につくられ、体が小さいわりになかなか大きく、時として育房数1万を超えることもあるのです。


[ 2013/09/19 16:41 ] 昆虫類・ハチ目 | TB(-) | CM(0)

クロバネツリアブ

クロバネツリアブは、名前の通りの黒い翅と腹部の白い帯が特徴です。体長は1.5から2cmほど。飛んでいる時はホウジャクやスカシバのような「ハチに擬態しているガ」に少し似ています。

IMG_1932.jpg
(20130917 千葉市若葉区)

カメラを近づけると逃げるのですが、どうやら縄張りみたいなものがあるようで、何度も同じところへ戻ってきます。日光があたっているとなかなか美しい姿です。

こうしたツリアブの仲間は、成虫は花の蜜や花粉などを食べますが、幼虫は他の昆虫の幼虫や蛹に寄生し、その体を食べて成長し最終的に食い殺してしまうというおそろしげな習性を持っています。このクロバネツリアブも幼虫も、地中に単独で巣をつくるハチの仲間に寄生するようです。
[ 2013/09/18 09:56 ] 昆虫類・ハエ目 | TB(-) | CM(0)

エゾカタビロオサムシ

畑の隅っこでエゾカタビロオサムシに出会いました。体長は3cmほど、ダークなメタリックの背中には小さなへこみが点々と入っていて、どことなく工芸品めいた姿です。

IMG_1908.jpg
(20130917 千葉市若葉区)

ほとんどのオサムシは飛ぶことができませんが、このカタビロオサムシの仲間は飛ぶことができます。従って、地上を這い回るだけでなく樹木の上にまで進出してイモムシなどを狩り、また灯火にも集まります。エゾカタビロオサムシは「蝦夷」という名前はついているけれど、北海道から九州まで日本全土に分布しています。
[ 2013/09/17 22:39 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

マユタテアカネの産卵

稲刈りもあらかた終わり、谷津田では様々な赤トンボの交尾・産卵風景が見られるようになってきました。土水路で、マユタテアカネのカップルが産卵している光景が見られました。


(20130912 袖ヶ浦市)

雌雄連結したまま、ごく浅い水、あるいは泥の中に、打ち込むようにして産卵していきます。このような形式を「連結打水産卵」「連結打泥産卵」といいます。まれに連結せず、雌が単独で産卵していることもあります。マユタテアカネは1年に1世代が発生するトンボです。卵で越冬し、来年の初夏に成虫が現れます。行く夏、来る秋。迫る冬。その先の春。私は今までに何万匹の昆虫を撮影したのかわかりませんが、たった数年の間に撮影したそれらの虫たちは、今年に入ってから撮影したものの一部を除けばその全てがこの世にはいないことでしょう。変わりゆく季節の中で、彼らは次代へとその命をつないでいきます。

※マユタテアカネ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽マユタテアカネに関する過去の記事

オニグモ、マユタテアカネを捕食する 2012.10.22

冬のマユタテアカネ 2009.12.8

マユタテアカネの交尾・産卵 2009.9.22

マユタテアカネ 2009.8.10

シオヤアブの狩り 2009.7.21
[ 2013/09/13 14:49 ] 昆虫類・トンボ目 | TB(-) | CM(0)

マツムシモドキ

マツムシモドキは体長1.5cmほど。褐色の体をしていてなんとも地味です。しかもマツムシ科でありながら鳴きません。

IMG_1865.jpg
(20130912 袖ヶ浦市)

南方系の種であり、千葉県内で観察され始めたのは21世紀に入ってからのようです。樹上性の種で、あまり人目につくこともありません。その分布、生態にはまだ不明な点も多いようです。千葉県内でこの虫を見つけた方がいらっしゃいましたら、教えてくださると幸いです。
[ 2013/09/12 20:41 ] 昆虫類・バッタ目 | TB(-) | CM(3)

オスクロハエトリ(♀)

ハエトリグモには丸っこい体型のものが多い中、オスクロハエトリはスマートな体形をしています。雄は8~9mm、写真のような雌では1cmを越えるほどになります。長く逞しい第一脚がなかなか強烈です。

20130909.jpg
(20130909 千葉市若葉区)

以前一度紹介した雄が金茶色の光沢のある黒い体をしているのに対し、雌にはこの写真のタイプ以外にも様々な模様の変異があります。そして、ヤハズハエトリと非常によく似ているのですが、この写真の個体は第一脚が黒いこと、腹背の後端付近の両側の黒い紋などからオスクロハエトリとしました。間違っていましたら気がついた方はご指摘をお願いいたします。

田んぼの近くによく見られ、イネ科の植物で獲物を待っていることが多いクモです。この細長い体形は、そうしたシチュエーションになかなかうまく適応しています。

▽オスクロハエトリに関する過去の記事

オスクロハエトリ(♂) 2011.12.5
[ 2013/09/09 21:36 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

スズキシャチホコ

開張4.5cmほど。見るからにもふもふとしたこのガは、スズキシャチホコです。

IMG_1478.jpg
(20130906 千葉市若葉区)

平地から山地まで幅広く見られます。幼虫の食草はコナラやミズナラなどのブナ科コナラ属の葉ですので、里山の雑木林でおなじみのガのひとつです。

名前の「スズキ」というのは、やはり「鈴木元次郎さん」という人の名前にちなんでいます。大正年間に京都に花園昆虫研究所を設立し、大きな業績を上げた研究者です。この方の名前の残る昆虫には、他にスズキナガハナアブが有名です。
[ 2013/09/07 17:05 ] 昆虫類・チョウ目 | TB(-) | CM(0)

ツクツクボウシの羽化

8月31日の夕方、たまたま通りかかったサクラの木の幹で、ツクツクボウシが羽化しているのに出会いました。こういう瞬間に遭遇できるのはなんとも言えば嬉しいものです。

これが16時47分。ちょうど殻から出てきたところ。翅はまだ縮まっています。

201309031.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

16時49分。翅が少し伸びてきました。

201309032.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

16時52分までには、翅はかなり伸びましたが、まだまだやわらかそうです。殻から離れ、らせん状に幹を登り始めました。この日は風が強く、伸びかけの翅が裏返るほどで心配になります。幹を移動しているのは何とかそれを避けようとしている感じもあります。

201309033.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

16時58分。色も少し濃くなり、セミらしくなってきました。半透明の翅が例えようもない美しさです。お尻に突き出た産卵管が、雌であることを示しています。

201309034.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

これが脱いだ殻。同じような大きさと形のヒグラシに比べると色が薄く、光沢がありません。

IMG_1415.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

17時5分。横から見るとこんな感じです。翅脈が美しい!

201309035.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

ところで、このツクツクボウシを撮っている間、どうも誰かに見られているような気がしておりました。ふと見上げると、すぐ頭上にアオダイショウさんが!

201309036.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

・・・アオダイショウさんはじっとこっちを見ているだけで、別に邪魔をするでもないので挨拶だけしてそのままにして、観察を続行。17時9分。翅はほとんど伸びきりました。

201309037.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

17時30分。どうやら今回の脱皮は成功裏に終りました。

201309038.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

ツクツクボウシの幼虫期間は1、2年と短く、成虫になってからは1ヶ月くらいの寿命があります。脊椎動物と異なり、昆虫はその一生の最後の時間だけを繁殖に費やし、死んでゆくのです。
[ 2013/09/03 15:10 ] 昆虫類・カメムシ目 | TB(-) | CM(0)

キンミズヒキ

キンミズヒキもまた、夏の終わりの里山を彩る花のひとつです。山の中の道端や林縁などに生育し、高さは30から50cmほどになります。

IMG_1372.jpg IMG_1373.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

花はひとつひとつの直径が1cmほどの五弁花、果実はトゲトゲがたくさんついていて、いわゆる「ひっつき虫」の仲間です。ミズヒキに似ていて黄色なのでキンミズヒキという名前がついていますが、ミズヒキはタデ科、こっちはバラ科です。

このキンミズヒキ、なんと研究の結果、ガン細胞を殺す効果もあることが判明したという話もあちこちに書かれていますが、どこの研究機関がどうやって判明させたのかを示す資料にはまだ出会えていません。ご存知の方はお教えくださると幸いです。ともあれ、全草に薬効があり、漢方の世界では「龍牙草」と呼ばれ、古くから止血剤や下痢止めとして用いられてきたことは事実です。
[ 2013/09/02 17:38 ] 山野草 | TB(-) | CM(0)

アゼナ

アゼナは湿った場所に生育するゴマノハグサ科の一年草です。夏の終わりになると、畦などで5mmほどの白もしくは淡い紫色のかわいらしい花を咲かせます。

20130901.jpg
(20130831 千葉市若葉区)

いかにもゴマノハグサ科という感じの唇形花ですね。

水田害草として扱われることも多いのですが、現在ではかつてに比べかなり減少し、害を与えそうなほどにこの草がはびこっている田んぼはすっかり少なくなりました。日本には稲の伝播とともにやってきた、非常に古い時代の帰化植物と考えられていますから、この植物もまた、やはりこの国の稲作文化の生き証人のひとりです。
[ 2013/09/01 21:33 ] 山野草 | TB(-) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。