DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

越冬明けのウシガエルのオタマジャクシ

ウシガエルはオタマジャクシで越冬します。成体が20cm近くにも達することのあるウシガエル、オタマジャクシもやっぱり大きくなります。

20160331.jpg 201603311.jpg
(20160329 袖ヶ浦市)

谷津田の入り口の池からすくい上げたこの個体も、余裕の全長10cm越えでした。

ウシガエルが食用目的でアメリカから日本に導入されたのは1918年ということですから、もうじき100年が経ちます。環境変化に強く、繁殖力旺盛で口に入るものならなんだって食べてしまうウシガエルは、今では日本全国の水辺でウーウー鳴いています。このウシガエルの餌として、1927年に日本に導入されたのがアメリカザリガニ。結果的に捕食者と被捕食者をセットで導入してしまったことが、在来生態系の大転覆(といっても差し支えないでしょう)を招いています。

特定外来生物・ウシガエル。こうして捕まえても、許可なく飼うことやよそに持っていくことは法律で厳しく禁止されています。

もともと食用として導入されたウシガエルです。食べればウマいのは、食べたことのある人なら誰でもうなずくことでしょう。人間が持ち込んだものであり、かつ、放っておけば在来生態系に被害を与える一方であるとすらなら、この上はもはや、人間が責任をとって駆除して、当初の目的通り食べるより他、その数を減らす道はないのではないでしょうか。ウシガエル料理で町おこし村おこし、房総でなんとかできないでしょうか。料理の仕方は、いま70歳以上の農村出身の人ならだいたい知っているはずです。

※ウシガエル
特定外来生物


▽ウシガエルに関する過去の記事
ウシガエル・雄同士の決闘 2013.7.19
ヤマカガシ、ウシガエルを捕食する 2012.8.9
ウシガエル、ヤマカガシを捕食する 2012.7.17
ウシガエルに抱接するアズマヒキガエル・2012年 2012.4.16
ウシガエル集合 2011.6.7
ウシガエルの日光浴 2011.4.3
アズマヒキガエル、ウシガエルに抱接する 2010.3.18
ウシガエルのオタマジャクシ 2010.3.5
千葉市の両生類 2010.1.24
ウシガエルの幼体 2009.10.16
ウシガエル@泉自然公園 2009.10.5

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 165784

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト
[ 2016/03/31 15:37 ] 両生類 | TB(-) | CM(0)

夜間、水辺に現れたニホンイタチ

谷津田の春。まずはアカガエルが産卵に現れ、地域によってはトウキョウサンショウウオも現れ、次にヒキガエルも・・・と次々と両生類が水辺に現れるのは、周囲の環境が良く、田んぼが荒廃していないひとつの証左。それらの両生類は、様々な捕食動物を誘引し、その餌ともなります。

こうしてイタチもやってきます。


(20160229 袖ヶ浦市)

この時設置していたトレイルカメラには、この映像以外にも、イタチが水中を泳ぎ回る素晴らしいシーンが撮影されており、何とかそれをアップロードしたかったのですが、トラブルでアップできませんでした。

魚、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類。様々な小動物を巧みに捕食し、時には自分より大きな獲物さえ倒してしまう小さな猛獣・イタチ。カメラを回収に行った時、泥の上には小さなモミジのような足跡が残されていました。

▽ニホンイタチに関する過去の記事
ニホンイタチの轢死体 2012.7.13
ニホンイタチの足跡 2012.6.11
ニホンイタチ 2010.12.21

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 165263

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

[ 2016/03/29 20:11 ] 哺乳類 | TB(-) | CM(0)

両生類の卵をあさるアライグマ

今年も谷津田に春がやってきました。

冬眠から覚めた両生類が水辺に降りてきて、繁殖行動を始めています。すると、それを捕食するために様々な動物が集まってきます。

畔に仕掛けたトレイルカメラに、アライグマが映し出されていました。


(20160307 袖ヶ浦市)

水中にするすると入って行き、器用に両手を動かして餌を探し、何かをしゃくい取っては食べたりもします。食べているのはアカガエルの卵塊に違いありません。この、手を巧みに使う採食行動は、この季節、同じように水辺に集まってくるタヌキやイタチにはないものです。千葉県内のアライグマは年々増加しており、農業被害とともに希少な両生・爬虫類、とりわけこうしたアカガエルやトウキョウサンショウウオ、またニホンイシガメなどへの食害が次第に顕在化しています。房総半島では、と言うよりも日本ではアライグマには天敵がいないため、自然状態ではその増加に歯止めはなかなかかかりません(原産国の北米ではオオカミやピューマなどが天敵となります)。これは、本来の生息圏ではない土地に移入された生物が爆発的に増加してしまう、典型的なパターンのひとつです。

この動画のアライグマは尻尾が妙に細く見えます。ことによると疥癬にかかっているのかもしれません。アライグマの疥癬は、ネコの疥癬と同じダニによって引き起こされる、という研究もあります。さらに注意して見守りたいと思います。

※アライグマ
特定外来生物


▽アライグマに関する過去の記事
アライグマの足跡 2012.4.22
本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 155830

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




[ 2016/03/13 20:58 ] 哺乳類 | TB(-) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。