クロスジコウガイビル、カタツムリを捕食する

2016.07.24(Sun)

ショウガの葉の上で、コウガイビルがカタツムリを襲っているのに出会いました。クロイロコウガイビルかと思いましたが、黒い正中線が一本通っています。クロスジコウガイビルのようです。

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(20160722 千葉市緑区)

このコウガイビルの仲間は、ヒルとは言ってもヤマビルやチスイビルとはおおいに違う仲間で、人の血などは絶対に吸わず、カタツムリやナメクジ、ミミズなどを捕食しています。この写真のコウガイビルは体長4cm程度でしょうか。巻きつかれているのはコハクオナジマイマイのようです。

捕食行動とは言え、こうなるとたいへん動きが少ないので、15分後、もう一度見に来ました。

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(20160722 千葉市緑区)

実はコウガイビルの口は先端ではなく腹部、人間で言うとおへそのあたりにあるため、このようなかっこうになるのです。さらに2時間経過すると、

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(20167022 千葉市緑区)

食べるだけ食べたらしく、離脱をはかっているところ。これだと口のありかがはっきりわかりますね。最初の写真に比べるとずいぶん膨れているのがわかると思います。全部のダイジェストを動画でどうぞ。クロスジコウガイビルはクロイロコウガイビルとともに日本の在来種で、湿った森林や民家の庭などでよく見られます。



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Category: 扁形動物

12:43 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ミズクラゲの動き

2016.07.21(Thu)

私は海から歩いて2、30分ほどのところに住んでいます。ここ数日、ミズクラゲが多数、川を遡上してくる姿が見られます。

水門のところでフポフポとたゆたっているのを動画に撮ってみました。



「くらげなす漂える」というのはこういうことだなあと改めて思います。ミズクラゲ、英名では「Moon Jelly」というカッコいい名前になります。緊張感をなくしたい気持ちの時はこの動画などご覧になって頂くと良いかもしれません。

▽ミズクラゲに関する過去の記事
ミズクラゲ 2015.4.10

Category: 刺胞動物

17:06 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ボラ

2016.07.17(Sun)

近所の海岸です。水門のところにボラがいくつもの群れをなしていました。

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(20160716 千葉市美浜区)

同じような体のサイズの仲間ごとに群れを作っているようです。中にはかなり大きいのもいます。最大級のものだと7、80cmかそれ以上になることもあります。ボラは出世魚で、そういう大きいのは「トド」と呼びます。

世界中でよく食べられている魚です。河口や汽水域などに多く見られ、かなり汚染が進んだようなところにもいますが、水質の良いところでは美味しく、水質の悪いところでは臭くなる傾向があります。これだけよく知られている魚なのに、実は産卵のための外洋への回遊のメカニズムなど、よくわかっていないことも多いのです。このボラも、身近な謎の魚のひとつです。

Category: 魚類

12:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ノウサギ

2016.07.08(Fri)

森の中を歩いていて、開けたところに出た瞬間、10mほど先にノウサギが草を食べているのとばったり遭遇しました。

20160708.jpg
(20160706 千葉市若葉区)

立ち止まり、そーっとカメラを取り出して撮影します。ノウサギは明らかに私に気づいており、警戒もしていますが、だからと言って食べるのをやめるということはなく、横目で私を見ながらはむはむと口の中の草を噛み続けています。

動画も撮ってみました。



立派な成獣です。日頃糞や足跡、食痕で確認していても、こうして日中出くわすのは、前にも何度か書いていますけれどやはり珍しいことです。食べ終わったウサギは、座ったまま私の方を気にしています。背中の筋肉が時折ぴくりと動くのも見えます。私としてはじーっと不動のまま観察するより他ありません。

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(20160706 千葉市若葉区)

およそ3分ほどこの状態で「お見合い」していました。その後、ウサギはぴょんと飛んでさらに10mほど離れた林縁に移動。なんだか道を譲られたような格好になった私は、そのまま「じゃ、またね」と言ってそろそろと通り過ぎたのでした。

▽ノウサギに関する過去の記事
トレイルカメラに映ったノウサギ 2016.2.6
ノウサギの足跡 2013.10.5
ノウサギの「ため糞」 2012.9.6
シュンランに残るノウサギの食痕 2012.4.10
ノウサギの糞 2012.3.2
ノウサギ 2010.3.28

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Category: 哺乳類

19:17 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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