DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

スジグロボタル

谷津の最深部の林縁で出会ったこの1cm足らずの赤い虫、これもホタルです。スジグロボタルといいます。

20170530IMG_7413.jpg
(20170530 袖ヶ浦市)

中部以北の本州と北海道に生息する、北方系の昆虫です。湿地で見られ、幼虫は半水生でカワニナなどの類などを捕食しているようです。成虫はわずかながら光るとのこと。その生態はいまだ若干謎めいている、美しいホタルです。

ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-06-17
売り上げランキング : 190787

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

スポンサーサイト
[ 2017/05/31 22:24 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

コイチャコガネ

円筒形のぽってりした茶色の胴体に白い毛が生えたこのコガネムシ。コイチャコガネといいます。

20170530IMG_7364.jpg
(20170530 袖ヶ浦市)

体長は1cmちょっと。成虫はクヌギやコナラなどの様々な広葉樹を食べ、幼虫は地下で植物の根を食べるという、雑木林のコガネムシです。いっぽうで幼虫が芝生の根を食害するということからゴルフ場などの害虫として扱われることもあります。ここでは林縁の葉上にじっとしていました。動きはゆっくりとしており、太った草食動物特有の不思議なかわいらしさがある虫です。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 162887

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


[ 2017/05/30 22:14 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

クロヤマアリ、アオオサムシの鞘翅を単独で巣に運ぶ

クロヤマアリが、アオオサムシらしきオサムシの鞘翅を大顎でくわえて運んでいます。人間がサーフボードを運んでいるようにも見えますが、このサーフボードは身長の倍以上の長さがあり、重さも相当ありそうです。


(20170515 四街道市)

カメラで追うのが時に困難なほど物凄いスピードで引きずり、時折、垂直面も上ります。体重の5倍くらいのものは持ち運べるというクロヤマアリ。この程度は軽いのかもしれません。

4分5秒くらいで仲間のアリが登場し、「こっちだよ」という感じで明らかに何か言っているようです。その後、鞘翅を運んでいたアリはまっすぐに巣に向かい、無事に搬入し終えるのでした。

▽クロヤマアリに関する過去の記事
クロヤマアリ、ウシアブを巣に運ぶ 2014.9.2

愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-12-19
売り上げランキング : 187500

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

[ 2017/05/20 15:19 ] 昆虫類・ハチ目 | TB(-) | CM(0)

トガリハチガタハバチ

ムモンホソアシナガバチが、葉の上で何やら双翅目の昆虫を捕えている・・・と思いきや、よく見ると胴体にくびれがなく、模様のパターンや全体の雰囲気も微妙に異なっています。これはハチガタハバチ、いや、触角の先の方が白いので、トガリハチガタハバチです。

20170515IMG_7164.jpg 20170515IMG_7167.jpg
(20170515 四街道市)

ハチガタハバチ、というのはなんだかめちゃくちゃな名前ですが、要するにアシナガバチのような強いハチに擬態しているハバチ、というわけです(ハバチは毒針を持たない)。幼虫は植物の葉を食べるのですが成虫はご覧の通り虫を襲ったりします。体つきもけっこうがっちりしていて、別にアシナガバチのふりをしなくても強そうです。個体数は意外と少ないようで、私自身、県内で出会ったのは初めてでした。

愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-08-20
売り上げランキング : 172737

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




[ 2017/05/19 22:23 ] 昆虫類・ハチ目 | TB(-) | CM(0)

クワハムシ

クワハムシです。体長は6から8mmほど。緑がかった藍色の光沢はなかなか美しいものがあります。ハムシの仲間は、実はけっこう綺麗なのが多いですね。

20170515IMG_7104.jpg
(20170515 四街道市)

名前の通り、クワやヤマノイモなどに集まり、幼虫は根を、成虫は葉を食べます。触角は比較的長く、胸部にはえぐれたような感じの横溝が一対あります。しばしば様々な作物の害虫とされますが、カメラを近づけると葉の裏にクルリと回り、裏からつつくとまた表に出てくる動作はなかなかかわいらしいものです。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 138373

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


[ 2017/05/18 16:10 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

ゴホントゲザトウムシ

長ーい脚に丸っこいぽてっとした胴体。ゆらゆら歩くザトウムシはクモやダニなどの親戚筋にあたる生き物です。ゴホントゲザトウムシは、林床や林縁などで比較的普通に観察できます。

20170515IMG_7192.jpg 20170515IMG_7078.jpg
(20170515 四街道市)

なるほど、背中にちゃんと五本のトゲがありますね。「座頭」という名前はついていますが盲目ではなく、写真右でわかる通り、胴体の中央やや前寄りにちゃんと一対の単眼があります。

地面を歩くだけでなく、植物上によじ登ることもできます。毒はありません。森の中で小さな虫を捕食し、また死骸をあさったりして暮らしています。

愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-10-30
売り上げランキング : 186216

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



[ 2017/05/17 11:35 ] 鋏角類 | TB(-) | CM(0)

イチモンジカメノコハムシ

体長1cm足らずのこの虫はわりあい普通種ではあるのですが、いっぽうでこれを一見して、何の虫かわかる人はちょっとあんまりマトモな人じゃないとも思います。イチモンジカメノコハムシです。

20170514IMG_7040.jpg
(20170514 佐倉市)

体の外縁部が半透明なのが混乱を誘いますね。触角を見ればわかるように、今この写真の虫は画面の下方向を向いてとまっています。じーっとご覧になると、鞘翅などちゃんと甲虫の形をしているのがお分かりになると思います。

カメノコハムシ亜科に属する虫には、このように半透明の種がいくつもあり、それぞれによく似ています。比較的有名なのはジンガサハムシでしょう。イチモンジカメノコハムシは、成虫、幼虫ともにムラサキシキブやヤブムラサキなどの葉を食べて暮らす、雑木林の林縁に暮らすハムシです。先にも書いたように、実際には環境の良い里山ではそこまで稀少な種でもないので、皆様もそれとなく気をつけていると、出会う機会がきっとあると思います。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 133231

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[ 2017/05/16 12:32 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

トウキョウダルマガエルの抱接

北総の谷津田ではトウキョウダルマガエルの繁殖のシーズンが始まっています。抱接中のカップルに出会いました。

20170514IMG_7032.jpg
(20170514 佐倉市)

トウキョウダルマガエルの雄は水面に明確な縄張りを持ち、「ウゲゲッ、ウゲゲッ」と聴こえる声で鳴きながら雌を待ちます。この写真でもわかる通り、カエルの仲間のご多分に漏れず、トウキョウダルマガエルも雌の方が一回り大きな体をしています。この後、雌はアカガエルに似た卵塊を産み(トウキョウダルマガエルもアカガエル科ではありますね)、夏から秋にかけてオタマジャクシが変態・上陸していきます。ところが現在の田んぼはその夏に「中干し」すなわち田んぼの水を抜いてしまうということをやりますので、これはトウキョウダルマガエルたちにとっては死活問題です。それ以外にも水路のコンクリート三面張り化、農薬の問題などにより、かつては非常に普通のカエルであったトウキョウダルマガエルも、現在では絶滅危惧種となっているのです。

※トウキョウダルマガエル
環境省RDB・NT(準絶滅危惧)
千葉県RDB・B(重要保護生物)


▽トウキョウダルマガエルに関する過去の記事
トウキョウダルマガエルの様々な模様 2014.9.30
トウキョウダルマガエルの鳴嚢 2013.6.7
田んぼで鳴くトウキョウダルマガエル 2013.5.30
三面張り水路のトウキョウダルマガエル 2011.7.29
千葉市の両生類 2010.1.24
トウキョウダルマガエルのオタマジャクシ 2009.8.1
トウキョウダルマガエル 2009.6.19

ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-06-17
売り上げランキング : 188639

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[ 2017/05/15 21:42 ] 両生類 | TB(-) | CM(0)

ヤハズカミキリ

ヤハズカミキリです。長ーい触角と、とんがった鞘翅の後端が特徴です。

20170514IMG_7018.jpg
(20170514 佐倉市)

なまえの「ヤハズ」というのは「矢筈」のことで、まさしくこの鞘翅の後端の形状に由来しています。触角のせいで大きいような気がするけれど、体長は2cmほど。色々な広葉樹の枯木で発生する、里山のカミキリムシです。

愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-08-20
売り上げランキング : 172124

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[ 2017/05/14 23:04 ] 昆虫類・甲虫目 | TB(-) | CM(0)

キバラガガンボ

夕暮れの迫る谷津田で、薄暗い林縁を、こんな姿をした大きなガガンボがたくさん飛び回っていました。

20170512IMG_6935.jpg
(20170512 千葉市若葉区)

キバラガガンボです。ガガンボというと細くてはかないイメージですが、このキバラガガンボの場合、脚が太めなこともありそれほどはかない感じはしません。お腹も脚も、黄色というよりむしろ飴色、もしくは赤褐色ですね。翅の斑紋も独特です。河川沿いの森や湿地で見られるとのこと。数多くの個体が葉から葉へぷわらんぷわらんと飛んでいる光景はなかなか幻想的ではありました。

愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~
大島 健夫

マイナビ出版 2014-10-30
売り上げランキング : 185411

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

[ 2017/05/13 12:14 ] 昆虫類・ハエ目 | TB(-) | CM(0)

ヒゲナガハバチ

谷津田の林縁でヒゲナガハバチに出会いました。

20170512IMG_6918.jpg
(20170512 千葉市若葉区)

体長は1.5cmほど。鼈甲色と黒のコントラストが鮮やかな、なかなか美しいハバチです。幼虫はスミレ類の葉を食べて成長します。ハバチの仲間というのは原始的なハチで、毒針も持っていません。国内だけで1000種ほどもいると思われ、未記載の種もまだまだいるようです。ひょっとしたら、皆様にもまだ知られていない種に出会うチャンスがあるかもしれませんね。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

マイナビ出版 2015-12-19
売り上げランキング : 123142

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


[ 2017/05/12 22:11 ] 昆虫類・ハチ目 | TB(-) | CM(0)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。