とぐろを巻くアオダイショウの幼蛇

2011.08.12(Fri)

近年、千葉市で最も減少著しいヘビは、実はニホンマムシ であるように思われます。私自身、なんと今年に入ってから、市内では一匹も遭遇していないのです。地元の人に尋ねても、昨年まではよく見かけたところでも今年は会わない、という場所がけっこうありますから、やはりこれは分布がどんどん局所的になってきていることを窺わせます。


今朝、木の根元に丸くなっていたこのひとも、一瞬だけ「おっ?」と思いましたが、やはりアオダイショウ幼蛇 でした。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110812 千葉市若葉区)


はしご状の模様こそマムシに似ているものの、その模様の大きさや形は違っており、体型もマムシよりずっと細長いのでよく見れば一目瞭然です。


どうやら昼寝を邪魔してしまったようで、「んー」という感じで首を伸ばしました。マムシの瞳が縦長なのに対し、アオダイショウの瞳は真ん丸です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110812 千葉市若葉区)


アオダイショウは基本的にのんびりしたおとなしいヘビですけれど、こうした未成熟な間はかなり攻撃的で、本当にマムシのように鎌首をもたげて攻撃してくることがよくあります。無論無毒だし、攻撃そのものも見せかけだけのことが多い(全然届かないところから咬みつきのアクションをしてくる)ので、そんな時は慌てずに三歩ほど下がればまずたいてい大丈夫です。野生の動物の中でも、ヘビ、特に無毒なヘビは決して危険な生き物ではありません。無毒なヘビが人間に対して危険であるとすればまずそれは人を食害できるほど大きい場合であり、千葉にはそれほど大きな大蛇は、まあおよそいないことでしょう。もし万が一山の中でそんなものに出会ったら、私など大喜びしてしまうと思いますが。


※アオダイショウ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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