ミズカマキリ

2011.09.14(Wed)

この9月から、いよいよこちらの谷津田 の生物調査を開始させていただく次第となりました。13日、第一回の調査を行いました。


今回は範囲内の池や水路などの水場に網を入れ、水生小動物の調査をメインに実施ました。そこで出会った生き物について、こちらのブログでも少しずつ紹介していきたいと思います。


まずは、ミズカマキリです。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110913 袖ヶ浦市)


細長いボディにこれまた細長い脚、鎌状の前脚とカマキリそっくりですけれど、実はカマキリとは他人の空似でカメムシ目に属していることはよく知られているところ。獲物を捕らえてからの食べ方もカマキリとは違います。カマキリは頭からむしゃむしゃ食べてしまいますが、ミズカマキリは他の肉食水生カメムシと同じく、尖った口吻を獲物に突き刺し、消化液を注入して中身を吸いとるのです。あまり大きな相手を襲うことはなく、メダカやオタマジャクシ、水生昆虫などを食べます。


先日紹介したタイコウチ と同様、このミズカマキリも千葉市内では非常に減少している印象があります。これには、圃場整備や農薬その他の問題により、餌となる水生生物自体が減少していること、また、田んぼの「中干し」の時期に避難できる水場がなくなっていることなど、様々な要因が複合的に関係しています。現在は千葉県、千葉市ともレッドデータブックへの記載はありませんが、かつてのように、どこの水場でも子供たちが気軽に出会うことができる生き物ではなくなってきていることは確かです。


☆☆☆


なお、こちらの谷津田を管理されている上総自然学校の主催で、10月1日にトンボを中心とした自然観察会を行います。


詳細はこちらをご覧ください。


当日は私がガイド役を務めさせていただきます。ご都合の宜しい方は是非、お気軽にご参加くださいませ。



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Category: 昆虫類・カメムシ目

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Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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