シマゲンゴロウ

2011.09.15(Thu)

シマゲンゴロウは体長14mmほど。漆を塗ったような黒い身体に薄黄色の縞が特徴的な、美しい中型ゲンゴロウです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110913 袖ヶ浦市)


体形も丸っこい感じで、同じくらいの大きさの他のゲンゴロウよりもボリューム感があります。水生植物のある止水を好む種で、山間地のため池や田んぼの周辺でよく見られます。ご多分に漏れず県北部を中心として減少が著しいのですが、その減少には、水質の悪化とともに生息環境の消失、特に農法の変化により生息に適したため池などが県北部の水田地帯からはどんどん消えていること、そして耕作放棄により田んぼそのものが消えていることが大きく関係しているのです。千葉県、千葉市とも、実に多くのゲンゴロウ類がレッドデータブックに掲載されているのは、その危機的な状況を端的に表しています。


※シマゲンゴロウ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)



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Category: 昆虫類・甲虫目

18:18 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

スモール #79D/WHSg

1. 無題


あぁ、悲しい現実。
ゲンゴロウ一族の衰退を、好きだからこそ目の当りに。
そして、その原因がわれら人間にあるとは。
なんとも、また哀しくて。

やっぱり、ゲンゴロウ一族が安心して生活できる場所を何とか確保したい、と改めて思いました。

2011.09.15(Thu) 19:45 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:無題


>スモールさん
たったの30年間ほどの間に、日本の田んぼでは凄まじい生物の大量絶滅が起こっているのですが、そのことが問題にならないことも悲しく思います。

千葉の水辺にはまだ多様なゲンゴロウが細々と生き続けています。彼らの住み場所が増えていけば、それは生態系そのものの豊かさにもつながると思います。

2011.09.16(Fri) 15:39 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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