ヤマカガシ、ニホンアカガエルを捕食する

2011.10.12(Wed)

ヘビに襲われた時、カエルは甲高い悲鳴をあげます。一度聴いたら忘れられないような声というか音です。

生物調査中、足元から突然それが聴こえてハッとしました。そこには・・・

DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 
(20111011 袖ヶ浦市)

ヤマカガシは柔軟な顎でしっかりとニホンアカガエルをくわえて放しません。カエルは最後まで抵抗し、ヘビがくわえ直す一瞬の隙をついて逃げようとします。しかし、両方の後肢をしっかりとくわえられており、もはやほとんど望みはありません。



生きていくためには食べなければなりません。それは常に、目を背けたくなるような光景です。私たちは日ごろ、「生き物」が「食材」に変わる瞬間を見なくとも生活できるからです。しかし、その瞬間は消えたわけではなく、私たちの口に入るどのような食物も、常にどこかでその瞬間を経ているのです。ただ、私たちの代わりにその瞬間の作業を誰かが代行してくれているに過ぎないのです。野生の動物であろうと家畜であろうと、好き好んで私たちの口に入ろうとする生き物などいるはずがありません。それだけは確信を持って言えます。みんな生きたいのです。私たちは自分が生きるために、彼らを食べているのです。

※ヤマカガシ
千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)

※ニホンアカガエル
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 爬虫類

17:18 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

ぷらっち #79D/WHSg

1. おひさです^^


うわ~ヤマカガシってレッドリストに入ってたんですね><今日車で轢いちゃった(TωT)

2011.10.12(Wed) 19:11 | URL | EDIT

りょうちゃん #79D/WHSg

2. 食物連鎖


こんばんは。
戦後食糧難の時代、ウサギや、鶏は各家庭で飼われていて、何か祝い事などあると、父親が
鶏を絞めてさばくのを見ました。スズメなんも食べたんですね。分業の経済社会になって、生き物の解体などの場面を子供が見ることはなくなってしまいました。牧場で牛を見るのとスーパーで肉を買ってきて食べる、中間工程のことなどは思考の外にあるのですね。時に野生の弱肉強食の世界を見ることは有意義だと思いますね♪
ヤマカガシもマムシも見るチャンスがないですね~

2011.10.13(Thu) 00:08 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

3. Re:おひさです^^


>ぷらっちさん
お久しぶりです~。
実は千葉県内の在来種のヘビは全部レッドリストに入っているんです。ヤマカガシは個体数が多いですが、やはり減少しているのは確かなようですね。

2011.10.13(Thu) 16:29 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

4. Re:食物連鎖


>りょうちゃんさん
こんにちは。
現在ではもう、どの職業の人も、どこかの工程の一部しか担当しませんよね。生き物を見るのに、「かわいい」か「肉」のどっちかしかないというのはやはり問題があるのかもしれない、とも思います。

ヤマカガシはまだそれなりに数がいますが、マムシは本当に減少しているようです。見つけたら是非教えてください。

2011.10.13(Thu) 16:31 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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