ニホンジネズミの死体

2011.10.13(Thu)

農道の道端で、ニホンジネズミの死体を見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20111012 千葉市若葉区)


「地鼠」といっても、ネズミとは類縁関係はなく、むしろモグラやヒミズ の親戚にあたる食虫目の動物です。この三者は全て千葉市内の里山に棲んでいますが、深度によって棲み分けています。つまり、モグラが地中、ヒミズが腐葉土層、そしてジネズミはさらに地表近くの落葉層で、それぞれ小動物を食べて暮らしているわけです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20111012 千葉市若葉区)


ご覧の通り、小さな眼、長い鼻づらとそこから全方位的に伸びた髭など、ネズミとはずいぶん違う顔つきをしています。


体長はわずか6cmあまり。大きいものでも10cmに満たないという、非常に小さな動物です。寿命は一年くらいだそう。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20111012 千葉市若葉区)


前肢は、モグラのようなスコップ状にはなっていません。なんだか人間に似た手です。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20111012 千葉市若葉区)


このニホンジネズミ、以前にもうちの庭で見たことがあったりして、いるのは知っているもののこうして死体を拾うのは初めてです。千葉県内には広く分布しているようですが、その生息状況には不明な点が多いということで、この死体は県立中央博物館にお納めしてまいりました。手元の資料によると千葉市内ではこれまで3例の死体回収例があるそうですから、このひとが4例目ということになるのでしょうか。何しろこの大きさなので、死体は捕食動物に食べられてしまったりすることが多く、新鮮な状態で見つかることはたいへん少ないそうです。私が見つけたのも何かの縁だったのでしょう。合掌。


※ニホンジネズミ

千葉県レッドデータブック・D(一般保護生物)



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Category: 哺乳類

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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