ニホンヤモリの幼体

2011.11.02(Wed)

ニホンヤモリ は、通常秋に孵化します。今の季節、時折かわいらしい幼体が屋内に入ってくることがあります。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20111101 千葉市若葉区)


指にあるのは、いわゆる「吸盤」ではありません。幅の広い鱗のような「指下板」が発達しており、さらに無数の細かい毛が密生しているため、垂直面でも自由自在に動き回り、小昆虫を捕食することができるのです。要するに超優秀なマジックテープがついているようなものです。


加えて体が縦方向に薄いため、ごく狭い空間にも入り込むことができます。とりわけ日本家屋というものはどこかに数ミリくらいの隙間はあるものですから、ヤモリたちにとっては時と場合に応じて屋内と屋外とを往復することなど簡単です。


もうじき寒さが強まると、彼らも冬眠に入ります。戸袋や植木鉢、壁の裏側のような場所をよく利用しています。ニホンヤモリは日本に自然分布していたものではなく、ごく古い時代に人間活動の中で大陸から渡来してきたものと考えられています。人間の居住空間への巧みな適応は、それを証明しているかのようです。


※ニホンヤモリ

千葉県レッドリスト・D(一般保護生物)

千葉市レッドリスト・C(要保護生物)



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Category: 爬虫類

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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