マヤラン

2011.11.15(Tue)

11月も半ばだというのに、谷津の奥の斜面林で一輪のマヤランに出会いました。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20111114 長生郡)


マヤランは神戸の摩耶山で初めて発見されたためにこの名前がついています。マヤ文明とはとくに関係ありません。種子植物のくせして葉を持っておらず、自前で光合成をする能力がなく、菌類と共同生活をすることで栄養を得る、いわゆる「腐生植物」です。


マヤランの場合、特定の樹木と共生している菌に依存しており、しかもその菌についての研究はいまだ途上です。掘り返して周りの土と一緒に自分の家に持って帰っても絶対に枯れてしまいます。いわゆる「愛好家」による採掘が後を絶たず、それが減少の大きな原因の一つともなっておりますが、正直に言わせてもらえば、「マヤランは自宅の鉢では育てられない」という、本の一ページを読むかwebサイトの一つも閲覧すれば簡単にわかる程度のことさえ学習しようとせずに野外にのこのこと採掘に出かけるような人間に、物事を「愛好」していると形容される資格があるかどうかは疑問であるように思われます。


※マヤラン

環境省レッドリスト・VU(絶滅危惧Ⅱ類)

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)



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Category: 山野草

21:45 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

うりゅう #79D/WHSg

1. 無題


なるほど!これがマヤランですか
シュンランやキンリョウヘンと同じシンビジウム属ですね
花の形がそのものです
シンビジウム属は着生地性腐生とバリエーションが豊富です
一度見たいと思っていました
秋に花が咲くんですね、知りませんでした

2011.11.16(Wed) 00:27 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:無題


>うりゅうさん
マヤラン、本来は夏に多く咲きますが、秋にもけっこう見られます。
確かにとかシュンランに似てますよね。もっとちゃんと開いた状態だととても綺麗です。私も今年に入って初めて見ました。ちょっと嬉しかったです。

2011.11.16(Wed) 16:11 | URL | EDIT

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大島健夫

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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