シュンランに残るノウサギの食痕

2012.04.10(Tue)

木漏れ日の射し込む雑木林。木の根元あたりに鮮やかに連なって咲くシュンラン。この季節には千葉の里山でよく見られる光景です。

P4096099.jpg
(20120409 千葉市若葉区)

しかし、ちょいと引いてみると、この株、葉がほとんどすべて途中からぶつりと切られています。

P4096098.jpg
(20120409 千葉市若葉区)

これはノウサギの仕業です。ノウサギはシュンランの葉を好んで食べるのです。

前にも書きましたが、野生の哺乳類というのは、確かにそこに生息していても実物と野外で遭遇する機会というのはそう簡単にはありません。ノウサギのような夜行性の動物ならなおさらです。しかし、本当にそこにいるのなら、彼らは必ず何らかの生活の痕跡を残していきます。それを探し、それと出会うことは、時には実物との出会いと同じくらい楽しいことです。なぜなら、姿が見えない分だけ、そこには想像が介在する余地があるからです。

※ノウサギ
千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)


▽ノウサギに関する過去の記事

ノウサギの糞 2012.3.2

ノウサギ 2010.3.28

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Category: 哺乳類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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