春のアカハライモリ

2012.04.13(Fri)

2009年の11月に発見してからフォローし続けている、市内某所のアカハライモリ生息地。

雨上がりの朝、湧水の流れ込む集水マスに、2匹のイモリが姿を現しました。

P4126107.jpg P4126108.jpg
(20120412 千葉市)

冬眠から覚めたアカハライモリは、春先に水中で繁殖行動を行います。雄は尻尾を曲げながら雌に近づいて「精包」を落とし、雌はそれを体内に取り込んで受精して水草などに産卵するのです。

千葉市内では、このように恒常的にイモリを観察できる場所は非常に少なくなっています。今後、新たな生息地が確認されたとしても、やはりそれは小規模なものでしょう。そして残念ながら、この場所も決して先行き安泰とは言い切れないようです。さしあたって私が心配する大きな問題は、この場所の湧水の水位低下です。それは毎年、確実に進んでいます・・・

※アカハライモリ
環境省レッドリスト・NT(準絶滅危惧)
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)


▽アカハライモリの過去の記事

アカハライモリの轢死体 2011.11.12

アカハライモリを水中撮影 2011.8.28

田んぼのアカハライモリ 2011.5.26

アカハライモリ・2010 2010.10.25

千葉市の両生類 2010.1.24

アカハライモリ 2009.11.29
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Category: 両生類

16:49 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

鰻侍 #L1ch7n1I

お久しぶりです☆

やはりイモリは可愛いですね。

もし湧水が枯渇したら…

集水マスの水位が年々低下しているのは気になりますね。

私はお隣のM区在住ですが、やはり区内のイモリ生息地は少ないですし、
数も年々減っている気がします。

2012.04.23(Mon) 22:41 | URL | EDIT

tak #o/PXu/q6

>鰻侍さん
湧水の水位低下は本当に心配です。年々乾燥化が進んでいるのが目に見えてわかります。

お隣のM区ともども、わずかに残った生息環境が今後も保全されてゆくことを願ってやみません。

2012.04.24(Tue) 17:12 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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