サシバ

2012.04.18(Wed)

房総半島で、冬季の里山を代表する猛禽がノスリであるなら、夏季の里山を代表するのはサシバでしょう。寒い間は中国南部やフィリピン、東南アジアなどに渡っており、毎年だいたい新年度に切り替わるタイミングで日本にやってきます。

体格はほぼカラスほど。谷津の周辺で好んで営巣し、爬虫類や両生類を主に捕食、とりわけカエル類に依存しているその生活は、かつての房総半島の農村環境に大変よく適応していたのです。

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(20120417 千葉市若葉区)

ということはイコール、乾田化の進行や農薬によってカエルが減少し、谷津田はどんどん耕作放棄され、あるいは開発によって消滅していくという現在の農村環境は、彼らの生息に都合の良い場所ではなくなりつつあるということにもなります。千葉県のレッドデータブックでは、2006年以降「A(最重要保護生物)」にランクされています。

※サシバ
環境省レッドリスト・VU(絶滅危惧Ⅱ類)
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)
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Category: 鳥類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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