フデリンドウ

2012.04.25(Wed)

日当たりの良い谷津の斜面林で、フデリンドウを見つけました。サイズこそ小さいけれど、花の形はリンドウそのものです。

P4246290.jpg P4246294.jpg
(20120424 千葉市若葉区)

よく似たハルリンドウとは、「根出葉」が目立たないこと、全体にひょろっとしていて葉が対生していること、花自体が小さいことで区別できます。この美しい青紫色の花は日が当たっている時にしか咲かず、曇ったり雨だったりすると閉じてしまいます。その様子が筆みたいなのでその名も「筆竜胆」というわけです。

このフデリンドウも、残念ながら非常に採掘されやすく、それが減少の大きな原因の一つにもなっています。あらかじめ言っておきますと、自然下のフデリンドウは大変微妙な環境の上に成り立って生育している植物で、蘭みたいに菌と共生しているという話もあります。家に持って帰っても普通の人には育てることができませんので、採掘は単に、駄目にするために掘っているのと同じことです。思うに、こういうものを掘りたがる方はおそらくこのブログを読んだりはしないと思いますので、もしも読者の皆様の身近に掘りそうな方がいらっしゃいましたら、一言教えてあげてください。

※フデリンドウ
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)
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Category: 山野草

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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