DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

垂直壁面で日光浴するニホントカゲ

ニホントカゲは、ニホンカナヘビに比べると登坂能力が低く、そのことが減少の大きな原因の一つにもなっています。つまり、生息域がブロック塀などで分断されると移動できなくなってしまうわけです。

ただし、全く壁などを登れないというわけではなく、手がかりさえあれば苦手なりにある程度はよじ登ることができます。コンクリートの壁で日光浴しているのに出会いました。

P5076416.jpg P5076421.jpg
(20120507 千葉市若葉区)

カラーリングからもわかる通り、まだ若い個体です。体長も10cmほどしかありません。

最初の話に戻ると、ニホントカゲが人為的な環境改変の影響を受けやすいことには、登坂能力が低いこと以外にも、根本的に生態そのものが都市にマッチしていないという点が大きな理由として挙げられます。彼らは休息したり隠れたり、また採餌したりする上で凹凸や小さな穴、植物などの遮蔽物の多い地面を必要とし、アスファルトで平らに均されたような場所では生活することができないのです。人工物であっても、例えば石垣などはニホントカゲの生息に大変適しているのですが、その石垣の隙間をセメントで塞がれたりするともうダメです。

この写真の個体は、この壁面の下部の、コンクリートの割れ目や破れ目などを自然の穴のかわりに用いているのでしょう。壁面が古くなり崩落しかかっているのが、むしろ幸いしているというわけです。

※ニホントカゲ
千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)
千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)


▽ニホントカゲに関する過去の記事

越冬明けのニホントカゲ 2012.3.21

ニホントカゲの赤ちゃん 2011.8.7

ニホントカゲの幼体 2010.9.27

ニホントカゲの幼体 2010.8.4

ニホントカゲの日光浴 2010.5.23

ニホントカゲ、コバネイナゴを襲う 2009.10.15

ニホントカゲの幼体 2009.8.5

ニホントカゲ、雄同士の闘争 2009.4.26

ニホントカゲ 2008.4.25
関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/05/07 18:26 ] 爬虫類 | TB(-) | CM(3)
ニホントカゲ
はじめまして!
ニホントカゲの幼体かわいいですね!
記事にもある通りニホントカゲの好む環境が乱開発により確実に奪われているのは、トカゲファンとして悲しいことです。
石垣にしても僕の地元で見かけるのは石の隙間がコンクリートで固めたものばかりです。
ちなみにカナヘビは庭に沢山いますがニホントカゲは昔は結構いたのですが近年ほとんど見かけません。
[ 2017/01/17 17:52 ] [ 編集 ]
ミッドナイトさん、初めまして。
トカゲは本当に、カナヘビ以上に各地で減っている印象がありますね。
隙間のある石垣など、トカゲのために残されていればよいのですが。

春が来たらまたトカゲに出会要るのが楽しみです。
[ 2017/01/18 23:15 ] [ 編集 ]
はじめまして!
私の地域にはトカゲやカナヘビがたくさんいますが、圧倒的にカナヘビの方が多かったです。カナヘビは主に用水路の近くの草むらや団地の隣の草むらにかなりいましたが、トカゲは神社に積み上げられた石垣でしか見た事がありません。住む場所によっても繁殖に差は出るものなのでしょうか?
[ 2018/05/04 02:37 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。