ヒメヒゲナガカミキリ

2012.05.26(Sat)

かの大生物学者のホールデンが「すべての生き物をお造りになった神様というものがいるとしたら、神様はよほど甲虫が好きだったんだ」と言ったというくらい、甲虫の仲間というのは多種多様です。その中のカミキリムシの仲間だけで、全世界で2万種以上もあるということです。

日本でも、800種あまりが確認されています。美しいものや変てこな姿をしたものなどとにかくいろいろなのですが、ヒゲナガカミキリ族は、名前の通りとにかく触角が長いのが特徴です。

この日出会ったヒメヒゲナガカミキリは、体長2cm弱ほど。その体表はなんだか鋳物のような質感をしています。

P5256867.jpg P5256868.jpg
(20120525 千葉市若葉区)

広葉樹の枯れ木や伐採木に発生するカミキリムシなので、手入れの行き届いた昔ながらの谷津田の斜面林のようなところではよくその姿を見ることができます。しかし残念ながら、そのような場所はだんだん少なくなってきました。この虫を里山のシンボルだと思う人は誰もいないでしょうが、その生活はまさに、適度に人為的な管理がなされた里山にマッチしたものであったのです。
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Category: 昆虫類・甲虫目

21:20 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

鰻侍 #L1ch7n1I

小さくて可愛いカミキリですね。

もうカミキリムシも活動始めているのですね。

適度に人為的な管理がなされた里山に依存している生き物って多いですよね。

2012.05.28(Mon) 00:21 | URL | EDIT

tak #o/PXu/q6

>鰻侍さん
材木に依存するカミキリムシには、里山に生態がマッチしたものが多いですね。

この写真を撮った場所も耕作放棄と山林荒廃が進んでいます。。。

2012.05.28(Mon) 18:12 | URL | EDIT

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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