ニホンカワトンボの交尾

2012.05.30(Wed)

今日は水路の調査を行っていたのですが、途中で「長靴がなぜか両方いっぺんに水漏れし始める」というトホホなトラブルにより上陸を余儀なくされました。

逆さにした長靴を振りつつふと横を見ると、カワトンボのカップルが交尾の真っ最中でした。

IMG_7727.jpg IMG_7729.jpg
(20120530 千葉市若葉区)

・・・見事にハート形です。右上が雄、左下が雌です。このハート形にはもちろん理由があり、トンボの雄は腹部前端付近に精子をたくわえておく場所があり、雌がそれにアクセスするためにこのような体勢になるわけです。雄の尻尾の先にはクワガタ状のはさみがついており、これで雌の首をしっかりとつかんでいます。

動画も撮影してみました。



一旦離れた後、向き合って雄が翅をゆっくり動かしたりしているところなどまるで会話をしているようで、なんだか他人の情事を覗き見してしまったような気恥しさがあります(いや、実際そうなんですが)。しかし、カワトンボの飛び回る季節はもうすぐ終わりであり、6月には成虫が死に絶えてしまうことを思い出すと、こういった光景もまた、違った意味を持って迫ってきます。

※ニホンカワトンボ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)


▽ニホンカワトンボに関する過去の記事

ニホンカワトンボ・2012年 2012.5.9

ニホンカワトンボのヤゴ 2011.9.26

ニホンカワトンボの未成熟個体 2010.4.24

ニホンカワトンボのいろいろ 2009.5.17

ニホンカワトンボ 2009.5.1
関連記事
スポンサーサイト

Category: 昆虫類・トンボ目

20:39 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

POST COMMENT


プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
650位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
72位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑