コオニヤンマのヤゴ

2012.06.03(Sun)

この谷津田では昨年来、生物調査を請け負わせて頂いておりまして、定期的に足を運んでおります。

調査を始めたばかりの昨夏にはコオニヤンマの成虫を何度も確認しています。ヤゴも出るんじゃないかなーということで、「このへんだろ」とアタリをつけた水路をガサガサしても、網に入るのは他のトンボのヤゴばかりでございました。

ところが、本日同地でサイエンスセミナーがございまして、受講生の小学生男子が、まさに私がアタリをつけていたその場所で網を一振りし、「これ、何ですかー?」

P6036891.jpg P6036893.jpg
(20120603 袖ヶ浦市)

・・・。

まさしく、これがコオニヤンマのヤゴであります。平べったい特異なスタイルをしており、知らなければ一見してヤゴにすら見えませんね。日頃は流水の底の砂礫の中に隠れて暮らしています。羽化には二年ほどかかります。

成虫となったコオニヤンマは、確かにオニヤンマに似ていますが、オニヤンマ科でもければヤンマ科でもありません。実際にはサナエトンボ科に属しており、日本最大のサナエトンボでもあるのです。

▽コオニヤンマに関する過去の記事

コオニヤンマ 2009.6.15
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Category: 昆虫類・トンボ目

20:56 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

itotonbosan #zskq6GdQ

コオニヤンマの複眼が離れているのに,
オニヤンマの方はくっついていました。
雄の腹端は曲がり「へ」の字に見えます。
似ていますが科も違うトンボでした。

2014.01.31(Fri) 16:51 | URL | EDIT

大島健夫 #-

>itotonbosanさん
そうですね。オニヤンマはぶらさがるようにとまるのに、コオニヤンマは水平にとまり、地面にも降りますよね。それにしてもコオニヤンマのヤゴって、まるでウチワみたいですね(笑)

2014.01.31(Fri) 16:59 | URL | EDIT

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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