卵嚢を保護するアズマキシダグモ

2012.06.09(Sat)

アズマキシダグモは、網を張らずに植物上などで獲物を待ち受けて捕食する、徘徊性のクモです。体長は大きくても1.5cmくらいなのですけれど、クモというのは脚が長いのでもっと大きく見えます。その体色や模様には実に様々な個体間変異があります。

何やら白いカタマリをくっつけて歩いているのに出会いました。

P6087078.jpg
(20120608 千葉市若葉区)

これは、「雌が卵嚢を保護しているの図」です。しばしば「卵を抱いて歩いている」というふうに表現される光景ですが、実は抱いているのではなく口でくわえているのです。雌はこの後、孵化の頃になると植物の葉に糸で簡素な網を作って卵嚢を固定し、孵化するまで見守るのです。

▽アズマキシダグモに関する過去の記事

アズマキシダグモ 2011.3.4


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Category: 鋏角類

11:32 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

hayenokaze(南風) #-

クモの同定

クモの仲間、成長などによっても変異が激しいので、いつも同定に苦労しています。
そのくせまじまじと見たら可愛いいので、同定なんてどうでもいいやって、気になってしまいます。

卵嚢から幼体が出てくるとき、まさしく「蜘蛛の子を散らす」状態が出現するわけですね。

2012.06.10(Sun) 23:29 | URL | EDIT

tak #o/PXu/q6

>hayenokazeさん
同じ種でも模様に変異があったりするのでなおさらですね。
私もクモとガにはいつも苦労しております。

2012.06.11(Mon) 11:34 | URL | EDIT

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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