シオカラトンボの未成熟個体

2012.07.09(Mon)

夕闇の迫る林縁で、一瞬、なんだか一点だけがぼうっと光ったように明るく見えました。

近づいてみると、シオカラトンボの未成熟個体がぶらさがっているのでした。

P7087834.jpg P7087842.jpg
(20120708 千葉市若葉区)

透き通った翅、薄い色の複眼。そして、尾部付属器の形状にご注目ください。このトンボは雄なんです。シオカラトンボの雄も、羽化間もない頃は青白い粉を吹いていないのです。写真では伝わりにくいですが、例えようもない瑞々しい姿です。

トンボの羽化は通常、夜間に行われ、数時間かかります。それは外敵に対して全く無防備でいなければならない魔の時間帯です。しかも、仮に誰にも襲われなかったとしても、羽化そのものに失敗する個体も多くいます。翅を獲得し、空を飛び、分布を広げ、子孫を次代につなげるために、彼らは最高のリスクを負って自らの形態を変化させていくのです。

▽シオカラトンボに関する過去の記事

シオカラトンボ(♀)、ナツアカネを捕食する 2010.8.21

シオカラトンボ(♂)の未成熟個体 2009.7.30

シオカラトンボの交尾 2009.5.30

シオカラトンボ(♀) 2008.7.30

シオカラトンボ 2008.5.27
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Category: 昆虫類・トンボ目

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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