水中のタイコウチ

2012.08.17(Fri)

ひとくちに肉食性の水生カメムシといっても、その獲物の捕え方にはさまざまなバリエーションがあります。水面上を走り回るアメンボの仲間、背泳ぎで水面に落ちてくる獲物を探すマツモムシ、表層部分を泳ぐ獲物を待ち伏せするミズカマキリなど。

タイコウチもやはり「待ち伏せ型」です。こんなスタイルで待ち伏せています。

P8170618.jpg
(20120817 袖ヶ浦市)

お尻に細長く突き出た「呼吸器」を忍者のように水面上に突き出し、下に向かって鎌を構え、水底の動物を狙うのです。そのため、浅い場所を好みます。背中には泥というかゴミのようなものまで背負ってカムフラージュも万全です。

P8178513.jpg

(20120817 袖ヶ浦市)

すくい上げて泥を落としてやるとこの通り。まことにカッコいいのですが、こうして綺麗な姿でシャカシャカ泳いでいたんではお仕事になりません。けっこう素早く泳ぐこともできるのだけれど、待ち伏せの際は全く不動です。野生の動物、特に肉食の動物は、運動のための運動ということは一切やらないのです。

▽タイコウチに関する過去の記事

タイコウチ 2011.9.1




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Category: 昆虫類・カメムシ目

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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