ハラビロカマキリ、アブラゼミを捕食する

2012.09.20(Thu)

青葉の森公園を歩いていたら、突然、前方の頭上からけたたましいアブラゼミの声が聞こえ、すぐにやみました。ははあ、何かに捕まったな、と思い、声がしたあたりをきょろきょろと見上げると、捕まえていたのはハラビロカマキリでした。

P9158805.jpg
(20120915 千葉市中央区)

太短い体形が特徴的なハラビロカマキリは他のカマキリに比べて高所を好み、かなり高い木の上でも見つかります。動画でご覧ください。



レスリングで言うところのリバース・フルネルソン、いや、形としてはむしろ相撲で言うところの『カンヌキ』の方が近いでしょうか。カマキリの『鎌』は、しっかりとセミの両方の翅の根元を極めており、セミは宙吊りになっています。これで、セミの声が途中でやんでしまったわけがわかったのです。この体勢ではセミは翅をばたつかせて暴れることさえできません。ほぼ全く動けないセミを、カマキリは生きているうちに頭からかじっていきます。そういう視点で見ると食って生き延びるものと食われるものとの関係をある意味で端的に表しているというか、非常に残酷とさえ言える日常の現実の一コマです。

▽ハラビロカマキリに関する過去の記事

ハラビロカマキリの褐色型 2012.9.5

ハラビロカマキリの卵鞘 2008.11.2

ハラビロカマキリ 2008.9.12
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Category: 昆虫類・カマキリ目

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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