ハシブトガラスの採餌

2012.09.23(Sun)

この日は朗読仲間の村田活彦さんのポエトリーリーディングライヴを観に、清澄白河の「そら庵」に行きました。

・・・例によってその前に時間をひねり出し、清澄庭園に寄り道しました。主として庭園の池のカメを見に行ったのですが、途中からハシブトガラスがおもしろくなってしまいまして。

ここでは売店で、池のコイのための餌を売っています。土曜の夕方ということで、池の周囲には親子連れ、様々な団体さんなどがそこかしこでこの餌を水に投げ込んでいます。群がるコイもカメもみなよく太っております。

中にはうっかり、池じゃないところにこぼしたりぶちまけたりしてしまう人もいるようで、道の上に白くばらまかれた餌の上に、ペアの二羽がやってきて、せっせとついばみ始めました。



ハシブトガラス。英名は『ジャングル・クロウ』。元来北方系、草原性のハシボソガラスとは逆に、元来南方系、森林性のカラスです。まるで鉈のように逞しい嘴を器用に動かして砂利の間から餌を取りわけて食べています。そして、地味に驚かされるのは、翼を全く使わず、助走も予備動作もほとんどなしで、自分の頭よりも高い杭にひょいと飛び上がってしまうその身体能力の高さです。鳥が恐竜の子孫であるという話も、その動きを見ていると実感が伴ってくるような気がします。

杭の上に飛び上がったりしていた方は、しばらくして池の水際に移動し、割石の上に落ちている餌を突つき始めました。

P9228917.jpg P9228921.jpg
(20120922 東京都江東区)

この写真、マクロで撮っております。手を伸ばせば余裕で届きそうな距離です。全然私を気にせず、せっせと石の上に残った餌を拾っています。都市公園のカラスは堂々たるものです。

P9228920.jpg
(20120922 東京都江東区)

誰もが「黒い鳥」というイメージを持っているであろうカラスも、こうして見ると、決して漆黒ではなくかなり紫がかっていることがわかります。カラスは人間よりも紫という色彩に対する認識力がずっと強いそうですから、もしかすると彼ら自身は、自分たちは黒い鳥ではなく紫の鳥だと思っているかもしれません。

▽ハシブトガラスに関する過去の記事

ハシブトガラス 2009.6.24



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Category: 鳥類

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Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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