DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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ツマグロヒョウモン、セイタカアワダチソウで吸蜜する

道端のセイタカアワダチソウに、ツマグロヒョウモンの雄が吸蜜に来ています。ツマグロヒョウモンのツマグロとは「褄黒」で、雄の翅の外縁部がご覧のように黒いことに由来しています。レモンイエローのセイタカアワダチソウとの取り合わせはなかなか鮮やかです。



しかし、「綺麗だねえ~」と言ってばかりもいられません。この光景は、元来、房総半島では見られなかったバスの光景だからです。セイタカアワダチソウはもちろん北米原産の外来種で、最初に移入された時期には若干はっきりしない面もあるものの、拡散したのは第二次世界大戦後になってから。いっぽうのツマグロヒョウモンは南方系のチョウで、ほんの10年ばかり前までは東海以西にしか住んでいませんでした。それが地球温暖化に伴い北上を続け、今では関東地方ですっかり普通のチョウとなっているのです。そしてその陰では、セイタカアワダチソウには在来の草原性植物を、ツマグロヒョウモンには北方系の各種のヒョウモンチョウが、それぞれ生息域を狭める結果となっています。

今から10年後、千葉の野山にはどんな花が咲き、どんなチョウが飛んでいるでしょうか。それはことによると、現在では想像もつかないようなものである可能性も十分にあります。

※セイタカアワダチソウ
要注意外来生物


▽ツマグロヒョウモンに関する過去の記事

ツマグロヒョウモン(♂) 2009.10.19

ツマグロヒョウモン(♀) 2008.7.21

▽セイタカアワダチソウに関する過去の記事

セイタカアワダチソウだよ全員集合 2009.11.27

セイタカアワダチソウ 2009.10.21
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[ 2012/11/05 11:59 ] 昆虫類・チョウ目 | TB(-) | CM(0)
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