キッコウハグマ

2012.11.22(Thu)

11月も後半。房総丘陵の昼なお暗い林床。しかも冷たい雨が降ったりやんだり。そんな状況でも、足元に目を凝らせばこんな可憐な花と出会うことができます。キッコウハグマです。

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(20121122 大多喜町)

ちっちゃくてかわいいけれど一見して何科だかわからないようなこの花、キク科はモミジハグマ属です。花の直径は1cmほどで、よく見ると三つの小さな花がより合わさった形をしています。

キッコウハグマというのは漢字で書くと「亀甲白熊」という、子供が考えた怪獣みたいな字面になります。「白熊」と書いて「ハグマ」というのは、実はホッキョクグマとは別に関係がなく、ウシ科の「ヤク」の、房みたいな尻尾の毛のうち、白いやつのことを指します。ヤクの尾は中国から輸入され、中世の日本で、払子や鎧兜の装飾のような兵装品として愛好されたのです。ちなみにこのヤクの尾の黒いやつは「黒熊」と書いて「コグマ」、赤いのは「赤熊」と書いて「シャグマ」と呼ばれて用いられました。

では、「亀甲」というのは何か?

それはこの、

IMG_2505.jpg
(20121122 大多喜町)

ちょっとスミレみたいな五角形の葉が亀の甲に似てるから・・・なんですって。
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Category: 山野草

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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