DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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トラフババヤスデ

ヤスデはしばしば、ムカデと一緒くたにされて恐れられたり嫌われたりしますが、実のところムカデ類とヤスデ類の形態はけっこう異なっています。

ヤスデには、ムカデのような毒牙はなく、噛みつくこともありません。そもそもムカデが小動物を襲って食べているのに対し、ヤスデは腐りかけた落葉などを食べているのですから、毒牙などあろうはずがないのです。生態系の中でムカデは捕食者、ヤスデは分解者なのです。

また、ムカデには体節一つにつき一対の脚が生えていますが、ヤスデには二対生えています。ヤスデというのは世界でももっとも脚の多い生き物で、北米にはなんと750本もの脚をもつ種が知られています。

そんなわけで、大量に発生したキシャヤスデが群で線路を横断して列車を止めてしまった・・・というような特殊な場合を除き、ヤスデというのは基本的には人間にとって全く無害な生き物なわけです。むしろ先に述べたように分解者として豊かな森林土壌を形成する役目を担っております。かっこうが気持ち悪いからといって殺虫剤を賭けたりしないであげてください。

このトラフババヤスデは、千葉と茨城でしか記録されていない、全国的に見るとちょっぴり珍しいヤスデです。

IMG_7825.jpg IMG_7826.jpg
(20130502 千葉市若葉区)

・・・写真右側が頭です。

体長は3.5cmあまり。なかなか堂々とした姿です。ゆっくりとした動きで、林床の落葉の中へと消えていきました。

※トラフババヤスデ
千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)

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[ 2013/05/02 21:44 ] 多足類 | TB(-) | CM(0)
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